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2017年7月 1日 (土)

「裁判」の最近の状況について(17)

前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける「出陳拒否」裁判では、”印象操作”を強くうかがわせる被告側の「主張」が、最後まで正されることなく、結審しました。

例えば、アクトの2013年4月29日のショーに関し、被告側は「ACC4月ショーによる影響は、世界中のTICA会員に及ぶ非常に甚大なものであった」と主張し続けました。

しかし、被告側は、①影響が世界中のTICA会員に及んだという事実、②その影響が非常に甚大なものであったという事実--について、最後の最後まで立証することはありませんでした。

唯一の根拠らしき事情は、被告側が「TICA公式メーリングリスト」と”言い張る”Yahoo Group Mailであり、被告側は「ACC4月ショーに対する批判や非難で溢れかえった」と主張しましたが、素人の私の目から見ても”杜撰”で”いい加減”としか映りませんでした。

なぜなら、被告側が「証拠」として提出した投稿のプリントアウトは20人強の投稿者による30件前後の投稿に過ぎなかったからです。

このメーリングリストのメンバーは2000人前後ですから、「証拠」として提出された投稿者はたった1%に過ぎません。

TICAの会員は全世界で5000人以上いますから、投稿者はたった0.4%に過ぎないのです。

こんな「証拠」で、どうして「影響は世界中のTICA会員に及ぶ非常に甚大なものであった」と言えるのか、私には全く理解できません。

TICAのジャッジとして、TICAのディレクター経験者として、TICA公認クラブのオーナーとして、TICAの”看板”を背負っている”誇り”や”プロ意識”があるなら、司法の場における「主張」についても、誰もが納得する裏付けと根拠を示した上ですべきでしょう。

まるで”尾ひれはひれ”を付けるかのような”誇大な”表現を使って「主張」することは、”印象操作”に他ならず、原告側が裏付けと根拠に乏しいと指摘し続けたにもかかわらず、”正さない”のはそこに”悪意”があるからとしか思えないのです。

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