正当な理由なき恣意的変更に反対します!(1)
「ショースケジュールの掲載変更に関して(案)」について、正当かつ合理的な理由と根拠があり、TICAの理念とルールに則るものであれば,、アクトとしても大いに賛成しますが、そうでないのであれば断固として反対します。
では、10日に配布された「掲載変更案」に、正当かつ合理的な理由と根拠があるかどうかを考えてみます。
アジアディレクターとスケジュール担当者が理由らしき事情として挙げたのは、たった1つの以下の出来事についてでした。
「2018年4月末のACCとECCの調整は不調に終わり、結局ECCが下りる結果になりました」--。
このたったひ とつの出来事を以てして、変更しようとしているわけです。
各クラブの開催希望が何カ所も重複し、どれもこれも調整が不調に終わって、リジョン運営が大混乱を来しているという現状があるなら分かりますが、実際はそうではないのです。
これでは制度変更の正当かつ合理的な根拠とはなり得ないのは当然でしょう。(これで正当かつ合理的な理由だと言い張るなら、それはまともな大人としての常識と良識を持ちあわせているとは思えません)
2番目に、実際に「調整」が行われたかどうかは措くとして、最終的には「ECCが下りる結果」になり、うまく収まったわけです。
ECCが今なお、「下りる」ことなく開催を主張し続けているのなら、文字通り「調整は不調に終わ」ったと言えるかもしれませんが、両クラブでどのようなやり取りがあったにせよ、傍から見れば「ECCが下り」てスケジュールはうまく決まったわけです。
アクトとECCが互いに譲らず、年明け2月になってもどちらが開催するか決まらない状態に陥ったというなら、制度変更の必要性も分かりますが、そうではないのです。
ECCが「下りる」ことで、「開催希望日を譲り合うことで重複してもクラブ間では全く問題のない歴史」が続いており、「ECCが下りる」ことで「クラブ間での協調精神が成り立って」いるのは、今も変わらないのです。
アクトだけがどの重複日程も譲らずにいるというのならアクトに対する批判が高まっても仕方ありませんが、アクトも別の重複日程では他のクラブに日程を譲ってきたわけです。
「開催希望日を譲り合うことで重複してもクラブ間では全く問題のない歴史」が続き、「クラブ間での協調精神が成り立って」いる状況が以前と変わらない以上、アジアディレクターとスケジュール担当者の主張には、正当かつ理由と根拠は全くないと言わざるを得ません。
正当な理由も根拠もない恣意的な変更は、到底フェアなスケジューリングとは言えず、日本のキャットクラブ全体が恣意的なショースケジュールの入れ方をしているとの偏見を持たれかねません。
正当な理由も根拠もない恣意的な変更は、明らかにTICAのモットーと理念に対する”裏切り”行為であるとともに、TICA By-Laws 12.1.7, 102.1.5に対する明確な違反行為であり、アクトとしてはアジアディレクターとスケジュール担当者に同調することは決してできません。
※本日は2本アップする予定にしています。「前アジアディレクターが300万円の賠償求め提訴(15) 」は18:00アップの”夕刊”で掲載します。
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