トランプ米大統領を「プロファイリング」すると…
米ドラマシリーズ「クリミナル・マインド」の大ファンなので(”ホッチ”降板は残念ですが…)、「プロファイリング」と聞くと、ついつい関心を持ってしまいます。
連日、紙面に登場しないことはない(日本の新聞でさえ)、トランプ米大統領ですが、ある大学教授がこんなことを書いていました。
「トランプ氏の言動の背景には『自己愛的な性格』が影響している。自己愛が強い人は自身の業績を過大評価する傾向がある。自尊心を傷つけられると対決姿勢に転じるのも特徴だ」--。
「自己愛的な性格」がさらに強まると、精神疾患との境界に位置する「自己愛性パーソナリティ障害」の領域に入っていきます。
米トランプ大統領にあっては、選挙戦期間中も就任後も、確かにそうした傾向が見て取れます。
そして、こうした人物の特徴は、周囲の無関係な人々を”ただならぬ関係”に、半ば強制的に巻き込み、引きずり込んでいくところにあります。
米トランプ氏の”口撃”で言えば、日本を代表する紳士的な優良企業、トヨタ自動車もその例外ではありませんでした。
どんな世界でも、「自己愛的な性格」の人が棲んでいると、予期せぬ大迷惑なトラブルが後を絶たないのです。