実録「出陳拒否」裁判、被告側証人尋問(6)
◆続・TICAのメーリングリストの”炎上”らしき状況について
原告側弁護士:「メーリングリストの言語は何で書かれてるんですか」
前セクレタリー:「分かりません」
原告側弁護士:「そうすると、メーリングリストというものをあなたは読まれてるんですか」
前セクレタリー:「読んでません」
原告側弁護士:「読んでないの?」
前セクレタリー:「はい、読んでません」
原告側弁護士:「読んでないのに、なぜ炎上していると分かるんですか」
前セクレタリー:「それは皆さんから聞いたからです」(注1)
原告側弁護士:「例えばどういう方がどう言っていたんですか」
前セクレタリー:「固有名詞、出すんですか」
原告側弁護士:「ええ、そうですね」
前セクレタリー:「まぁ、ちょっと個人のことがあるんで個人名名詞は出したくないですね」
原告側弁護士:「じゃ、固有名詞は出さなくても結構ですが、何と聞いたかおっしゃって下さ
い」
前セクレタリー:「だから先ほど言ったようにメールで、○○さん(前セクレタリー)大変なこ
とになっていますよと…」
原告側弁護士:「それだけですか」
前セクレタリー:「そうですね」
(次回に続く)
注1)この後のやり取りでもはっきりしますが、要はTICAアジアにおける諸悪の根源は、誰かから聞いたことを自分で確かめもせずに、右から左へ真に受けるところにあります。
今回の件で言えば、”炎上”が本当かどうか、”炎上”と言えるのかどうかを、前セクレタリーが自分で確認しなかったところに大きな問題があったと言えます。
少なくとも、ディレクターやセクレタリー、TICA公認クラブ代表にあっては、誰かから聞いたことを鵜呑みにするのではなく、ひとつひとつ事実確認する必要があるでしょう。
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