「出陳拒否」裁判が結審、7月24日(月)に判決!
前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける「出陳拒否」裁判(2014年2月、4月、6月ショーの分)は結審し、判決日が7月24日(月)と決まりました。
東京地裁609号法廷において、午後1時10分から「判決」の言い渡しが行われます。
今回はいろいろな意味で、画期的な「判決」と言えるかと思います。
ひとつは、前アジアディレクターであったクラブオーナーは、TICAのボードに対して「たった1匹の猫の出陳を拒否したことを真剣に取り上げる裁判所なんてどこもないと思います」と文書で伝えていましたが、実際に東京地裁で裁判が行われたこと。
2つ目は、TICAのボードはこれらの「出陳拒否」について、「No Action」としていたわけですから、TICAのボードの裁定を覆す「判決」が下される可能性があるということ。(※可能性としてはTICAのボードの裁定通りということもあり得ます)
そして、3つ目は、もし原告側が勝訴すれば、TICAのルールを悪用した「いじめ」や「嫌がらせ」があったということも認められたことになる点です。(※仮に「判決」で原告側勝訴となっても、判決文にそこまで書かれるかどうかは分かりません)
もちろん、被告側はTICAのルール(ショールール23.6)に基づき、出陳拒否したのであって、TICAのボードでも原告らが申し立てた「プロテスト」が退けられたのだから、何の問題もなかったと主張しています。
ですから、被告側勝訴ということになれば、そうした主張が通ったことを意味します。
今回の「判決」は、単に「出陳拒否」の是非が問われるだけでなく、TICAのボードの「決議」の是非も問われているだけに、TICA全体にとっても重要な意味を持つものと言えるでしょう。
※「【TICA Asia】ショースケジュールの入れ方を考える」は休載しました。
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