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2017年10月13日 (金)

前セクレタリー+77人「プロテスト」裁判、被告側の主張(4)

前セクレタリー(現アジアディレクター)は「答弁書」に続き、8月2日付けで「準備書面」を東京地裁に提出しました。

ここでも、前セクレタリーは「答弁書」と同じ主張を繰り返しています。

「(プロテストは)本当は審議されていない」

「いかなる(プロテストの)申請も事前に相談してどのように処理するかの協議をするもので、審議ではありません」

「原告代理人の主張しているプロテストを審議した結果と言う主張は間違いです」--。

そして、前セクレタリーは、前アジアディレクターから次のような連絡を受けたと主張しました。

「『原告らが今回のプロテストの以前に、日本の裁判として起こしている事件の判決が出るまでTICAでの審議を棚上げにします』とのボードミーティングの意向である事を聞きました」--。

ここで前セクレタリーは、新たに「協議」なる言葉を持ち出し、「協議」はあったが「審議」はなかったとの主張を展開しました。

しかし、なぜこんないい加減とも思える主張をしたかと言えば、おそらく「協議」と「審議」の区別が分からなかったからではないでしょうか。

「公聴会」開催の動議が出され、賛成多数で可決したわけですから、そこには「審議」がなければならないからです。

加えて、前アジアディレクターから受けた連絡なるものを根拠にした主張も、”意味不明”と言わざるを得ません。

前セクレタリーがなぜ、「審議されていない」ことに拘泥するのか分かりませんが、前アジアディレクターの連絡なるものは、「審議を棚上げする」ということであって、「審議されていない」ことを示しているわけではありません。

つまり、審議したところ、「公聴会」を開く必要性が認められたために審議を棚上げしたのであって、前セクレタリーが主張する「審議されてない」ことの根拠にはなり得ないのです。

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