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2017年6月 4日 (日)

【TICA Asia】ショースケジュールの入れ方を考える(16)

ちょっと話は逸れますが、誰かが「猫は死ぬものです。なぜなら、猫は生き物だからです」と言ったとしましょう。

おそらく、みなさんは「何をいまさら当たり前のことを…」と笑うかもしれませんが、そう思うためにはある「隠れた前提」があるということを忘れてはなりません。

それは「全ての生き物は死ぬ」という暗黙の大前提です。

この暗黙の大前提があるからこそ、「猫は死ぬものです。なぜなら、猫は生き物だからです」と聞いて、大半の人が「当たり前」と思うのです。

さて、話を今回のショースケジュールの入れ方/決め方に戻しましょう。

「リジョンセクレタリー」は、「調整決定が出来ない場合には、『リジョン担当の立会の上、くじ引き』という方法を取りたいと考えております。(くじ引き方法については賛成が多数の場合決定します)」と言ってきました。(※”提案”は5月22日に取り下げられました)

もし、何の疑問も違和感も抱くことなく、「はい、そうですか…」と受け入れたクラブ代表がいるとしたら、その代表は「リジョンセクレタリー」と同じように、ある”隠れた前提”を念頭に置いていたと言えます。

この場合の暗黙の大前提とは、「どちらかのクラブに決めなければならない」という”思い込み”です。

こうした”思い込み”があるからこそ、「リジョンセクレタリー」は、「くじ引き」(でどちらかに決める)という方法を”提案”してきたと言えます。

しかし、開催希望日が重なった場合の「調整」方法、あるいは「決め方」は、本当に「どちらかに決める」という方式しかないのでしょうか?

TICAのルールを知っているメンバーならお分かりかと思いますが、決してそんなことはありません。

2つのクラブの開催希望日が重なったとしても、ショーは開ける(クリアしなければならない条件はありますが…)のです。

それなのに、なぜ「リジョンセクレタリー」は「くじ引き」という、TICAのルールにない突飛な方法まで持ち出して、無理やりどちらか一方のクラブの開催としたがったのでしょうか。

いくらでもある”解決方法”に目もくれず、思い込みの”隠れた前提”によって、一方的にひとつの方法に強いるようなやり方がまかり通る組織がまともとは思えません。

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