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2017年6月15日 (木)

改めて、このブログの役割と使命について(5)

組織論やリーダーシップ論を語るに当たり、その前提の大前提として、トップは言葉を正しく理解し、伝えられる人物でなければならないということは言うまでもありません。

それは国の大統領から、小さな趣味の組織のトップに至るまで同じです。

日本に目を移せば、TICAアジアのディレクター、クラブの代表であるなら、やはり日本語を正しく理解し、伝えられる人物でなければならないのは当然です。

例えば、「公の場でTICAを批判した場合は出陳を受け付けない」といった認識--。

なぜ、こうした社会常識とかけ離れた”非常識”な認識を持つかと言えば、第1に「批判」という言葉の正しい意味を知らず、「批判」と「非難」や「誹謗中傷」との違いを理解していないところに原因があります。

第2に、こうした認識こそ、「表現の自由」や「言論の自由」を弾圧することにつながる常軌を逸した異常な認識であることに気付かないという点です。

「批判」の正しい意味を知り、日本国憲法を理解しているまともな大人なら、決して「公の場で批判したら……」なんてフレーズが出て来るはずがないのです。

「公」の場でも、「私的」な場でも、「批判」する権利は、誰にでも許されている万国共通の権利であり、「批判」する権利を”蔑ろ”にし、”弾圧”することは健全な民主主義を毀損することにつながるのです。

TICAにおいて、「公の場で批判する」ことを”弾圧”するようなことがあり、「批判」した人が何らかの不利益を被るなら、それはTICA の使命と理念を毀損し、TICAの”看板”に”泥を塗る”行為をしていることにほかなりません。

どんなに小さな組織のトップにおいても、言葉(日本人であれば日本語、国際団体に参加しているのであれば英語も)を正しく理解できる人物でなければならないのです。

アクトのブログにおいて、言葉の説明が多いのは、そうしたことを強調することで、TICAアジアを国際団体の組織として健全にしなければならないという役割と使命を担わせているからに他なりません。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

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