【重要】アルターの「ファイナル要件緩和」、延期へ
日本では、世界に先駆けて明日から今シーズンのショーが始まりますが、今シーズンから導入が予定されていた「アルタークラスのファイナル要件緩和」は延期となっています。
ABリングならカウント10頭まで”漏れなくファイナル”(カウントが11頭~24頭の場合もトップ10ファイナル)と思ってエントリーされた出陳者がいらっしゃいましたら、そうはなりませんので注意して下さい。(※従来通り、カウント5頭までが”漏れなくファイナル”です)
このルール改正案については、2016年8月31日~9月2日のアニュアルボードミーティングで賛成多数で可決、さらにその後に行われたメンバー投票(Proposal 3:Amend Show Rules 212.3 and 212.4)でも賛成多数(735票、64.9%)で可決していました。
Show Ruleも改正カ所が赤字で表示されていましたが、延期に伴い、現在は元に戻され、これまで通りのルール内容になっています。
なお、延期の理由ですが、TICA本部のシステム変更の対応の遅れが問題のようです。
今回の延期を機に世界のメンバーの間からは改めて、アルタークラスだけの「ファイナル要件緩和」(それもABリングだけという…)を巡る問題点の指摘などが出ています。
アニュアルのボードミーティングで可決され、メンバー投票も実施して可決されたルール改正が予定通り実施されないのは極めて異例と見られます。
※アルタークラスの「ファイナル要件緩和」のメンバー投票については
http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/1-389f.html
http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/tica3-d40c.html
※アルタークラスの「ファイナル要件緩和」の問題点については
http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/1-d4ed.html
※アルタークラスの「ファイナル要件緩和」のボード決議については
http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/index.html
http://actcatclub.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/98-2a35.html
※実録「出陳拒否」裁判、被告側証人尋問は休みました。
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