長年にわたり放置して来た”ツケ”
虫歯でも病気でも、「何でこんなになるまで放っておいたのですか?」と医者に言われることがあります。
長年にわたり放置して来た”ツケ”が回ってきた例は枚挙にいとまがありません。
世界情勢に目を転じれば、北朝鮮問題も全く同じと言えるでしょう。
核弾頭を10~25発も保有すると言われるまでになり、今や世界最大級の生物兵器やサリンなどの化学兵器の大量保有国にまでなってしまっていると伝えられています。
「何でこんなになるまで…」という思いは、小さな趣味の世界でも同じです。
「所詮はひとごと…」と見て見ぬふりを重ねて来た結果が、今のような状況を招いたと言えるでしょう。
米国の北朝鮮への対応を見れば明らかですが、放置すれば放置するだけ(米国的には”戦略的忍耐”を重ねて来たようですが…)、対処する選択肢は限られ、抜本的な解決にはより過激で、よりリスクの高い方法しかなくなって行きます。
虫歯に話を戻せば、普段から虫歯にならないような努力をし、小さな虫歯のうちに治療すれば、神経を抜いたり、歯を抜いたりしなくて済むわけです。
趣味の組織においては、ひとりひとりができる範囲で声を上げ、”自浄作用”を働かせなければ、組織としての”健康状態”を保つことはできません。
もし、「何でこんなになるまで放っておくことになってしまったのか?」という”自覚”があるのであれば、長年にわたり放置して来た”ツケ”をひとりひとりが払う覚悟が必要なのだろうと思います。
決して、「我関せず」を決め込んでいて状況が良くなることはありませんし、誰か良くしてくれるだろう…という”他力本願”でも良くなることはないのですから…。
※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。
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