前アジアディレクターが300万円の賠償求め提訴(3)
「裁判を起こすようなクラブに協力することはできません」--。
あるジャッジはアクトに対してはっきりとこう言いました。
もし、この発言に”うそ偽り”がないのなら、このジャッジは前アジアディレクターがオーナーのクラブのショーにも、今後は協力しないようになることでしょう。
そして、もしそうではなく、アクトに対しては非協力を貫く一方で、前アジアディレクターがオーナーのクラブのショーには協力するということであれば、このジャッジがアクトを差別した明確な証拠となり得ます。
”訴訟合戦”になったことの是非は措くとして、少なくとも裁判を起こす方が悪いという”裁判悪玉論”がTICAアジア内で通用しなくなることはいいことのように思えます。
裁判を起こす方が悪いのか、裁判を起こされる方が悪いのかではなく、差別やいじめ、パワハラをする方が悪いのです。
本来であれば、「同じTICAメンバーに対し、差別やいじめ、パワハラをするようなクラブには協力することはできません」というのが正しい対応であり、そうした対応を通じて”自浄作用”が働くのが健全な組織というものです。
しかし、TICAアジアにおいては、「裁判を起こす方が悪い」とか、「裁判を起こすようなクラブには協力できない」とか、さらには「裁判を起こすようなクラブに協力するメンバーやクラブには協力できない」と”同調圧力”をかける人が後を絶ちません。
これでは、組織の正常化、健全化を目指すどころか、”腐敗”が進むだけでしょう。
新たな訴訟が提起されることは決して喜ばしいことではありませんが、これを機にTICAアジアから「裁判を起こすようなクラブに協力することはできません」という筋違いな”通告”をするメンバーがいなくなることを願ってやみません。
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