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2017年8月22日 (火)

【TICA】「Cat count」の”水増し”問題を考える②

このディレクターが解決策のひとつとして提案しているのは、「Cat count」に入れる猫の要件の見直しです。

IWやRWのランキングポイントを計算する際に、TICAナンバーを持たない「pending」でエントリーされた猫の数は差し引くというものです。

こうすれば、いわゆる「Cat count」の”水増し”問題は解決できるのではないかとしています。

では、日本では実際のところ、どうなっているかというと、前アジアディレクターがオーナーのクラブにおいて、その傾向が見られるので、一例として検証してみましょう。

例えば、7月30日のショーではチャンピオンシップクラスで45頭のエントリーがありましたが、「pending」の猫は8頭いました(いずれもカタログベース)。

Pending比率は18%となります。

では、6月3~4日のショーはどうだったかというと、チャンピオンシップクラスで73頭のエントリーがありましたが、「pending」の猫は半分を超える40頭いました(同)。

Pending比率は55%に上ります。

この比率が欧米のショーに比べて高いのか低いのかは分かりません。

それは欧米のクラブ関係者、ジャッジしか分からないでしょうが、恐らく「日本」「中国」「ロシア」はPendingの猫のエントリーが多く、それが「"stuffing" problems」の主原因と感じているように思われます。

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