前アジアディレクターが300万円の賠償求め提訴(2)
「高額な賠償金を請求されています」--。
前アジアディレクターであったクラブオーナーは、自らが主催したショーカタログの「ご挨拶」でこう書き、あたかも自分たちは”被害者”であり、加害者は裁判を起こす方であるかのような”印象操作”をしました。
しかし、もう違います。
私も、前アジアディレクターから300万円という「高額な賠償金を請求されています」…。
これで立場は同じになったというわけです。(※もちろん訴額は異なります)
ただ、立場は”対等”になったかもしれませんが、その意味合いは全く違うということに気付かねばならないでしょう。
私は、一般のTICAメンバーが訴訟を起こすのと、アジアディレクターを3期も務めた人物が一般メンバーを訴えるのとでは、全く意味合いが違うと思っています。
裁判を起こす権利は誰にでも平等にありますから、その権利を否定するつもりはありません。
しかし、私がこのブログで常に指摘していることは、それぞれの地位と立場に応じた振る舞いや発言が欠かせないのであり、軽はずみで不用意な言動は慎むべきであるということです。
ディレクターという職から離れたから、訴訟を起こしても構わないと思ったのかもしれませんが、TICAにおいて3期もディレクターを務めた人物が一般メンバーを相手に訴訟を起こすことが相応しい言動であるのか問われないとは言い切れないでしょう。
一般メンバーから起こされた訴訟を正々堂々と受けて立つのと、自ら300万円の賠償を求めて訴えを起こす行為に打って出るのとでは大きな差があります。
ましてや、TICAのディレクターを3期9年務めたベテランのAllbreed Judgeであるわけですから、相応しい言動が求められて当然ではないでしょうか。
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