再びとんでもない”虚偽報告”が発覚(2)
前アジアディレクターであったクラブオーナーがTICA法律顧問宛に”虚偽報告”したのは、あくまで原告側として提出したジャッジの「陳述書」に関してです。
実は、前アジアディレクターはTICA法律顧問に対し、被告側代理人弁護士の「文書」も英語にして送っています。
もし、前アジアディレクターの書いたことが”虚偽”でないなら、被告側代理人弁護士の「文書」にも、このジャッジの「『陳述書』は取り消された」とか、「取り下げられた」と書いてあるはずですが、そうした記述は一切ありませんでした。
そもそも、前アジアディレクターが仮に、このジャッジから「陳述書」を取り消したとか、取り下げたと聞いたとしても、自分の代理人弁護士に、「原告側として提出されたジャッジの『陳述書』が取り下げられたと聞きましたが、事実ですか」と聞けばいいだけの話でした。
容易に確認できることをせず、”嘘八百”を報告したわけで、しかも前アジアディレクターにおいてこうしたことは一度や二度ではないわけですから、そこに”悪意”を感じたとしても不思議ではないのではないでしょうか…。
もはや、”あることないこと”を話すとか、”尾ひれはひれ”を付けて話すとかいったレベルを超えた、ある種の”悪質さ”に恐怖を覚えずにはいられません。
「フェイクニュース」や「オルタナファクト」が世界中を跋扈していますが、だからと言って趣味の世界も同じでいいはずがありません。
趣味の世界であるからこそ、人を貶めたり誤導したりするような”虚偽報告”や「フェイクニュース」「オルタナファクト」とは無縁であるべきではないでしょうか。
健全な組織とするためには、まずトップが確認努力を怠らず、事実関係を正確に把握したうえで伝えるという基本動作を率先しなければなりません。
※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。