【TICA Asia】ショースケジュールの入れ方を考える(1)
アジアリジョンセクレタリーから、日本のクラブ代表宛にショースケジュールの入れ方に関する”提案”らしき不可解なメールが送られてきました。
それは開催希望日が重なり、「調整決定が出来ない場合には『リジョン担当の立会の上、くじ引き』という方法を取りたい」というものです。
さらに、そこに書いてあったのは、「くじ引き方法については賛成が多数の場合決定します」という一方的な”通告”でした。
この”提案”と”通告”はTICAのルールに違反する極めて重要な問題を孕んでいますので、TICAのルールと照らし合わせながら、問題点を指摘していきたいと思います。
その前に、セクレタリーの”提案”(兼「くじ引き」に関するアンケート)によると、「今年度に於いてクラブ当事者間での決定が出来ない日程が出ています」とのことでした。
しかし、仮に「クラブ当事者間での決定が出来ない日程が出てい」たとして、「何を以てして」「どのような段階で」、リジョンオフィスが「クラブ当事者間での決定が出来ない」と”認定”(あるいは”断定”)するのか、どこにも書いてないので分かりません。
少なくとも、①クラブ当事者間で「調整」と言える実質的な話し合いが行われた事実があり、②双方の「調整」の結果、お互いに譲歩する余地が全くないことが明らかになり、③双方が「調整」を断念したことを表明する--という3点が満たされねばならないはずです。
ですが、セクレタリーの”提案”にはそうした「認定」の仕方について一切、触れることなく、一方的にアンケートを実施し、「賛成が多数の場合決定します」と”宣言”しているのです。
どういう場合に「クラブ当事者間での決定が出来ない」と判断するのかという、最も重要な”基準”を明確にせず、一方的に賛否を問うのは余りに”無謀”と言えるのではないでしょうか。
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