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2017年7月12日 (水)

【eセミナー】クラーキングスクール夏季講座③

Show Rule 216.9:A judge shall disqualify and dismiss from the ring any cat that bites.

昨日は、解釈のポイントを2つご紹介しました。(①誰に噛み付いたかではなく、とにかく噛み付く猫を対象にしていること、②ジャッジの審査中に限定するものではなく、リング内で噛み付く猫を対象にしていること)

このルールに限りませんが、解釈するに当たっては、常に「根拠」と「理由」を念頭に置かなければ、自分勝手に解釈して、後々、トラブルになりかねません。

今回のテーマに関しては、2014年のアニュアルボードミーティングの「議案」と「議事録」を再確認する必要があります。

実は、この時、216.9の記述が「曖昧である」という理由から、全面的に書き直す改正案が提出されたのでした。

その時の改正項目のひとつが以下のようなものでした。

216.9 Any cat or kitten which intentionally bites the judge, clerk, steward, trainee or any other show official during the course of judging, shall be immediately disqualified from that ring. The cat shall not be eligible to compete in any rings in which it has not already been judged for the remainder of the show.

改正のポイントは3つありました。

1つは、「intentionally bites(意図的に噛み付く)」場合に限定したこと。(※猫が意図的に噛み付いたか、意図的でなかったかを、どう見分けるかは置いておきます)

2つ目は、誰に噛み付いたかをはっきりさせて、「the judge, clerk, steward, trainee or any other show official」と限定したこと。

3つ目は、「during the course of judging(審査の過程の間)」とすることで、噛み付く行為が起きた場面もはっきりさせたこと。

しかし、この改正案に対しては、「No Action(=改正しない)」という動議が出されて可決されました(=改正されないことになりました)

つまり、①猫が意図的であったかなかったかは関係ない。②誰に噛み付いたかは問題ではなく噛み付く行為自体を問題とする、③ジャッジのハンドリング中に限定するわけではなく、リング内での出来事として適用する--ということが分かります。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

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