【TICA】春のボードミーティング議事録から(5)
今回の春のボードミーティングでは、前アジアディレクターがオーナーのクラブのショーカタログ(2016年12月17~18日)の「ご挨拶」に関する「プロテスト」も取り上げられました。
「ご挨拶」の中で、前アジアディレクターだったクラブオーナーは、「一ジャッジがこの裁判(=「出陳拒否」裁判)の原告側の証人として法廷に出廷することになっていました。現実はキャンセルされました」と書いていました。
しかし、実際は、このジャッジが「原告側の証人として法廷に出廷することになっていた」事実はなく、従って「現実はキャンセルされた」事実もなかったのです。
「プロテスト」は、TICAの「ショーカタログ」に司法手続きにおける”嘘”を書くことは許されないはずだという訴えでしたが、結果は「No action」となりました。
しかし、アジアディレクター(当時)であるクラブオーナーがショーカタログの「ご挨拶」で、TICAのショーカタログの「挨拶文」として相応しくない文章を載せたこと、事実と異なる”嘘”を書いたことを、TICAのボードに知らしめることができました。
何よりも、「ご挨拶」全文の英訳を、アジアディレクター(当時)であるクラブオーナー側が提出した点は大きいでしょう。
ボードメンバー全員がショーカタログの「ご挨拶」で、アジアディレクター(当時)であるクラブオーナーが何を書いたかの”全貌”を知ることになったからです。
TICAにおける「プロテスト」の手続きは、どこで何が起こっているかをTICAのボードに知らせるという”役割”を担っている点を忘れてはならないでしょう。
もちろん、「プロテスト」をするに当たってはそれなりの費用がかかるわけですが、何もしないで闇から闇へ葬り去られてしまうよりはいいと思っています。
※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。