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2017年3月19日 (日)

トランプ米大統領の”被害妄想”?

「自己愛的な性格」の人は、被害妄想を抱きやすいようです。

それは、トランプ米大統領を見ても分かります。

今月上旬につぶやいた、「昨年の大統領選挙の期間中にオバマ大統領の命令でトランプタワーに盗聴器が仕掛けられ、会話が盗み聞きされていた」という”爆弾”ツイートはその最たる例でしょう。

「自己愛的な性格」の人は、自分を過大評価する余り、「ストーカーされている」とか、「盗聴されている」とか、「盗み見されている」といった”被害妄想”を抱きやすく、オバマ大統領もそうですが、全く罪のない人々が”ただならぬ関係”へと引きずり込まれていきます。

常識と良識ある人々にとっては、 荒唐無稽な”被害妄想”と一蹴しますが、そうでないと信じ込まされて、”片棒”を担がされる危険もあるので注意が必要です。

米国では右派系ニュースサイトが、「FBIが違法盗聴容疑でオバマ氏を近く逮捕する」といった記事(もちろん、事実無根の虚偽ニュースです)を次々と流していると言われています。

この問題について、米上院情報特別委員会は16日、「盗聴の形跡はない」とする声明を発表しましたが、トランプ氏は信じず、「(盗聴被害の主張を)堅持している」(大統領報道官)そうなので、まさに”病的”と言えるかもしれません。

市民生活で言えば、「ストーカーされていて警察が動いている」とか、「盗み見された証拠を見つけた」といった虚偽発言を触れ回るようなこともまた、そうした行為に当たるでしょう。

そう言えば、トランプ氏とオバマ氏の”因縁”を巡っては、トランプ氏が「オバマ氏はケニア生まれだ」と言い張り、オバマ氏は詳細な出生証明書を提出せざるを得なくなったこともありました。

「自己愛的な性格」の人が、どれだけ周囲に不愉快で迷惑なことを撒き散らし、罪なき周囲の人々を”ただならぬ関係”に引きずり込んでいくかは、トランプ大統領の言動を見れば明らかでしょう。

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