前セクレタリー+77人「プロテスト」裁判、被告側の主張(16)
この裁判は、前セクレタリーと89人の「共同申立人」が、TICAの「プロテスト」という仕組みを”悪用”して、アクトや私たちに対して嫌がらせをしたかどうかが争われています。
もし、それが裁判所において事実認定され、前セクレタリーが敗訴したなら、当然のことながら前セクレタリー1人だけの問題では済みません。
昨日のブログでもお伝えしましたが、「Co-signers」は”連帯保証人”であり、「プロテスト」について前セクレタリーと同様の責任を負うことになるからです。
つまり、「共同申立人」も、TICAの「プロテスト」という仕組みを”悪用”して、他のクラブやメンバーを差別し、嫌がらせをしたことの責任を負わねばならないことを意味します。
そして、その中にはTICAの元アジアディレクター、現セクレタリーも含まれますし、何人かのジャッジも含まれます。
現アジアディレクター、元アジアディレクター、現セクレタリー、ジャッジがいわば”共謀”し、TICAの「プロテスト」の手続きを“悪用”して差別や嫌がらせをしたことになるわけですから、TICA全体から見ても、創設以来の”大不祥事”になることは間違いありません。
この裁判が、ほかの「出陳拒否」裁判や「ハラスメント」裁判と大きく異なるのは、単に民事訴訟の勝訴・敗訴が決まるだけなく、現セクレタリーやジャッジを含めた何十人ものTICAメンバーの責任も問われる事態になりかねない点にあります。
仮に、原告側が勝訴した場合には、89人のうちの何人が本当の意味での「Co-signers」であり、”連帯”して前セクレタリーと同じ責任を負うべきであるのかが、裁判が終わった後の問題として出てくることになります。
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