【TICA Asia】ショースケジュールの入れ方を考える(5)
昨夜、「リジョンセクレタリー」から、「『ショー日程の話し合い不調での当該クラブ同士のくじ引き案』につきましては取り下げさせていただくこととしました」という内容のメールが送られてきました。
それだけなら、まだ構いませんが、その後ろに極めて問題のある文章が続いていました。
そこには「仲良くとの大前提で調整が出来ないことは本当に残念でなりません」「今回競合(2018年4月28日-29日)していた△△△(クラブ名)からは既に当該日程でのショーはやらない旨連絡がありました。その結果ACCショーの予定となります」と書いてあったのです。
「リジョンセクレタリー」は、何を根拠に「仲良くとの大前提で調整が出来ない」と一方的に決め付けたのでしょうか。
少なくとも、今回の日程の「調整」に関し、「リジョンセクレタリー」からアクト側に事情聴取の連絡は一切、ありませんでした。
つまり、相手側クラブからの情報だけに基づき、一方的に「仲良くとの大前提で調整が出来ない」と決め付けたわけです。
これは明らかに、アクトの信用と評判を貶める「印象操作」と言わざるを得ません。
両クラブに公平に事実確認せず、一方のクラブからの情報にだけ基づいて決め付ける「印象操作」や「風説の流布」が、どれだけTICAアジアの「仲良く」の風土を損なってきたかはみなさんご存知のはずです。
それを「リジョンセクレタリー」がいまだに理解せず、同じことを繰り返すとは本当に残念でなりません。
2018年4月28日-29日のショースケジュールに関するアクトと△△△クラブオーナーとのやり取りの事実経緯は以下のとおりです。
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【5月12日】 相手側クラブオーナーの○○さんからメールを頂きました。
「こちらに譲っていただきますよう おねがいします。5月15日までにお返事ください」というものでした。
【5月12日】 これに対して私は、以下の趣旨の文書を相手側クラブオーナー宛てに発送
しました。
「年度最後の週末に開催したいと思っており、こちらにお譲り頂きますようお願い申し上げます」「なお、『5月15日までにお返事ください。ご連絡がないときは承知されたものといたします』とありましたが、このような合理的根拠のない一方的な通告は承服致しかねます」
「このような短期間での返信を催促することは常識を逸脱していると言わざるを得ず、これでは調整も何もあったものではありません」
「なぜ、『5月15日までに』返事をしなければならないのか、 なぜ、『ご連絡がないときは承知されたものといたします』とされるのか、 納得いくご説明を頂ければ幸いです」
【5月15日】 相手側クラブオーナー○○さんから以下の趣旨のメールを頂きました。
「前年度も私の方から声をかけACCで開催して下さいと直接屋和田さまに申しました。屋和田氏は無言のまま、明確なお返事はされませんでした。ACCの開催がはっきりするまで△△△(クラブ名)は心配で会場を確保してありました」
「5月15日とし、お返事のないときはとしましたのは、お返事がなかった時、結論のでないままとならないようにと思い書かせていただきました。△△△も4月28日29日開催を希望しています。directorからの提案がありましたのでそれに従って決めさせていただきます」
【5月15日】 私は以下の趣旨のメールを相手側クラブオーナー○○さんに送りました。
「2017年4月最終週のショー日程について、○○さんから直接、『ACCで開催して下さい』とは伺っておりません」「私は、□□さん(当時のセクレタリー)から、『△△△(相手側クラブ名)からその日の日程をACCへ譲りますと連絡がありました。当事者同士の調整でしたが△△△より私に 一任するとのことでした』との連絡をメールで頂いただけで した」
「何よりもまずは調整のための話し合いをすべきだと私は思います。 △△△さんにはそのような意志はないのでしょうか?」「最終的にはTICAの公認クラブとして、アクトキャットクラブはTICAのルールを尊重し、TICAのBy-LawsやShow Rulesに従って、Show scheduleを入れさせて頂きます」
【5月15日】 相手側クラブオーナー○○さんから以下の趣旨のメールを受け取りました。
「私が直接(特別な時間ではありませんでしたが)屋和田さまと話をしました。2017はそちらでどうぞ そのあと□□さん(当時のセクレタリー)にaccに譲りましたのでと お話ししました」
「話し合いをする意志はあります」「現に2回ともこちらから声をかけてます。そちらからは一度も、お話はありませんでした。調整は無理とおもいます」
【5月16日】 私は以下の趣旨のメールを相手側クラブオーナー○○さんに送りました。
「もし、○○さんがおっしゃるように、『私が直接屋和田さまと話をしました。2017はそちらでどうぞ そのあと□□さん(当時のセクレタリー)にaccに譲りましたのでとお話ししました」ということであるなら、どうして□□さんは、 「当事者同士の調整でしたが△△△(クラブ名)より私に一任するとのことでしたのでお知らせいたします』と言って来たのですか?おかしくありませんか?」
「○○さんのおっしゃることが本当であれば、当事者間で調整はつい たのであり、『△△△より私に一任するとのことでしたのでお知らせいたします』などと言うはずがありません」
「私は、□□さんからの連絡を受けて、その日(2016年4月27 日)のうちに、『2017年4月29-30日のスケジュールの件 、ご連絡ありがとうございます。△△△さんがお譲り下さるという ことですので、ACCで是非開催をさせて頂きたいと思います。この度は主催キャットショーを開催されたお忙しい折にご調整頂きま してありがとうございました』と返信致しました」
「○○さんから直接、『譲ります』と話を伺っていたのであれば、□□さんに『お忙しい折にご調整頂きましてありがとうございました』と返信するはずがありません」
「□□さんとのメールのやり取りが示していることは、○○さんから直接の話しはなく、あくまで□□さんが間に立って調整したということ以外の何ものでもありません」
「また、日程の調整に関しては、 どちらが先に声をかけたかは関係ないはずです。 こちらから声をかけなかったからと言って、『調整は無理とおもいます』という理由がよく分かりません」
「解決方法はいくらでもあるのであり、 要はいろいろな解決方法を考える気があるかどうかではないでしょ うか」--。
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ここまでが経緯の全てであり、アクトとしてはどのような解決方法があり、どのように調整を進めるべきか、いろいろと知恵を絞っている最中でした。
日程を半分ずつ分け合うのもひとつのアイデアでしょうし、形だけ合同にして会場を半分ずつ使うとか、いつもの会場なら2階と3階で分け合うのもアイデアでしょう。
このブログでも触れましたが、2つのクラブが同じ週末に別々の場所でショーを開くことができないわけではないのです。
TICAがShow Rulesで定めている条件をクリアすればいいだけであり、両クラブがその条件をクリアする意志があれば、同じ週末に別々の場所でそれぞれがショーを開くことだって可能なわけです。
「調整」は交渉ごとであり、お互いが「こちらに譲って下さい」「いや、そちらこそこちらに譲って下さい」というところから、初めてスタートするのです。
そして、「調整」はまず、どちらが譲るべきかという、お互いの主張の正当性を話し合うところから始まります。
正当性に欠けた主張は、自分勝手で自己本位な”我が儘”でしかないからです。
逆に、どうして譲ってほしいのか、相手側の主張に正当性があるなら、アクトとしても「そういうことでしたら、お譲りします」となるわけですが、相手側クラブオーナーは決して正当性を説明しようとしないので話が先に進みません。
通常なら双方の正当性を踏まえた上で、「では、こういうやり方はどうでしょう」とか、「こちらとしては、この部分で譲歩しますから、そちらもその部分で譲歩してもらえませんか」とか、話し合いの中で「調整」が進むのです。
それが社会常識であり、「こちらに譲って下さい」「いや、そちらこそこちらに譲って下さい」と言ったから、それだけをもってして「調整出来ない」と決め付けることはまるで子供レベルと思わずにはいられません。
大人の趣味の団体として、もう少しまっとうになってもいいのではないでしょうか。
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