【TICA】「Cat count」の”水増し”問題を考える⑥
もし、ショー当日時点の「Cat count」と、その後の正式な「Cat count」が多少違ってきてもいいなら(注1)、「Pending」の猫に登録のための一定の猶予を与える救済案があってもいいかもしれません。
現状のルールでは、「Pending」での出陳は1回だけは認められているわけですから、登録を申請済みながら、TICAナンバーが得られていない猫については1回だけ「Pending」でのエントリーを認め、「Cat count」にも入れるという案です。
そして、2回目以降の「Pending」でのエントリーはルール違反なのですから、そうしたケースの猫についてだけ「Cat count」から差し引くという手もあります。
もちろん、そこには解決すべき課題もあります。
どうやって2回目の「Pending」、あるいは初めての「Pending」と確認できるのか、事後的にTICAナンバーを取得したことをどうやって把握するかなどです。
特に年度末のショーについては多くの問題が生じるでしょう。
なんと言っても、原則としてポイントの訂正等の申告は5月7日までにしなければならないからです。
「Cat count」はAward Pointの点数に直結するだけに、1点違いで順位が変わったり、RW/IWの獲得の可否にかかわったりします。
Award pointの計算や確認が煩雑になったり、正確な集計・発表が遅れたりしてはならないことも念頭に入れなければならないと言えます。
注1)現状でもEstimate StandingとOfficial Standingの「Cat count」は微妙に異なるケースが往々にしてあります。
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