【eセミナー】クラーキングスクール夏季講座②
今日のテーマは、噛み付いた猫の扱いがどうなるかです。
実は、これに関連したルール改正案が、かつてボードミーティングで出され、大きな話題となりました。
まず、現状のルールがどうなっているかを確認しましょう。
Show Rule 216.9には以下のように書いてあります。
「A judge shall disqualify and dismiss from the ring any cat that bites」--。
日本語に訳すと、「ジャッジは噛み付くいかなる猫も失格とし、リングから退場させねばならない」となります。
これは、「ARTICLE SIXTEEN(第9条) - Judging Procedures(審査手続き)」の中の「Disqualifications(失格)」のところに入っているルールです。
このルールの解釈のポイントは以下の2点です。
①誰に噛み付いたかではなく、とにかく噛み付くような(あるいは噛み付いた)猫を対象にしていること
②ジャッジの審査中に限定するものではなく、リング内で噛み付くような(あるいは噛み付いた)猫を対象にしていること
クラークの「更新テスト」を受けられている方々からは、もしかすると「なぜ、そう言えるのか?」「勝手に解釈しないで!」という”突っ込み”が入りそうですが、根拠と理由なく、言っているわけではありません。
それについては明日、お伝えしたいと思います。
※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。
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