2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

リンク

« 2017年2月 | トップページ | 2017年4月 »

2017年3月

2017年3月31日 (金)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(23)

◆続・ジャッジ資格降格、ライセンス更新停止について

原告側弁護士:「ジャッジの資格を更新しない決定がされていますけれども、これは4月ショ
          ーとか、その後のアクト・キャット・クラブの行動が関係してるというふうに
          考えておられるわけですか」

前アジアディレクター:「私が決めたわけじゃなくて、私たちが何にも発言をしたわけじゃな
          くて、TICAのジャッジの、ジャッジに対する一連の問題の中で、大抵は更
          新しないというのはジャッジ料を払ってないとか、そんなようなことなんで
          すけども、今までは…」

          「で、その中の1つだとして屋和田さんの5月1日からのジャッジ資格を更
          新しないという言葉が出てきました。で、私、ディレクターでしたから、ディ
          レクター全員がそのことにイエスかノーかじゃなくて、前つぃのものとして
          これでいいでしょうかというので、イエスかノーで決まったことだと思うん
          ですよ。更新しないということが…


原告側弁護士:「全体の中でというのは、何の中で…」

前アジアディレクター:「ほかの例えば私、私たちも是認ジャッジを更新するかしないかと
          いうのは、全員が同じ立場でさらされるわけですよ、その…


原告側弁護士:「一括で決議されたと、そういうことですか」

前アジアディレクター:「はい。で、OK、OKって。この人はジャッジ料、ジャッジライセンス
          費用払ってないとか。勉強会をしてないとかいうところで、この人はどうす
          るというようなことが出てくるんですけど、屋和田さんは5月1日から更新
          しないという、そういう言葉で締めくくられたんで、そうかなと思いました

          
(注1)

(次回に続く)

注1)前アジアディレクターが証言したのは2014年1月24~26日開催された「2014 Winter Board Meeting」の「決議46」についてですが、米国TICA本部が公開している「議事録」によると、その続きがあって「決議51」として、「Motion was made by ○○○ and seconded by △△△ to relicense Juri Yawata. Motion debied」となっています。

しかし、なぜ、「決議46」の後に「決議51」が提出されたのか、どのような議論を経て、どのような理由によって「決議51」が否決されたのかなど、今なお一切不明です。

「我見を離るべし」の教えどおりに…(1)

「我見」なる言葉をご存知でしょうか…。「自分だけの偏った見方や狭い考え」を意味します。

仏教で言うところの「我執」と意味的には同じと考えていいでしょう。

「正法眼蔵随聞記」に、道元禅師の言葉として「我見を離るべし」と出てきますから、こちらを知っている方のほうが多いかもかもしれません。

この「我見を離れる」の中には、自分の偏狭な信念や自分で勝手に作り上げたルールなどに固執して、その基準で「他人を裁かない」ことも含まれます。

そして、TICAアジアを眺めるとき、余りに「我見」で満ち溢れていることに驚くばかりです。

度重なる「出陳拒否」、理不尽な「1年間の活動停止」要求、意に沿わないクラブ員を強制排除しようとする動き、クラブやクラブ員に陰に陽に圧力をかける傾向、ジャッジが一般メンバーを”犯罪者”呼ばわりする言動など、全て「我見」の為せる”技”と言えるでしょう。

一部には、アクトや私たちが「我見」の”権化”みたいに喧伝する人もいるようですが、それこそ「我見」に基づいた”レッテル”貼りと言わざるを得ません。

なぜなら、だからこそ私たちは「我見を離るべし」の教えどおり、自分たちの信念や正義感などに固執してその基準で他人を裁かないことに決め、日本の裁判所に全ての判断を委ねることにしたのです。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月30日 (木)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(22)

◆ジャッジ資格降格、ライセンス更新停止について

原告側弁護士:「先ほど、本件ショーの結果、2階級降格になったというふうに主尋問でお
          答えになったと思いますが、これは4月29日ショーをアクト・キャット・クラブ
          が開催したことによって降格の処分がなされたと、そういうことですか」

前アジアディレクター:「私、ディレクターでも何でもないですけど、一般的に考えればそれ
          以外に理由はないです
」(注1

原告側弁護士:「それはどなたかから聞いたというわけではなくて」

前アジアディレクター:「ええ、見たらそう思います

原告側弁護士:「先生がお考えになったと、そういうことですか」

前アジアディレクター:「はいはい

原告側弁護士:「その翌年の1月からディレクターになられていると思いますけども、ボード
          の会議とかでそういうことが話題になったことはありますか」

前アジアディレクター:「どのことでしょう

原告側弁護士:「屋和田さんの降格に関して」

前アジアディレクター:「ないですね

原告側弁護士:「そうすると、先生が事象をご覧になって、そうだろうというふうに想像され
          てる、そういうことですか」

前アジアディレクター:「実際にそういうことになっているわけですから、そういうことなんだ
          ろうと思いました


注1)TICAのボードは降格理由について一切、明らかにしていません。どの言動がTICAのどのルールに違反し、どのルールに基づいて降格処分としたかについても、TICAは一切、明らかにしていないのです。

89人の中の”善意の第三者”救済策について(3)

”善意の第三者”について、「何のことか分からない…」という方もいらっしゃるようなので、簡単にご説明したいと思います。

一般に、「法律上、関わりのある当事者間に存在する、特定の事情を知らない第三者」のことを言います。

例えば、Aさんが、Bさんの物を盗んでCさんに売り渡してしまった場合、Aさんから盗まれた物であることを知らなければ、Cさんは「善意の第三者」ということになり、Aさんの”共犯者”とはみなされず、裁判を起こされてCさんが”責任”を追及されることもありません。

今回の「プロテスト」で言えば、「私+アクトクラブ員」と「申立人代表者」が、この件の「当事者」であり、仮に「共同申立人」として名簿に載っていたとしても、「当事者間の特定の事情を知らなかった」のであれば、その人は”善意の第三者”ということになるわけです。

つまり、「プロテスト」を読んでもいないし、「共同申立人」になることも了承していないのであれば、その「共同申立人」は”善意の第三者”ということになり、私たちは”責任”を追及することはできないということになります。

そもそも、自らの強い意志と覚悟で、アクトの「公認取り消し」と「TICA会員資格剥奪」を本気で求めていたなら、「共同申立人」になどならず、「申立人代表者」として署名したでしょうし、「申立人代表者」とは別に、単独で「プロテスト」を申し立てたはずです。

今回の「調査」は、原告側として、あくまで知らない間に巻き込まれたであろう”善意の第三者”を救済することを目的として実施していることをお伝えしたいと思います。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月29日 (水)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(21)

◆和解協議について

原告側弁護士:「本件訴訟において和解の話が進んだことがあったのをお聞きになってい
          ますか」
(注1)

前アジアディレクター:「和解ですか

原告側弁護士:「和解の話を詰めたことがあったのをお聞きになっていますか」

前アジアディレクター:「それは去年の夏のことですか

原告側弁護士:「はい」

前アジアディレクター:「はい、知っています

原告側弁護士:「聞いていますか」

前アジアディレクター:「はい

原告側弁護士:「その中で原告○○(アクトクラブ員」、△△(BGの一般オーナー)の出陳
          拒否に関して深謝するという文言が和解条項案の中に盛り込まれたのは
          ご存知ですか」


前アジアディレクター:「はい

原告側弁護士:「それはどうして深謝するというふうな文言を記載したんですか」

前アジアディレクター:「それは・・・。裁判所や弁護士さんから、そこを深謝することで和
          解できるんであればいいのではないかと言われましたので、最初、私は
          絶対和解はしないと言っておりましたけど、それならそれでもいいのじゃ
          ないかと被告4人で考えて
(注2)

原告側弁護士:「決められたと」

前アジアディレクター:「決めました

注1)和解交渉に当たっては、まず原告側が原告側としての和解条項案を提出し、それを受けて被告側が被告側としての和解条項案を提出しました。さらに被告側の和解条項案を受けて、改めて原告側が修正和解条項案を提出したという経緯がありました。

しかし、被告側は和解金や解決金等、金銭の支払いを一切拒否したため、具体的な和解協議に入れませんでした。

その後も、原告側は常に和解協議に応じる姿勢を示し続けましたが、被告側からは和解協議に入りたいとの意向は示されませんでした。

注2)被告側和解条項案における「深謝する」との文言について、前アジアディレクターは「被告4人で考え」たと証言しましたが、和解協議の拒否についても、被告側4人が話し合い、4人全員の一致した意見だったかどうかは明らかになっていません。

【海外リポート】上海のショーに行ってきました!

先週末(3月25~26日)は、中国上海で開催された「Big Bang Cat Club」のショーに、マスタークラーク(&エントリークラーク)として行って来ました。

中国はちょうど1年ぶり。上海での1st TICA Show以来でしたが、相変わらず活気と熱気に満ち溢れ、たくさんのラグドールが出ていたショーでした。

オルタネイティブショーフォーマットで、5人のジャッジ(Yvonne Patrickさん、Sandi L Mattinglyさん、Alexandra Marinetsさん、James.Armelさん、Donna Armelさん)がそれぞれ3回審査をするため、2日間で15リング。エントリーは125頭でした。

ジムさんとドナさんのアーメル夫妻はつい先々週のアクトのショーでお招きしたジャッジさん。上海の地で再び御一緒し、いろいろな意見交換を通じて親交を深めることができました。

会場はショッピングセンターの地下1階。手前にジャッジリングが設置され、その奥にエキジビターのベンチングが設置されています。


Photo
《会場入り口付近の出店者さんのコーナー》

Photo
《広々した会場でしたが、会場内はとても寒かったです…》

Photo_5
《ジム・アーメルさんのリング。リングの後ろにも素敵なパネルが飾られています》

実は、前回来た時もそうだったのですが、上海の猫ちゃん達はみんなとっても穏やかです。

その一方、会場はと言うと、日本とは比べ物にならないほど賑やかで、マイクの音もかなり大きいのですが、どの猫も全く気にしていない様子なのは意外に感じました。

全ての審査が終了した後は、Best in Showの発表です。

Photo_7
《Best in Cat はなんと唯一参加のNF。オーナーさんは日本語がとても上手で、この猫のお父さんは日本のNFだそうです》

Photo_8
《Best in KittenのBG。とても性格の良い素晴らしいベンガルさんです》

Photo_9
《2nd Best in KittenのSF。キツンとは思えない大きさで、頭もまん丸な素晴らしいスコさんでした》

全体の印象としては、1年前に比べ、エキジビターもクラークも皆さんとても成長されていましたのに驚きました。

とは言え、日本のショーのようには全くスムーズには進まず、ジャッジもマスタークラークもトランスファーや修正の”嵐”で本当に大変でした…。

ショーが終わる頃には全員ヘトヘトになってしまい、ショー終了後のディナーでは全員が心からの乾杯を交わしました(笑)

中国のTICAは今シーズンが”ファーストイヤー”ということですが、順調に大きく育っており、安心しました。

今後もますますの発展を祈っています。

↓最後に「Best in Show」のみなさんとの記念写真です↓

Photo_10

※89人の中の「善意の第三者」救済策については休みました。

2017年3月28日 (火)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(20)

◆アクトのブログについて

原告側弁護士:「アクトのブログについて伺いますけども、活動停止を求めた提案について
          賛成したクラブに対して非難を繰り返したというふうなことが陳述書に書か
          れていますが(注1)、そういう事実はありますか」

前アジアディレクター:「あるんじゃないですか

原告側弁護士:「ブログは先ほどお読みになってないということでしたよね」(注2)

前アジアディレクター:「全然読んでないってわけじゃないとですよ。時々読んでます

原告側弁護士:「どういう内容が非難だと、こういうふうにお考えになってますか」

前アジアディレクター:「あんまりいっぱいあり過ぎて、どれ言っていいかわかんないです

原告側弁護士:「どれか1つか2つ挙げて頂けますか」

前アジアディレクター:「え・・・

原告側弁護士:「結構です」

前アジアディレクター:「思い出しません(注3)

原告側弁護士:「分かりました。結構です。答弁書の中では、TICAに対してもアクト・キャッ
          ト・クラブは悪質な書き込みをしているというような記載があるんですけれ
          ども(注4)、それはどういうTICAに対する悪質な書き込みがあったかは言
          えますか」

前アジアディレクター:「それも覚えおりません
(注5)

注1)前アジアディレクターは「乙第17号証」として東京地裁に提出した「陳述書」で、「ACCは活動を停止することなくキャットショーの開催を続け、代表の屋和田さんは、自らのブログにおいて、このような事態を反省するどころか、むしろTICA本部を批判する主張を繰り返していました」「また屋和田さんは、私や○○さん(前セクレタリー)による上記提案に激しく反発して自身のブログ上に私たちに対する非難や批判を書き連ねるようになりました」と書いていました。

注2)被告側弁護士による主尋問の中で、前アジアディレクターは「余り私そのブログ読んでおりませんので…」と証言していました。

注3)本人尋問は重要な証拠提出の場とも言えます。何より宣誓した上で証言したもので、尋問のやり取りは調書として残るわけです。

法廷での本人尋問は自らの正当性の主張を、直接、裁判官に伝えられる絶好の機会と言えます。なぜ、そのチャンスを活かさないのか、不思議でなりません。

注4)前アジアディレクターは東京地裁に提出した「答弁書」で、「このブログは一時期、英語でも書かれていましたので、TICAの多くのメンバーたちが内容を承知していました。TICAはTICAに対しても悪質な書き込みであるとして以下のような決定をします」と書いていました。

注5)前アジアディレクターが「答弁書」で書いたように、本当に「TICAに対する悪質な書き込みがあった」のであれば、それを白日の下にさらす絶好の機会と言えましたが、前アジアディレクターは「覚えておりません」と証言するにとどまりました。

89人の中の”善意の第三者”救済策について(2)

89人の方々には、3年前の当時を振り返ってみて頂きたいのですが、本当に「プロテスト」の「共同申立人」になることを了承したのでしょうか?

もっと具体的に言うなら、「共同申立人」になってアクトの「公認取り消し」と、私たちの「会員資格剥奪」を訴えることに、本当に同意したのでしょうか?

アクトや私を「『プロテスト』するのがいいと思いますか?」と聞かれて、「そうですね…」と答えるのと、実際に自分が「申立人」となって訴えるのは全く次元の違う話だろうと、私は思っています。

単に、「アクトをプロテストするのに賛成ですか」という意向調査が回ってきて、「賛成です」と答えるのと、自分が「申立人」として実際にアクトを「プロテスト」することが全く違うことぐらい、誰でも分かるのではないでしょうか。

今回の「プロテスト」の「共同申立人」名簿に、89人の直筆のサインはありません。

アルファベットで、89人の住所と名前が記載されているだけです。

しかも、その住所と名前は、間違って印字されたものも少なくなく、89人それぞれが自ら住所と名前を「申立人代表者」に提出した、あるいは「プロテスト」提出直前に89人が「名簿」に載った自らの住所と氏名を確認した形跡がないのです。

従って、私たちとしては、89人の中のかなりの人たちが、自分の知らない間に「共同申立人」になってしまっている”善意の第三者”である可能性が高いと思っているのです。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月27日 (月)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(19)

◆続・メーリングリスト(Yahoo Group Mail 「TICA MEMBERS」)の”炎上”らしき状況について

原告側弁護士:「幾つぐらい翻訳してもらったんですか」

前アジアディレクター:「
同じようなことが書いてありましたが、これはこういう意味、これは
          こういう意味と教わりました


原告側弁護士:「それを何ページぐらい翻訳してもらったんですか」

前アジアディレクター:「
ですから、1時間半ぐらいずっと出てたんですから、何ページなん
          てもんじゃないです


原告側弁護士:「幾つかを読んだの」

前アジアディレクター:「
全部見たわけじゃないですよ

原告側弁護士:「全部見たわけじゃないと」

前アジアディレクター:「
見たことは見たけど、全部翻訳したわけではないです

原告側弁護士:「そうすると、それが全部中身が同じだったというのは、どうして言えるんで
          すか」

前アジアディレクター:「
ほぼ同じことが書いてありましたから、字として(注1)

原告側弁護士:「読まないのにそれが分かるんですか」

前アジアディレクター:「
同じことが書いてありましたから(注2)

原告側弁護士:「同じことが書いてあるというのは、読んだということだと思うんですけど」

前アジアディレクター:「
だから、英語で書いてあるのを見ましたということです(注3)

原告側弁護士:「その中身は翻訳してもらわなければわからなかったと、そういうことです
          か」

前アジアディレクター:「
はい

注1、注2、注3)いずれも極めて不可解な証言です。英語が分からないのに、「字として」同じか同じでないかが分かると証言し、「同じことが書いてあっ」たとも断言しています。

しかし、多少でも英語を勉強した人なら分かると思いますが、ぱっと見ただけで同じか違うか分かるわけがありません。

例えば、「decent」と「descent」。一見、同じ英単語に見えますが、スペルが一文字増えただけで、意味は全く違ってきます。「decent」は「礼儀にかなった、品行正しい」ですが、「descent」は「転落、堕落」を意味します。

あるいは、「complaint」と「compliment」と「complement」--。ぱっと見、同じ英単語のように見えますが、「complaint」は「不満、苦情」、 「compliment」は「賛辞、称賛」、「complement」は「補足、補充」と、わずかなスペル違いで全く意味が異なります。

前アジアディレクターに、スペルの違いによるこうした意味の違いが理解できたとは思えません。

前アジアディレクターが認識できたのは、アルファベットを使った英語の文章であることだけであって、決して「同じことが書いてある」かどうかといった、意味や内容までは判断できなかったと考えるのが合理的で自然でしょう。

89人の中の”善意の第三者”救済策について(1)

アクトのTICAクラブとしての「公認取り消し」と、私とアクトクラブ員の「会員資格剥奪」を求めた「プロテスト」(注1)が今から約3年前の2014年3月11日、米国TICA本部に申し立てられたことは、みなさんご存知かと思います。

これは、「申立人代表者」と89人の「共同申立人」により提出されたものでしたが、89人の中には「申立人になることに同意していない」「『プロテスト』なるものを読んだ覚えがない」「そもそも『プロテスト』とはどういうものなのかよく知らない」と言っている人がいるのです。

素人考えかもしれませんが、私たちはこの「プロテスト」が、正当かつ合理的な根拠に基づいたものではなく、日本で言えば「虚偽告訴罪」(注2)のようなもの、米国流に言えば「悪意訴追(malicious prosecution)」(注3)に当たるようなケースではないかと思っています。

つまり、今回のケースで言えば、「TICA公認取り消し」と「TICA会員資格剥奪」の合理的かつ正当な根拠と理由がないにもかかわらず、「プロテスト」を申し立て、アクトや私たちに嫌がらせをしているのではないかということです。

要は、私たちとしては、TICAの「プロテスト」の仕組みを悪用した「いじめ」であり、「嫌がらせ」であると思っているわけです。

なお、私たちはつい最近、TICAの「プロテスト」という仕組みを悪用した「嫌がらせ」行為を受けたとして、「プロテスト」の「申立人代表者」に対して東京地裁に損害賠償請求の訴えを起こしました。

しかし一方で、知らない間に「共同申立人」になっていた人が本当にいたなら、私としてはいわゆる”善意の第三者”として救済されなくてはならないとも思うわけです。

そこで、今回、「共同申立人」の方々に対し、「調査票」をお送りし、いわば”善意の第三者”であることが判明すれば救済することとした次第です。

「調査」は簡単なもので、「共同申立人となることを了承していたかどうか」、そして、「共同申立人」となることを了承していた場合、「『プロテスト』の申立書(英語)を読んだうえで、内容に同意して共同申立人となったかどうか」--の2点です。

「共同申立人となることを了承していなかった」のに、「共同申立人」になっていたのであれば、私たちとしては広い意味で”善意の第三者”と考えたいと思っています。

注1)「プロテスト」とは、TICA内で何か問題があった時の「苦情(異議)申し立て」手続きの総称です。誰にどんな問題があったかを、決められた手続きに従ってボード宛てに送り、ボードで対応策を話し合います。

今回の「プロテスト」は2014年3月12日付けで正式にTICA本部に受理され、現在も「継続審議」扱いとなっています。「プロテスト」は全て英語で書かれていますから、かなりの英語力がないと、「プロテスト」の内容を正確に理解することは難しいと思われます。

注2)他人に刑罰や懲戒を受けさせる目的で、虚偽の告訴をする行為を言います。告発その他の処罰を求めての申告も「虚偽告訴罪」となり得るようです。

注3)検察側が、起訴する根拠となる実態的な事実がないにもかかわらず、被告側を単に困らせたり嫌がらせをしたりする目的で訴追することです。


※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月26日 (日)

「1 is 2 Many」…

「1 is 2 Many」という英語のフレーズをご存知でしょうか?

意味合いとしては、「One is too many」と書く方が分かりやすいかもしれません。

要は、「ひとつでもあったなら多過ぎる」という意味のキャンペーンコピー(注)です。

猫の世界であれば、動物虐待(まがい的な行為も含めて)は「1 is 2 Many」であり、TICAにおいてはディレクターやセクレタリーのルール違反は「1 is 2 Many」でしょう。

ジャッジであるなら、一般メンバーや出陳者、他のジャッジを脅したり、荒唐無稽な”罪”を着せて犯罪者呼ばわりしたり、確たる証拠も事実も示さずに誹謗中傷したりする行為もまた、「1 is 2 Many」でなければなりません。

特に、ディレクターやセクレタリー、ジャッジによる一般メンバーへの「いじめ」や「嫌がらせ」は、決して許されてはならず、「1 is 2 Many」の意識を徹底しなければならないはずです。

ひとつひとつのショーにおいては、出陳者に対する「いじめ」や「嫌がらせ」が行われていたとすれば、やはり「1 is 2 Many」であると思わねばならないでしょう。

「いじめ」や「嫌がらせ」をしている本人は、罪の意識も良心の呵責もないからしているのかもしれませんが、そうした行為は「sexual assult」や「dating violence」などと全く同じであり、「1 is 2 Many」である事を知る必要があると言えます。

趣味の世界が心癒やされる趣味の世界であるためにも、「1 is 2 Many」は決して忘れてはならないフレーズだと思わずにはいられません。

注)何のキャンペーンコピーかは、このブログでは敢えてはっきり書きませんが、英語だと「Put an end to sexual assault」「Stop violence against women」であり、オバマ政権時代にホワイトハウスがキャンペーン動画を作り、Youtubeにアップしました。

2017年3月25日 (土)

「性格は顔に出る、本音は仕草に出る」…

「意地悪ばあさん」と、ムーミンに出てくる「ミイ」(正式名は「Little My」)を重ね合わせて見る人もいるようですが、それは大きな間違いです。

確かに、「ミイ」は怒りっぽかったり、口が荒かったり、些細なことで苛立ったりするように見える時がありますが、なんと言っても、常に前向きで、親切なところのある女の子です。

そして勇敢で怖いもの知らず…。

でも、何より大きな違いは、「ミイ」には悪意がないところです。

秘密や事件が大好きで、特に他人の秘密を探るのが好きな面はありますが、かといって意地悪目的に、他人の大切な秘密を漏らすことはありません。

要は、信頼できる正直者というわけです。

そう言えば、ちょっと前にFBやツイッターで大きな反響を呼んだ”名言”に、「性格は顔に出る、本音は仕草に出る…」(注)なんていうのがありました。

さらに「心の内は行動に出る」とでも付け加えれば、「意地悪ばあさん」なんか、その最たる例かもしれません。

しかし、「ミイ」の”名言”こそ、しっかり自分の胸に刻みつけておきたいと思っています。

「闘うってことを覚えないうちは、あんたには自分の顔は持てません」--。

注)正確には「性格は顔に出る、生活は体型に出る、本音は仕草に出る、感情は声に出る、センスは服に出る、美意識は爪に出る、 清潔感は髪に出る、落ち着きのなさは足に出る」というものです。

2017年3月24日 (金)

【重要】今年はTICA会長・副会長選挙です!

TICAの「News Letter」でも注意喚起がありましたが、今年はTICAの会長・副会長選挙の年に当たります。

去年のアジアリジョンのディレクター選挙とほぼ同じ日程になりますが、10月に投票用紙が発送され、12月に開票される見通しです。

任期は3年ですから、2018年1月1日~2020年12月末が新しい会長の任期となります。

さて、大事なのは「投票資格」についてです。

TICAメンバーの方々は必ず、5月1日までに更新手続きを終えて頂ければと思います。

また、ルールでは、投票用紙が発送される月の初日(=10月1日)から6カ月以前に「Good Standing」メンバー(優良メンバー)であることが定められています。

つまり、4月1日以降、何らかの支払い遅延などがあると、投票資格を得られなくなるケースがあるかもしれませんので、注意して下さい。

※ 実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問は休みました。

「”意地悪ばあさん”になっちゃったんだな」…

「意地悪ばあさん」と、相田みつをさん--。

この2人のつながりを知っていたら、かなりの「意地悪ばあさん」通か、相田みつをさんのファンと言えるかもしれません。

相田みつをさんが武井老師から直接、教わった名言に以下のようなものがあったと伝えられています。

「だれだってね、いじわるばあさんになりたくて この世に生まれてきたんじゃないからね

いろいろなめぐり逢せが悪くてね いじわるばあさんになっちゃったんだな」--。

話はさらに続きます。

「相田君なあ 人間というものは 人から何を言われても 少しも気にならない時もあれば 大変気になることもあるんだなあ

それはね 問題というのは 向こうにあるんじゃなくてね 自分のほうにあるんだな

他人に言われたことが気になるときは 大体において 自分の生き方が 充実していないときだな」--。

「意地悪ばあさん」の意地悪な所業であっても赦す心、「意地悪ばあさん」から言われたり、されたりしたことでも、自省の糧として活かす努力をしなければならないということなのでしょう。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月23日 (木)

【お知らせ】TICAショーカレンダーと会場MAPが連動!

TICAのショーカレンダーと会場所在地の「地図」(Google MAP)が連動しました!

アジアリジョン(日本と韓国)については下記サイトでご頂けます。
https://ticamembers.org/calendar/map/#r/AA

Map1
《今週末のショー会場が図示されています》

Map
《4月16日、23日のショー会場が図示されています》

また、中国と台湾のショーについては
https://ticamembers.org/calendar/map/#r/IN

その他のリジョンについては右上にある「Regions」の窓を開いて各リジョンを選べば、そのリジョンのショー会場が地図上に図示されます。

このMAPはTICA本部の公式HPの「Official TICA Show Calendar」のページの最上段にもあります。

※実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問は休みました。

「いじわるは楽しいよ♪」は困りもの…

長谷川町子さんの有名な漫画(TVドラマにもなりました…)に、「意地悪ばあさん」がありました。

主人公の名前は「伊知割 石(いじわる イシ)」--。

他人を不愉快にさせたり、自らの利益を目的として行うものがほとんどで、飼い犬に人間への意地悪を仕込んだり、子供にお駄賃を与えて意地悪の代役を依頼したりすることもあったようです。

数々の意地悪やいたずらで周囲を困らせるのを”生きがい”としているわけですが、意地悪をしようとして自分が酷い目に遭って後悔するなど、憎めないところもある点が人気を博した理由のひとつかもしれません。

しかし、これはあくまで漫画やTVドラマの話であって、実際に身近にいたとしたら、これほど大迷惑なことはないでしょう。

そう言えば、青島幸男さんが唄った「意地悪ばあさんのうた」も有名ですが、「イジワルは楽しいよ♪」「あ~ この世で一番楽しいものは なんたって イジワルですよ♪」なんて思っていたとしたら、もはやお手上げです…。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月22日 (水)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(18)

◆続・メーリングリスト(Yahoo Group Mail 「TICA MEMBERS」)の”炎上”らしき状況について

原告側弁護士:「4月ショーの結果に対して、公式メーリングリストで批判や非難であふれ
          かえったというふうに陳述書になっているんですけれども
(注1)、先ほどは
          メーリングリストについて全部転送して読んだというふうに」


前アジアディレクター:「読んだとは言ってませんで、英語ですから。同じような文章がいっ
          ぱい並んでて、1時間半つけていても同じものがずっと。で、中身は同じ
          かどうかわかんないんですよ。メーリングリストで全部同じような文章が
          流れてましたから、それを炎上というんだなと初めて私が分かったという
          ことです
(注2)


原告側弁護士:「それは実際に画面をご覧になったということですか」

前アジアディレクター:「見ました(注3)

原告側弁護士:「幾つかは読まれたわけですね」

前アジアディレクター:「英語ですからね

原告側弁護士:「英語ですから、読まれたんですか。読まれないんですか」

前アジアディレクター:「教えてもらいました。英語のできる人に

原告側弁護士:「翻訳してもらったということですか」

前アジアディレクター:「はい

注1)前アジアディレクターは、「乙第17号証」として東京地裁に提出した「陳述書」で、「世界中のTICA会員よりかつてないほどの反響があり、TICAの公式メーリングリストでもACC4月ショーに対する批判や非難で溢れかえりました」と書いていました。

しかし、原告側が調べたところ、「世界中のTICA会員」が反響を寄せた事実はなく、投稿していた人は、TICAの全世界の会員の1%にも満たない数に過ぎませんでした。

また、「批判や非難で溢れかえった」という事実もなく、ほぼ全ての投稿は、臆測や邪推に基づいた筋違いな疑問や指摘でした。

Yahoo Group Mail 「TICA MEMBERS」は月別投稿件数が一覧表として表示されていますが、本当に”炎上”したのであれば、2013年4月以降、月別投稿件数が跳ね上がるはずですが、そうした客観的事実もありませんでした。

注2)ネット上の「炎上」は、失言などに対して非難や中傷の投稿が殺到し、サーバーがダウンしたり、サイトが閉鎖に追い込まれることを指しますが、Yahoo Group Mail 「TICA MEMBERS」のサーバーがダウンした事実はありませんでしたし、「TICA MEMBERS」のメーリングリストが閉鎖に追い込まれたという事態もありませんでした。

ネット上の「炎上」とは何かを正確に知らない前アジアディレクターが、単に投稿件数を主観的に判断して、聞きかじりの「炎上」という言葉を当て嵌めたに過ぎないと考えられます。実際に「炎上」していないのに、あたかも「炎上」したと触れ回るのは悪意ある風説の流布であり、印象操作と言えます。

注3)前アジアディレクターは「私は(メーリングリストの)メンバーではなかったんですけれども…」と証言しており、メンバーでないにもかかわらず、「実際に画面」を「見ました」ということはあり得ません。

もし、証言が真実で、実際に画面を見たのであれば、誰かのアカウントを使って不正にアクセスしていた疑いが出てきます。

”誤解”なきよう、念のため…

先週末のショーにおける「ベンチング」について、もしかすると”誤解”されている方がいらっしゃるかもしれないので、念のためご説明したいと 思います。

話題に上っている「ベンチング」は、その場ですぐにクラブ代表でもあるショーマネージャーに伝え、安全な形に適切に変更して頂きました。

ショーは一つのクラブによる単独開催であっても、多くの方々のご協力とご支援で成立しているのはアクトも同じであり、 役割や作業を分担することは当然だと思います。

初めてお手伝いされる方々もいらっしゃるでしょうし、 そうした方々の”善意”を大切にしたいと思っています。

一方、長年ショーに携わってきたベテランであれば、これまで培ってきたであろう技量と配慮を最大限に発揮してくださることでしょう。

そうした役割分担がうまく噛み合うことによって、 出陳者全員が気持ち良く過ごせるショーになるのではないでしょうか。

今回改めて、キャットショー主催者としての目配せ、配慮の大切さを再認識致しました。

アクトでは出陳者のみなさま、 参加された猫ちゃん全員の安全に配慮し、みなさんが安心してショーに参加できる運営を今後も続けていきたいと思っています。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月21日 (火)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(17)

◆メーリングリスト(Yahoo Group Mail 「TICA MEMBERS」)の”炎上”らしき状況について

前アジアディレクター:「
アメリカのベンガルのブリーダーから大変なメーリングリストという
          のに書き込みがありまして、私はメンバーではなかったんですけれども、
          それを転送してもらって直接ではないんですけどメーリングリストはずっ
          と拝見してました


被告側弁護士:「メーリングリストの内容ですけれども、あなたが記憶に残ってる内容とし
          て、どういったことが記載されていたんですか」

前アジアディレクター:「
英語ですので正確には覚えていませんけども、私がパソコンを1
          時間半つけていても最初から最後まで同じものがずっと流れてきて、こ
          れを炎上というんだなと思った記憶があります


被告側弁護士:「同じものというのは、内容については」

前アジアディレクター:「
同じ文章がずっと1時間半、ずっとそれしか流れてこなかったで
          す


被告側弁護士:「同じような内容が幾つも投稿されていると」

原告側弁護士:「『同じような』じゃなかったと思う。『同じもの』とおっしゃったと思う」

被告側弁護士:「同じものが投稿されているとして、内容については確認したんですか」

前アジアディレクター:「
内容は、私に転送してくれた人は英語の堪能な人でしたけど、日
          本がズルをしているとか
(注1)、これはおかしいとか、そういうことが書い
          てあると言っておりました
(注2)


被告側弁護士:「そうすると、日本がズルをしているとか、これはおかしいということが書い
          てあったということは、全く同じ文章が続いていたわけじゃないんじゃない
          ですか」

前アジアディレクター:「
そのようなことが書いたものが、ずっと同じように流れてきたとい
          うことです


被告側弁護士:「今ちょっと原告代理人からも指摘があったんですけど、全く同じ文章が何
          度も何度も投稿されたのか、内容として同じような英後が書いてあるメー
          ルが何度も投稿されたのか、どちらかを確認したいんですけれど、それは
          いかがだったんですか」

前アジアディレクター:「同じような英語が書いてありました

被告側弁護士:「今、先ほど回答した内容以外に、具体的に4月29日のショーの問題点に
          ついて指摘したメールというのはあったんですか」

前アジアディレクター:「それはよく分かりません(注3)


注1)原告側がメーリングリストの投稿を確認したところ、「日本がズルをしている」と断定した投稿はありませんでした。そもそも何をもって「ズル」と言うのか、そして「日本」とは何を指しているのかが不明であり、「日本がズルをしている」という文章自体、意味不明と言えます。

注2)第一義的には、前アジアディレクターに杜撰でいい加減な情報を伝えた人物に最大の「非」があるでしょう。

前アジアディレクターはこの人物について「英語の堪能な人」と証言しましたが、もし、本当に「堪能」なら、正確な英語を理解していながら、敢えてアクトに対して悪意ある印象操作を施して前アジアディレクターに伝えたことになり、極めて悪質であると言えます。

注3)この証言も極めて不思議です。「具体的に4月29日のショーの問題点について指摘したメール」があったかなかったか、「英語の堪能な人」はなぜ、アジアディレクターに伝えなかったのでしょうか。

4月29日のアクトのショーに「問題点についての指摘」がなく、それにもかかわらず、「日本がズルをしているとか、これはおかしいとか、そういうことが書いてあ」ったというのが本当なら、単に根拠も理由も示さない誹謗中傷でしかありません。

「出陳拒否」裁判、4月17日(月)に最終弁論

前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける3回のショーの「出陳拒否」を巡る裁判は、4月17日(月)午前10:00から「最終弁論」が行われることになったそうです。

裁判所が原告側・被告側双方に対し,新たな証拠や証人を提出する用意があるかどうか確認し、その予定はないことを確認すれば、全ての証拠が出揃ったものとして、双方が最後の主張をするのが「最終弁論」となります。

その後、裁判所が「判決言渡期日」を指定して「結審」となるのが一般的ですので、4月17日の「最終弁論」の場で、「判決日」が明らかになるものと思われます。

訴状提出が2014年7月でしたので、ほぼ3年かかりましたが、これで「出陳拒否」を巡る問題の一応の方向性は出ることになるでし ょう。

ただ、あくまで東京地裁における一審「判決」ですので、原告側、被告側とも、「判決」が不服であれば、控訴することができます。(※その点、「和解」だと「控訴」したり、蒸し返したりすることはできません)

なお、原告側の損害賠償請求が1円でも認められれば「原告側勝訴」(=被告側敗訴)、請求が棄却されれば「被告側勝訴」(=原告側敗訴)ということになります。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月20日 (月)

専門家がトランプ大統領に”警告”?

トランプ米大統領の過激な言動(「暴言」「暴挙」と言う人もいますが…)によって、米国でも「自己愛的な性格」、 あるいは「自己愛性パーソナリティ障害」が一躍、 関心を集めるようになったそうです。

「自己愛性パーソナリティ障害」は英語で「Narcissistic personality disorder」と言い、「NPD」と略されることもあります。

何より、米国内で衝撃が走ったのは、米精神医学会(APA) に所属する医師など専門家35人が連名で、先月ある新聞に「 精神保健の専門家はトランプ氏に警告する」 という見出しの投書をし、それが掲載されたことでした。

一般的に、「自己愛性パーソナリティ障害」 患者との対応は、精神科医でさえも大変難しい言われています。

ちょっと批判すれば過剰に牙を剥き、 誉めればその妄想をさらに膨らませて手が付けられなくなるからです。

もちろん、トランプ大統領が本当に「自己愛性パーソナリティ障害」なのかどうかは分かりません。

別のある専門家は、「彼の自己愛の強さは世界的といっていいかもしれないが、 だからと言って彼が精神的に病んでいることを意味しない」 とも指摘しています。

APAの診断基準によると、 次の9項目のうち5つ以上に当てはまると、「NPD」の可能性が高いそうです。

①自分が重要人物であるという誇大な感覚を持っている。

②限りない成功、権力、才気などの空想にとらわれている。

③自分が特別であり、特別な人たちだけが理解しうると信じている。

④過剰な賛美を求める。

⑤特権意識が強い。

⑥対人関係で相手を不当に利用する。

⑦他人の気持ちや欲求を認識しようとしない。

⑧他人に嫉妬したり他人が自分に嫉妬していると思い込む。

⑨尊大で傲慢な行動や態度をする。

「NPD」の発生率は100人に1人とされているようですが、 21世紀に入ってから増加し、「今や16人に1人」 という米国の研究もあるそうで、なんとも怖い世の中になったものです。

2017年3月19日 (日)

トランプ米大統領の”被害妄想”?

「自己愛的な性格」の人は、被害妄想を抱きやすいようです。

それは、トランプ米大統領を見ても分かります。

今月上旬につぶやいた、「昨年の大統領選挙の期間中にオバマ大統領の命令でトランプタワーに盗聴器が仕掛けられ、会話が盗み聞きされていた」という”爆弾”ツイートはその最たる例でしょう。

「自己愛的な性格」の人は、自分を過大評価する余り、「ストーカーされている」とか、「盗聴されている」とか、「盗み見されている」といった”被害妄想”を抱きやすく、オバマ大統領もそうですが、全く罪のない人々が”ただならぬ関係”へと引きずり込まれていきます。

常識と良識ある人々にとっては、 荒唐無稽な”被害妄想”と一蹴しますが、そうでないと信じ込まされて、”片棒”を担がされる危険もあるので注意が必要です。

米国では右派系ニュースサイトが、「FBIが違法盗聴容疑でオバマ氏を近く逮捕する」といった記事(もちろん、事実無根の虚偽ニュースです)を次々と流していると言われています。

この問題について、米上院情報特別委員会は16日、「盗聴の形跡はない」とする声明を発表しましたが、トランプ氏は信じず、「(盗聴被害の主張を)堅持している」(大統領報道官)そうなので、まさに”病的”と言えるかもしれません。

市民生活で言えば、「ストーカーされていて警察が動いている」とか、「盗み見された証拠を見つけた」といった虚偽発言を触れ回るようなこともまた、そうした行為に当たるでしょう。

そう言えば、トランプ氏とオバマ氏の”因縁”を巡っては、トランプ氏が「オバマ氏はケニア生まれだ」と言い張り、オバマ氏は詳細な出生証明書を提出せざるを得なくなったこともありました。

「自己愛的な性格」の人が、どれだけ周囲に不愉快で迷惑なことを撒き散らし、罪なき周囲の人々を”ただならぬ関係”に引きずり込んでいくかは、トランプ大統領の言動を見れば明らかでしょう。

2017年3月18日 (土)

トランプ米大統領を「プロファイリング」すると…

米ドラマシリーズ「クリミナル・マインド」の大ファンなので(”ホッチ”降板は残念ですが…)、「プロファイリング」と聞くと、ついつい関心を持ってしまいます。

連日、紙面に登場しないことはない(日本の新聞でさえ)、トランプ米大統領ですが、ある大学教授がこんなことを書いていました。

「トランプ氏の言動の背景には『自己愛的な性格』が影響している。自己愛が強い人は自身の業績を過大評価する傾向がある。自尊心を傷つけられると対決姿勢に転じるのも特徴だ」--。

「自己愛的な性格」がさらに強まると、精神疾患との境界に位置する「自己愛性パーソナリティ障害」の領域に入っていきます。

米トランプ大統領にあっては、選挙戦期間中も就任後も、確かにそうした傾向が見て取れます。

そして、こうした人物の特徴は、周囲の無関係な人々を”ただならぬ関係”に、半ば強制的に巻き込み、引きずり込んでいくところにあります。

米トランプ氏の”口撃”で言えば、日本を代表する紳士的な優良企業、トヨタ自動車もその例外ではありませんでした。

どんな世界でも、「自己愛的な性格」の人が棲んでいると、予期せぬ大迷惑なトラブルが後を絶たないのです。

2017年3月17日 (金)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(16)

◆アクトなどに対する1年間の「活動自粛」提案について

原告側弁護士:「アクトを1年間の停止にする提案をしてますけれども、どうしてこれは1年
          間停止というふうに考えたんですか」

前アジアディレクター:「
1年間そうしましょうと言っただけで、どうせ聞き入れてもらえると
          は思ってませんでした


裁  判  官:「活動自粛というのを求められておられましたよね」

前アジアディレクター:「
まあ、結局、それは言葉であって

裁  判  官:「そこの言葉が聞きたいんだけれど、活動自粛というのは結局、何をやめて
          くれなんですかね。つまり、キャットクラブとしての活動を自粛しろならば、
          キャットショーを開催するなという意味にも受け取れるんですけれども、そ
          うだとすると出陳拒否とはちょっと直接結び付きそうにないので、活動自粛
          というのが具体的に何をしないで頂きたいということだったんですか」

前アジアディレクター:「
そこまでは考えてませんでした

裁  判  官:「それを言わないと伝わらないんじゃないですか。何か伝えませんでした
         か。例えば、今年1年間はキャットショーへの出陳は見合わせてくれとか、何
         かそういう具体的な話ではなかったんですね」

前アジアディレクター:「
なかったですね

裁  判  官:「なかったんですか」

前アジアディレクター:「
はい

「排除もブロックもできるが一切しない」…

私は、自民党支持でも安倍政権支持でもありませんが、安倍首相夫人である昭恵氏の言葉に1つだけ共感しました。

それは16日に、横浜市中区で講演した時の内容…。

報道によると、こんなことを話したそうです。

「今、特に激しい批判をフェイスブックのコメント欄に頂いている。排除もブロックもできるが一切せず、毎日読んでいる」--。

昨今、SNSの使い方を履き違え、いじめや嫌がらせの手段として、「ブロック」機能を使って友達を「排除」する人が増えていると聞きます。

そうした中で、耳の痛い指摘や批判にも真摯に目を通す姿勢は見習いたいところです。

1時間半にわたる講演では、「私ができるこ との一つは、権力というか力の強い所にいないような人がつながっていくこと」とも話したとか…。

権力に擦り寄り、権力を持つ人に取り入ろうとする人が多いなかで、こうした姿勢もまた、学べたらと思いました。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月16日 (木)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(15)

◆続・2013年4月29日のアクトショーについて

原告側弁護士:「日本のクラブとしても何らかの対応をしなければいけないと、そうしなけれ
          ば日本のクラブの存続にかかわることになってしまったというふうな陳述
          があるんですけれども
(注1)、クラブの存続にかかわるというのは、クラブ
          がどうなっちゃうことを心配されたんですか」

前アジアディレクター:「
私たちも反省してますというのを出しましょうと(注2)。そういう気
          持ちだったと思います、そのときは。やらなければよかったと思ってます
          よ、今は(注3)


注1)前アジアディレクターは「乙第17号証」として東京地裁に提出した「陳述書」で、「ACC4月ショーの結果、日本のクラブ全体が不正を行っているかの印象を持たれるようになってしまったため、私達としても何らかの対応をしなければ、日本のクラブの存続にも関わることになってしまいました」と書いていました。

注2)極めて不可解な証言です。「反省」とは「自分のしてきた言動を省みて、 その可否を改めて考えること」「自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること」を意味しますが、前アジアディレクター自身、当時、何か自分の言動において反省しなければならないようなことをしていたのでしょうか…。

アクトに対し、「反省を求める」「反省を促す」というのなら分からないでもありませんが、なぜ、前アジアディレクターが自ら「反省」しなければならないのか理解できません。

もし、この証言が真実であり、「私たちも反省してますというのを出」さなければならないのであれば、前アジアディレクター自身が「自分のしてきた言動を省みて」、「自分のよくなかった点を認め」、「改めようと考える」必要性があったということになります。

実際問題、前アジアディレクターらはアクトのショーに何らかの問題らしき事情があったかのような主張をしていたわけですから、前アジアディレクターらが「私たちも反省してますというのを出」す必然性は全くありませんでした。

従って、これこそ他のクラブの不安を煽るような「印象操作」によって、アクトに対する「同調圧力」をかけた証拠と言えるのではないでしょうか。

注3)これもまた極めて不可解な証言と言わざるを得ません。「やらなければよかった」と思っているなら、やらなければよかっただけの話です。なぜ、当時においては自制が働かなかったのか、知りたいところです。

「不適切な圧力」に屈していくと…

「『不適切な圧力』をかけたとする内部通報があった」 --。

東芝の14日の記者会見。決算発表を再延期した理由をこう説明しました。

東芝における「不適切な圧力」とは、米原発子会社ウエスチングハウス(WH)の経営幹部が現場に対し、決算に影響を与えるような圧力をかけたという「内部通報」があったことを指します。

「不適切な圧力」と言うと、小難しい日本語のように聞こえますが、英語では「inappropriate pressure」と言い、比較的よく出てくる言葉です。

「政治家からの『不適切な圧力』を排除する」と言う際には、「eliminate inappropriate pressure from politicians」と使います。

「あなたが○○するなら、もう一切協力しない」といった脅しまがいの「不適切な圧力」は、政治や企業経営の現場だけでなく、あらゆる業界に幅広くはびこるだけにやっかいです。

”長い物には巻かれろ”的に、こうした悪習に慣れ親しんだり、泣き寝入りしてしまうのが常かもしれませんが、「不適切な圧力」に屈していくとどうなるのか--。

「圧力」をかけた側は、それに味をしめ、何かあると形を変えては「不適切な圧力」をかけることを繰り返し、それによって嫌気を差す人々が蔓延し、しまいには組織風土は腐り切ってしまいます。

奇しくも東芝のケースが、そうしたことを如実に物語っているのではないでしょうか。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月15日 (水)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(14)

◆続・2013年4月29日のアクトショーについて

原告側弁護士:「このショーが日本のキャットクラブ全体で不正なキャットショーを実施して
          いるかの偏見を持たれるようになったというふうな記載を陳述書でされて
          いますけれども
(注1)、ルールには違反していなかったわけですよね。本
          件ショーは」

前アジアディレクター:「
”30日ルール”に関しては違反してるかしてないかはとにかくとし
          て注2、認めましょうということになったということですね


原告側弁護士:「ほかに4月29日ショーがTICAの定めたルールに違反しているというふうな
          指摘はできますか」

前アジアディレクター:「
私はルールのことに詳しいわけじゃないですから(注3)、TICAが
                      OKだったら、OKなんじゃないですか(注4)


原告側弁護士:「TICAはOKしてますか」

前アジアディレクター:「
してますよね

原告側代理人:「そうやって合法的に行われたショーに関してと言っていいと思いますが、
          このショーについてアメリカの方から不正だというふうに指摘を受けるとい
          うのは、どうしてだと思いますか」

前アジアディレクター:「ですから、先ほども言っているように噂ですよね。噂じゃなくて名
          前を出してよければ出せるんですけど、出すことができないけども、ただ
          だったというような人もいたわけです。出陳料に関する問題だと思います
          よ
(注5)

(次回に続く)


注1)前アジアディレクターは「乙第17号証」として東京地裁に提出した「陳述書」で、「日本のキャットクラブ全体が不正なキャットショーを実施しているかのような偏見を持たれるようにまでなってしまいました」「ACC4月ショーの結果、日本のクラブ全体が不正を行っているかのような印象を持たれるようになってしまった」と書いていましたが、前アジアディレクターはその根拠や証拠を一切、示すことはありませんでした。

注2)既にこのブログで指摘しましたが、当時の22.4.1は少なくとも、主催クラブが違反しているかしていないかを問える規定にはなっていませんでした。参加した猫のポイントを認めたら違反したことになるわけですが、参加した猫のポイントを認めるか認めないかは米国TICA本部が決めることで、主催クラブが決めることではありません。

結果として米国TICA本部は自らが作ったルールを破り
、参加した猫のポイントを認めることにしたわけですが、このショーを含めて2012~13年度ショーシーズン後半だけで34のショーについて同様の違反を犯していたことが明らかになっています。

注3)本来は、誰よりもTICAのルールに詳しくなければならないアジアディレクターが、「私はルールのことに詳しいわけじゃない」と、法廷で平然と証言するところに、この組織の問題の根の深さが分かるかと思います。

注4)TICA本部あるいはボードの判断が全て正しいわけではありません。正しい判断もあれば間違った判断もあります。それはShow Rule 22.4.1を忠実に守らず、自らルール違反を犯して、参加した猫のポイントを認め続けてきたことでも分かります。TICAの判断が間違っていた場合には泣き寝入りせず、司法の判断を仰ぐしかありません。

注5)前アジアディレクターは「出陳料に関する問題だと思います」と証言していますが、TICAのボードは4月29日アクトショーに関し、ルール違反はなかったとの判断を下しているわけですから、前アジアディレクターの証言はTICAの判断と異なる見解と言えます。

なぜなら、出陳料に関しては、Show Rule 24.3 において「Each entry shall be accompanied by the published fee」と規定されているからです。TICAのボードは「ルール違反はなかった」との裁定を下しているわけですから、Show Rule 24.3 も守られていたと認定したことになります。


前アジアディレクターは「ただだったというような人もいたわけです」と証言していますが、具体的に誰がそのように言ったのか明らかにしておらず、仮にそのような証言者が本当にいたなら、TICAのボードはShow Rule 24.3の違反があったと認定するでしょうから、その意味でも前アジアディレクターの証言は信用できないと言えます。

また、出陳料に関する事に関しては、被告側弁護士と前アジアディレクターの間で、以下のやり取りもありました。

被告側弁護士:「4月29日のショーで実際に出陳料を払わずに出陳した猫がいるかどうか
          というのは、分からないということでよろしいですよね」

前アジアディレクター:「
はい、分かりません

Online Toybob セミナー(8)

「Toybob」のCOATカラーは「Sealpoint only」です。

さらに、「Evenness of the body color and contrast with the points are more important than whiteness」とも書いてあります。

「Evenness」は「均一、均一さ」を意味しますが、THAI (TH)でも似たような記述が見られます。

TH Body Color:「Evenness of the body color and contrast with the points are more important than extreme whitenes」

一方、「Evenness」という単語が使われている猫種には、「ABYSSINIAN GROUP (AB/SO)」があり、逆説的ですが、「Ticking and Pattern Faults:Unevenness of ticking over body」となっていますから、「Evenness of ticking over body」が求められていると言えます。

プレゼン資料によると、「Toybob」のCOATの配点は25点、このうち「Texture」に10点、「Pattern」+「Color」に10点が配分されています。残り5点は「Length」です。


Toybob0


※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月14日 (火)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(13)

◆続・2013年4月29日のアクトショーについて

原告側弁護士:「先ほど、22.4.1の”30日ルール”というのは、先生のクラブでも遵守されな
          いときがあったというふうにおっしゃいましたか」


前アジアディレクター:「受理されないんじゃなくて(注1)、それ出して認めてもらいました。
          点数は


原告側弁護士:「ただ、30日を切ってから申請されたことはあるわけですね」

前アジアディレクター:「あります

原告側弁護士:「ポイントは無事に付与されたと、そういうことですね」

前アジアディレクター:「はい

原告側代理人:「これまでの証人の中で、厳密にこのルールが適用されていなかったとい
          うお話がいろいろ出てきていると思うんですけど、それは事実ですか」


前アジアディレクター:「事実だと思います」(注2

(次回に続く)

注1)原告側弁護士は「遵守されない」と聞きましたが、どうも前アジアディレクターは「遵守」を「受理」と聞き間違えたようで、尋問と証言が噛み合っていません。

注2)当時のTICA会長が公表したリストによると、2012年11月~2013年4月までの半年間だけで、ショー初日30日前までにショーライセンスが発行されていなかったショーは全世界で34も
あり、アジアリジョでは4つありました。

そして、この34の全てのショーにおいて、参加した猫のポイントは認められました。さらにアジアリジョン内では、ショーライセンスが発行されていないにもかかわらず開催されたショーもありましたが、やはり参加した猫のポイントは認められていました。

米TICA本部のShow Reportによると、同期間に世界では141のショーが開かれていましたから、その24.1%(ほぼ4つのショーの1つ)
で、22.4.1を守らず、ショー初日30日前までにショーライセンスが発行されていなかったにもかかわらず、参加した猫にポイントが与えられていたことになります。

このような状況下で、なぜアクトだけがことさら問題視されるのか疑問ですし、どうしてアクトに対してだけ、「今回は30日ルールに違反しているのは紛れもない事実」で、「何らかのペナルティーがあっても良いと思います」と言う日本のジャッジがいるのか、全く理解に苦しみます。

Online Toybob セミナー(7)

プレゼン資料によると、COATの「Texture」は「Dense, resilient, not close lying, with developed undercoat. The topcoat is almost the same length as the undercoat」です。

「resilient」は「弾力性のある、弾力的な、復元力のある」を意味し、「not close lying」となっていますから、BGとは対象的な手触りと言えます。

もうひとつ、「Toybob」と対象的と言えば、COAT 「Texture」で「close lying」が求められているEGYPTIAN MAU (EM)かもしれません。

ちなみにEMで、Bronze and Black SilverのカラーCOATは「resilient, close-lying」、Black Smoke のカラーCOATは「fine, silky, close-lying」となっています。

「Toybob」に戻ると、「topcoat」と「undercoat」が「almost the same length」であることも特徴と言えるかもしれません。

これが「Toybob」のCOATの「dense」で「resilient」な手触りを支えていると言えるのではないでしょうか。


Toybobcoat

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月13日 (月)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(12)

◆続・2013年4月29日のアクトショーについて

原告側弁護士:「”30日ルール”(
注1)を一緒に述べておられる陳述書(注2)があるんです
          けれども、30日を過ぎてから4月半ばになって開催告知したというふうにお
          書きになっているんですけれども、30日前までにショーを申請することと、 
          ショーをやりますという告知をすることというのは関係がありますか」

前アジアディレクター:「
告知をすることが30日前には必要なんじゃないかと思いますけ
          ど
」(注3

原告側代理人:「それは先生のご見解ということですかね」

前アジアディレクター:「
私のクラブも30日切ったことがあります。それはジャッジさんが来
          るか来ないか分からなくて告知ができなかったんですけれども、それは
          ショーシーズン半ばのことでしたから、余り問題がなかったわけです。た
          だ、4月29日は最終、それも日本だけある祭日でしたから、私たちがどう
          こう言うよりも、外国が大きく取り上げるのは、まあしようがないことだと
          思ってました。4月29日は昔の昭和何とかですよね


原告側弁護士:「結構です。それで4月ショーがTICAのサイト上には、2013年4月29日
          キャットショーとして3月29日には掲載されていた(
注4)のをご存知ですか」

前アジアディレクター:「
知りません

(次回に続く)


注1)TICAのルールの中に”30日ルール”というものがあるわけではありません。当時のShow Rule 22.4.1の中で、「ショー初日の30日前までにショーラインスが発行されていなければ…」というくだりがあるだけです。そのため、あたかも”30日ルール”なるものがあると勘違いしているメンバーがいたにすぎません。

正確には「ショー開催初日30日前までにショーライセンスが発行されていなければ、猫はショーに出陳してもポイントは獲得できない」というものであり、「ショー初日の30日前までにショーラインスが発行されていなければならない」というものではありませんでした。

注2)前アジアディレクターは「乙第17号証」として東京地裁に提出した「陳述書」で、「ACC4月ショーでは、TICAのショールール22.4.1において(中略)規定されているにもかかわらず、平成25年4月半ばになってからショー開催が告知されました」と書いていました。

注3)ショー初日30日前までにショーの「告知」をしなければならないというルールはありませんでした。

注4)実際は、TICAアジアリジョン公式サイトのショーカレンダーに掲載されたのが2013年3月29日、その後、4月1日前後には米国TICA本部サイトのショーカレンダーにも掲載されていました。

Online Toybob セミナー(6)

Toybobを特徴付けるBobtailですから、それなりに高い配点かと思ったのですが、プレゼン資料によると、Tailの配点は5点となっています。(※別途、18点を配した資料もあります)

どういう定義になっているかと言うと、以下のようになっています。

「Flexible, preferably composed of several kinks and curves in any combination, but may be also almost straight. Visible length is not less than 1 inch and not longer then 1/3 of the body length」--。

ポイントとなりそうなのは、やはり長さかもしれません。

「Visible length」は「not less than 1 inch(=2.54cm)」で、しかも「not longer then 1/3 of the body length」となっています。

この時の「body length」は、プレゼン資料によると、首の付け根からお尻までですから、この長さを3等分したものより長くてはいけないということになります。

Toybobtail_2

ちなみに、その他のBobtailの猫種の「Tail」はどうなっているか、参考までに載せておきます。

【AMERICAN BOBTAIL(ABT/ABS)】・・・10点
Tail: Short, with a minimum length of 1 inch actual bone. May extend to the hock, but not past it.

【JAPANESE BOBTAIL(JB/JBL)】・・・16点
Tail: The shape is straight or curved or angled; appears as pom-pom. The tail is usually carried upright when the cat is relaxed. The hair on the tail is somewhat longer and thicker than the body hair, growing outward in all directions to create a pom-pom or bunny-tail effect. The pom-pom appears to commence at the base of the spine, and camouflages the underlying bone structure of the tail. The tail bone is usually strong and rigid rather than jointed (except at the base), and may be either straight or composed of one or more curves and angles. The furthest extension of the tail bone from the body should be approximately 2 to 3 inches, even though it might be 4 or 5 inches long if it were straightened to its full length.

【KURILIAN BOBTAIL(KB/KBL)】・・・15点
Tail: Composed of one or more kinks or curves or any combination thereof, appearing as a pom-pom or brush. VISIBLE tail length with the coat is from 1.5 cm to 8 cm (59-3.15 inches) for the shorthair and up to 13 cm (5.12 inches) for the semilonghair. May be rigid or flexible or a combination of both (part rigid, part flexible). Size and shape of the tail should harmonize with the common appearance of the cat. When palpated, the tail consists of at least 2 vertebrae, with at least one kink or curve or any amount of combinations thereof. Palpated length of the tail is from 1.5 cm to 8 cm (59-3.15 inches), counting length of kinks and curves. The tail can be described as “snag”, “spiral” or “whisk”. The direction of the tail is not important.

【PIXIEBOB (PB/PBL)】・・・3点
Tail: Tail bone must be 2 inches minimum, maximum length to hock with leg extended. Articulated tail desirable, kinks and curls acceptable.
※1 inch or shorter DQ
  Less than 2 inches Penalty
  2 inches (approx. thumb length) to hock deseirable
  Just below hock Penalty
  Full-length DQ

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月12日 (日)

みなさまのご協力・ご支援に感謝します!!

昨日は、海外からお二人のジャッジさんをお招きしてショーを開くことができました。

遠方よりお越し頂いた方々もいらっしゃり、ご参加頂いた出陳者のみなさま、ジャッジ・クラーク・スチュアードのみなさまにはご協力に感謝致します。

特に今回のショーに関しては、有志の方々から手篤いご支援を頂くこともでき、どうにか開催にこぎ着けることができました。この場を借りて重ねて御礼申し上げます。

クラークの方からは、各リングを彩る素敵な「フラワーアレンジメント」を頂戴し、会場がとても華やぎまし.た。


Photo_2
《トイガーも「フラワーアレンジメント」に興味津々》

また、千葉県成田市の出陳者の方からは、「タケノコご飯」や「からし菜入りご飯」、お惣菜、フルーツの差し入れがあり、みなさんお昼を待たずに頂きました。

さらに出陳者の方からは「スイカ」の差し入れも…。ひと足早く、夏の雰囲気も味わわせて頂くことが出来ました。

大きなショーではありませんでしたが、アットホームな心温まるショーを開催できてほっとしています。

1
《昨日はアクトオリジナルのヒョウ柄ロゼットをお配りしました》

次回の4月9日(日)、その次の4月30日(日)も、海外からジャッジさんをお招きする予定で、計画を進めています。

ぜひご参加頂ければ幸いです。

2017年3月11日 (土)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(11)

◆続・2013年4月29日のアクトショーについて

原告側弁護士:「陳述書だと、4月ショーはフェアでない方法で開催されたというふうに書か
          れていて(注1)、開催方法を問題にされているんですけれども、フェアでな
          いというのはどういう方法を指しておっしゃっておられますか」

前アジアディレクター:「
……

原告側代理人:「フェアでない中身は何でしょうか」

前アジアディレクター:「3匹出したけど、ただだったよいう人もいましたし、出ている猫の
          中に9歳半のロシアンブルーもいました(
注2)。9歳半といったら到底、
          キャットショーに出てくるような猫ではないです。そういう猫たちも出陳し
          ていたんで、後でカタログを見て、相当すごいショーだなと思いました


原告側弁護士:「そのことは○○(アクトクラブ員)猫を1位にすることと関係があるんです
          か」

前アジアディレクター:「
大きな意味であればありますよね」(注3

原告側代理人:「でも、そこに出陳する猫さんは皆さん同じ条件ですよね」

前アジアディレクター:「
ええ。ですからそれは結果としてそうだっただけで、ただ9.5カ月の
          ロシアンブルーが何のために出てきたんだろうと思ったことはありました


原告側弁護士:「9.5カ月の猫はショーに出るべきじゃないと、そういうことですか」

前アジアディレクター:「
いや、出しちゃいけないってことはないですけど、まあ大抵、一般
          的に考えてはないです


(次回に続く)


注1)前アジアディレクターは「乙第17号証」として東京地裁に提出した「陳述書」で、4月29日アクトショーについて「到底フェアとはいえない方法で開催されたものでした」と書いていました。

注2)4月29日アクトショーのマスターカタログを確認したところ、「9歳半のロシアンブルー」は参加していません。13歳4カ月のロシアンブルーが参加していました。

注3)米国BGは、4月29日アクトショーでの日本BGの成績にかかわらず、米オクラホマ州でのショーでもう少し成績が良ければ世界1位の座を確定できたわけですから、その意味において4月29日アクトショーのキャットカウントはもはや関係なかったと言えます。

なぜなら、4月29日アクトショーのエントリーは締め切られており、米オクラホマ州での米国BGの成績に応じて、さらにキャットカウントを増やすことなどできなかったからです。

日本のBGが世界1位になったことと、4月29日アクトショーでのキャットカウントを関連付け、カウントが多かったことを要因と主張する人もいますが、日本のBGの成績の”伸びしろ”が全くなかったことに鑑みれば、ひとえに米国BGの米オクラホマ州での成績不振が逆転を許した最大の要因であることが分かるかと思います。

2017年3月10日 (金)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(10)

◆続・2013年4月29日のアクトショーについて

原告側弁護士:「4月29日のショーいかんにかかわらず、米国にいるベンガル猫が1位になる
          可能性というのはありませんでしたか」

前アジアディレクター:「私たちアメリカにいるわけじゃないですから分かりません

原告側代理人:「2013年4月27日から28日に、アメリカのオクラホマ州で2位になった猫が参加
          していたことはご存知でしたか」

前アジアディレクター:「それ知りません

原告側弁護士:「このときの米国、当該猫の成績についてはご存知ですか」(注1

前アジアディレクター:「ですから、知りません

(次回に続く)

注1)すでにこのブログで指摘しましたが、世界1位になった日本のBGと、2位だった米国BGは同時期にそれぞれ別のショーに参加していました。米オクラホマ州のショーで、米国BGの成績がもう少し良ければ、その時点で米国BGの世界1位が確定していたのです。

逆に言えば、米オクラホマ州での成績が振るわなかったため、米国BGは逆転されて2位になったのでした。

Online Toybob セミナー(5)

プレゼン資料によると、HEADに続いて大きな配点を占めるのはBODYで、35点となっています。

この中で一番大きな割合を占めるのは「Torso」の10点です。

しかも、その記述もまた、かなり具体的です。

「Smaller than medium, compact and short, square form. Rib cage is broad.The back is almost straight. Sexual dimorphism is not very pronounced」--。

後半に出てくる「Sexual dimorphism is not very pronounced」は難しそうな表現ですが、「Sexual dimorphism」は「性的二形」あるいは「性的二型」と訳します。

要はFemaleとMaleの性差による形態的な違いを意味します。

「pronounced」は「目立った、顕著な」という意味ですから、「Toybob」に関して言えば、FemaleとMaleの性差による違いは形態上、あまり目立たないということになります。

体重差はあっても、成猫のFemaleで2kgに満たない一方、成猫のMaleはだいたい2.27 kgですから、その差は270gということになります。

ちょっと大きめのFemaleと、ちょっと小さめのMaleでは外観上の区別は付かないかもしれません。


Toybobbody

ちなみに、「Sexual dimorphism」という記述は現状、Kaomanee (KM)の「Standard」にだけ見られるもので、そこには以下のように書いてあります。

「the natural sexual dimorphism. (Males should typically be 8 to 11 pounds and may have slightly heavier boning than females. Females should typically be 6 to 8 pounds)」--。

KMについても、体重差についての説明で使われていることが分かります。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月 9日 (木)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(9)

◆続・2013年4月29日のアクトショーについて

原告側弁護士:「出陳する人やその他の人がジャッジに指示して、審査結果を支持したり、
          こうしなさいと命じたりすることはできるんですか」

前アジアディレクター:「
できませんね

原告側代理人:「では、どうして本件で結果が予定されていたというふうに」

前アジアディレクター:「だから先ほども言いましたように、後になってみればそうだったん
          だねということで、最初から分かってたわけでも何でもないです


原告側弁護士:「審査が不公正だとか、八百長だという風に主張されるということですか」

前アジアディレクター:「
よく私のことをそういうふうに主張される、する方がいらっしゃるん
          ですけども、○○○(前アジアディレクターがオーナーのクラブ)のメン
          バーに言わせれば、一番成績が悪いのが○○先生(前アジアディレク
          ター)のリングだと言われるくらいですから、噂とかそういったものは全く
          違ったものです。ですから、4人のジャッジさんで7人、7つのベストだった
          んですか。そうだったんですか
」(注1

裁判官:「ちょっと待って下さい。質問にだけパッと答えて頂きたいんですけれども、要する
      に審査自体に不正があったという、そういうご主張をされるのですか、という質問
      なんです」

前アジアディレクター:「
それはないです

裁判官:「そういう主張をされるつもりはないということでいいですか」

前アジアディレクター:「
はいはい、ないです

(次回に続く)


注1)被告側は「乙第7号証」として、4月29日のアクトショーのマスターカタログを証拠として提出しており、そこにファイナルの結果は書いてあります。前アジアディレクターはあたかも初めて知ったかのように証言しましたが、そうだとすると被告側は証拠をよく見ずに提出していたことになります。

Online Toybob セミナー(4)

HEADの中の「Profile」を見てみましょう。

HEADの中では5点とそんなに大きな比率を占めているわけではありませんが、その記述は他の猫種の「Profile」の記述と比べると、より具体的になっているような気がします。

Profile: Distinctly curved profile with a dip from the forehead to the nose at the eye-middle level. Definite stop is not allowed. Nose is medium in length. Bridge of the nose is slightly curved.Forehead is full, not flat

冒頭に出てくる「Distinctly」は「はっきりと」「明瞭に」という副詞ですが、TICAの「Standard」でそれほど多く出てくる言葉ではありません。

特に「Distinctly curved profile」という使い方は、「Toybobo」が初めてです。

Toybobhead

その後に出てくる「dip」は「くぼみ、へこみ」を意味する英単語ですが、「Profile」にだけで使われる言葉で、やはりそんなに多くの猫種で使われているわけではありません。

JAPANESE BOBTAIL (JB/JBL) Profile: A gentle dip at or just below eye level

TONKINESE (TO) Profile: Slight convex curve from top of head to just above eyes, dipping to a gentle stop at or just below eye level, with no appearance of a break. Cheekbones are high and gently planed.

KURILIAN BOBTAIL (KB/KBL) Profile: Flat to ever-so-slightly rounded forehead with a very slight dip at the eyes and a straight nose.

MANX BREED (MX/CY) Profile: Gentle nose dip with a moderately rounded forehead.

TURKISH VAN (TV) Profile: Slight dip below eye level marked by a change in direction of hair growth.

ちなみに、HIGHLANDER (HG/HGS)だと、「PENALIZE」のところに「dip」が出てきて、:「Excessive dip in the nose」と規定されています。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月 8日 (水)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(8)

◆2013年4月29日のアクトショーについて

原告側代理人:「陳述書では、原告○○(アクトクラブ員)のベンガル猫が1位になるという
          ことが予定どおりだったと。予定どおり1位になったというふうな記載(注1
          があるんですけれども。予定どおりというのはどういう意味ですか」

前アジアディレクター:「
私はそういうふうに思ってたことはないですよ

原告側弁護士:「先生の陳述書にはそういうふうに書いてるんですけど」

前アジアディレクター:「
ただ最終的に見たら予定どおりだったなと思って

原告側弁護士:「それは例えば4人のジャッジが今回、猫について7回も審査でベストという
          のを付けていますが、そのことも予定されていたと、そういうことですか」

前アジアディレクター:「
それはどうでしょうかね

原告側弁護士:「猫の評価というのは事前にある程度、予測できるものでしょうか」

前アジアディレクター:「
できません

原告側弁護士:「それはジャッジの評価によるからでしょうか」

前アジアディレクター:「
ですね

(次回に続く)


注1)前アジアディレクターは「乙第17号証」として東京地裁に提出した「陳述書」において「ACC4月ショーにおいて、スプレンダーは予定通り非常に高い得点を得た結果、前述のサンダンスキッドを追い抜いて当該年度の世界1位のベンガルとなりました」と書いていました。

Online Toybob セミナー(3)

HEADの中で「Ears」を見てみましょう。HEADの中では「Eyes」(15点)に次ぐ、8点を占めています。

そして、その記述は「Eyes」同様、プレゼン資料の図を併せて読むと、分かりやすくなっています。

「Medium sized, with rounded tips. Set is medium broad, slightly tilted forward.Ears not set less than an ear's width apart」--。

特に後半部分の「Ears not set less than an ear's width apart」は図があってこそ理解できる表現かもしれません。


Toybobears

また、中程に出てくる「tilted」は「傾いている、傾斜している」を意味し、他の猫種ではRAGDOLL(RD)、JAPANESE BOBTAIL(JB/JBL)、DONSKOY(DSK)、AUSTRALIAN MIST(AUM)の「Ears」のところに出て来ます。

(RD)Ears: Medium in size, broad at base, rounded tip. Set as much on top of the head as on the side, slightly tilted forward.

(JB/JBL) Ears: The ears are large, upright and expressive. They are wide set, but at right angles to the head, rather than flaring, and give the impression of being tilted forward in repose.

(AUM) Ears:tilted slightly forward

(DSK):Ears: Large, wide open, wide at the base, set upright and tilted slightly forward, neither low nor on top of the head.

ちなみに、耳のサイズを明確に「Medium」と規定している猫種にはAS, BU, MX, PB, RDがいます。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月 7日 (火)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(7)

◆続・前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける2014年4月26~27日と6月14~15日ショーの「出陳拒否」について

原告側代理人:「そうすると、6月ショーの後、○○○(前アジアディレクターがオーナーのク
          ラブ)が主催しているキャットショーのうち、2014年10月のショーから△△さ
          ん(アクトクラブ員)の猫は出陳を許されているわけですよね」


前アジアディレクター:「はあ

原告側弁護士:「ですね」

前アジアディレクター:「はい

原告側弁護士:「その方針、変わったのはどうしてですか」

前アジアディレクター:「ですから、いつまでもしてるつもりはなくて、ある時が来たらやめ
          ましょうと思っていました
」(
注1

原告側弁護士:「ある時というのは、どういうふうに判断されたんですか」

前アジアディレクター:「その時の判断ですから、よく覚えておりません

注1)前アジアディレクターであるクラブオーナーは、2014年10月4~5日の「アジアリジョンショー」での出陳拒否を巡る出陳者側代理人とのやり取りの中で、「○○氏(アクトクラブ員)の猫の出陳は拒否を致します。この裁判が終わるまでこの方針は貫きます」と書いていました。(2014年9月28日付)

また、2014年4月23日に東京地裁に提出した「仮処分命令回答書」でも、「出陳拒否を撤回することはありませんし、もし撤回をしたらTICAのルールを守れなくなります」と書いていましたから、前アジアディレクターはこれらと矛盾する証言をしたことになります。

Online Toybob セミナー(2)

「Toybob」のプレゼン資料によると、HEADの配点が一番大きく、40点となっており、このうち15点が「Eyes」に割り振られています。

しかも、その記述はかなり具体的です。

「Wide open, large and round with a slightly surprised look, and set wide apart. Eye color is intense deep blue」--。

プレゼン資料には図も添えられており、「目と目の間隔=a」「目の横幅=b」とした場合、「a=b」であるとも図示してあります。

目の色の定義もかなり具体的で、「intense deep blue」となっています。(※intense=強烈な、非常に強い)

ちなみに、全猫種の「Standard」を見渡しても、「intense」という単語が使われている猫種は少なく、特に目の色に関してはBS/BLで、「Intense, eye color preferred」という記述があるぐらいです。

「Wide open, large and round」で、しかも「intense deep blue」が求められるとなると、15点の配点も頷けるというものかもしれません。


Toybob2

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月 6日 (月)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(6)

◆続・前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける2014年4月26~27日と6月14~15日ショーの「出陳拒否」について

原告側代理人が甲第4号証(Show Rules)を示す。

原告側代理人:「9ページと書かれているページを示します。先生がおっしゃったのは23.6.5
          の指摘でしょうか」

前アジアディレクター:「
はい。この、もしくはクラブやショー自体の繁栄を妨害する」(注1

原告側弁護士:「これの具体的にどこに、どういう行為がここに該当しているというふうに考
          えられたわけですか」

前アジアディレクター:「
具体的なことではありません

原告側弁護士:「こういうふうに考えるに至った事情としては、何がありましたか」

前アジアディレクター:「
それは、結果としてこのことで裁判を起こすような方ですから、そ
          の時に私が感じたとしても不思議ではないと思います


原告側弁護士:「具体的には何か出来事があったと思うんですけど、その出来事は指摘で
          きますか」

前アジアディレクター:「
覚えておりません

原告側弁護士:「では、具体的な出来事としてはないけれども拒絶されたと、そういうことで
          すか」

前アジアディレクター:「
そうですね

原告側弁護士:「6月ショーについても同様ですか」

前アジアディレクター:「
ええ。続きでしたから、はい

(次回に続く)


注1)前アジアディレクターであるクラブオーナーの証言は正確ではありません。「クラブやショー自体の繁栄を妨害する」ではなく、23.6.5に書いてあるのは「クラブやショー自体の繁栄を妨害した行為が以前にあった場合」に、出陳拒否できるというものです。

Online Toybob セミナー(1)

来シーズン(2017年5月)から、RO(Registration Only)への昇格が決まった「Toybob」についてご紹介したいと思います。

とは言っても、私は「Toybob」のブリーダーでも専門家でもありませんから、「Toybob」そのものについて詳しく解説できるわけではありません。

このブログでは、「Toybob」のプレゼン資料やそこに載っている「Standard(案)」を辿りながら、他の猫種の「Standard」との違いがどこにあるのかという観点から考えたいと思います。

まず、基本知識ですが、「Toybob」はロシアのウラル地方原産の猫とのことです。

名前にある通り、「Bobtail」で「Pointed」。さらに世界一小さいとも言われる体型が特徴です。

重さは、成猫のFemaleで2kgに満たない(adult female is less than 4.5 pounds)となっています。(※1 pound=0.45359237 kg)

成猫のMaleはだいたい2.27 kg(Full grown Toybobs weigh around 5 lbs. with males slightly heavier than females)ということです。

Toybob1b_2

小型の純血種というと、日本でもシンガプーラ(SG)がおなじみですが、SGのTorsoが「Medium to small」なのに対し、「Toybob」のTorsoは「Smaller than medium」ですから、SGでは「Medium」が許容されても、「Toybob」は「Medium」ではだめということになるでしょう。

ちなみに生まれた時の体重は35~55gで、その後、急速に成長し、だいたい1歳半で成猫として成熟するそうです。

Toybob1c

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月 5日 (日)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(5)

◆前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける2014年4月26~27日と6月14~15日ショーの「出陳拒否」について

原告側代理人:「4月ショーの出陳の拒絶に関しては、陳述書によると○○○(前アジア
          ディレクターがオーナーのクラブ)としても出陳を認めないんだと方針が決
          まっているというふうに書かれているんですけれども、これは事実ですか」


前アジアディレクター:「はい

原告側弁護士:「これはどうしてそういう判断になったんですか」

前アジアディレクター:「TICAのいくつかのクラブで、自粛してもらいましょうという、聞いて
          はもらえませんでしたけども、そういう方針を立てました。その中の主
          だった者の中に○○○の□□(前アジアディレクター)が入っておりまし
          たので、それを貫いただけです


原告側弁護士:「これは出陳拒否できる理由というものがルール上該当していましたか」

アジアディレクター:「しています」(注1

原告側弁護士:「どこに該当しているというふうに考えていましたか」

前アジアディレクター:「クラブにとって、キャットショーの運営を憚る恐れのある」(注2

原告側弁護士:「その恐れがあると」

前アジアディレクター:「はい。そういう風に私たちが判断したんですから」(注3

(次回に続く)

注1、注2、注3)昨日もお伝えした通り、「キャットショーの運営を憚る恐れのある」というような将来、起こりえる予測を理由に出陳拒否することはできませんし、Show Rulesにも将来の予測に基づいて出陳拒否できるという記載は一切ありません。

2017年3月 4日 (土)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(4)

◆続・前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける2014年2月1~2日ショーの「出陳拒否」について

原告側弁護士が「甲第13号証(ファクス)」を前アジアディレクターであったクラブオーナーに示す。(※このファクスは、アクトクラブ員が2月ショーのエントリークラークに対し、出陳申し込みの保留措置について照会した文書です)

原告側代理人:「この文書について先生の方でTICAの方にどういう報告をされましたか」

前アジアディレクター:「TICAに報告したんですか」(注1)

原告側弁護士:「これが強迫文(注2)だというような報告をされませんでしたか」

前アジアディレクター:「強迫というのは、お話しする方はそう思ってなくても、取る方が強迫と思えば強迫です(注3)

原告側弁護士:「で、強迫だというふうに報告されたんですね」

前アジアディレクター:「した覚えはありません(注4)

原告側弁護士:「それも事実と違うんですか」

前アジアディレクター:「よく分かっていません

原告側弁護士:「強迫文としたことはありますか」

前アジアディレクター:「強迫文としたことはありません(注5)

原告側弁護士:「ないんですね」

前アジアディレクター:「はい(注6)

注1)前アジアディレクターがTICAに報告した文書は、原告側アクトクラブ員がTICA本部から入手しています。

注2)一般的には「脅迫」を使いますが、この「証言調書」では「強迫」となっています。

注3)照会文書を受け取ったのは2月ショーのエントリークラークですが、エントリークラーク本人が「強迫文」だと指摘した証拠はありません。つまり、照会文書を受け取った本人ではない前アジアディレクターが勝手に「強迫文」だと判断し、TICAに報告したことになります。

注4、注5、注6)原告側アクトクラブ員がTICA本部より入手した前アジアディレクターの名前が記名された「報告書」には「My entry clerk received a threatening letter」と書いてあり、私も確認しました。

翻訳者が勝手に「a threatening letter」と訳すことは考えられませんし、「a threatening letter」の日本語も「脅迫状」「脅迫文」以外にありません。従って、この証言は明らかに虚偽の証言と言えるでしょう。

2017年3月 3日 (金)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(3)

◆続・前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける2014年2月1~2日ショーでの「出陳拒否」について

原告側代理人:「2月ショーの当日配布されたカタログには、出陳された猫のうち3頭については印刷がされてないんですけども」(注1)

前アジアディレクター:「3頭ですか

原告側弁護士:「はい」

前アジアディレクター:「2頭だと思うんですけど(注2)

原告側弁護士:「2頭か3頭か、あるいは」

前アジアディレクター:「2頭ですよ(注3)

原告側弁護士:「では2頭が印刷されていなんですけど、これはどうしてですか」

前アジアディレクター:「そのキャットショーは、私そのころ動物専門学校の講師をしてまし
          て、学校の生徒がキャットショーを見に来る、そういうショーだったんで
          す。学校の生徒の代表が1匹猫を持って来る。それが1匹です。それから
          もう1匹は、差し替えをすると。最初の猫は入ってました。差し替えの来た
          のが後になったのが1匹です(注4)。多分、シンガプーラとノルウェイジャ
          ンフォレスト(注5)だと思います


原告側弁護士:「これらの猫に関しては、エントリーシートで提出があったのですか」

前アジアディレクター:「ありました、と思います(注6)

原告側弁護士:「正しくその猫が記載されたエントリーシートの提出があったんですか」

前アジアディレクター:「エントリーシートは書いているはずです。私が見てはいません

注1、注2、注3)ショー当日配布された「差し込み」に記載されていた猫は3頭いました。それは①「キツンのシンガプーラ」②「キャッツのメインクーン」③「HHP」でした。

前アジアディレクターが2014年1月31日に原告側弁護士事務所に送ったFAXによると、「カタログ印刷は28日午前1時までに原稿を入れることになっています」と書いてありました。このショーのエントリーの締切は1月25日(金)でしたから、この3頭はエントリー締切後、カタログ入稿締切後であったことが分かります。

被告側が米国TICA本部に2014年3月27日付で送った「報告書」には、この3人の出陳者の事情が書いてあり、HHPについては口頭でのエントリー受付であったこと、「キツンのシンガプーラ」についても口頭でのエントリー申し出だったこと、「キャッツのメインクーン」も口約束だったことが書いてありました。

注4)差し替えたわけですから、「
最初の猫は入ってました」という証言は何の意味も持ちません。差し替えた猫のエントリーがエントリー締切後、カタログ入稿締切後だったことに変わりはないからです。

注5)
ノルウェイジャンフォレストではなく「メインクーン」でした。

注6)少なくとも、前アジアディレクターの証言が正しく、TICA所定のエントリーシートでエントリー締切前、あるいはカタログ入稿締切前に送られていれば、差し込みではなく、カタログに掲載されていたはずでした。

Online BGL セミナー(15)

BGLの「mane(たてがみのようなふさふさした毛)」について、さらに考えたいと思います。

(BGL):A mane is acceptable but not required」をどんな日本語にするのが最も相応しいかという問題です。

今回、「好ましいが、必須というわけではない」と訳してみましたが、やはりポイントとなるのは、「acceptable」の後に「but not required(しかし、必須というわけではない=求められているわけではない)」が続いているという点でしょう。

もし、「A mane is preffered but not required」や「A mane is desirable but not required」と書いてあれば、訳し方に迷うことなどないのですが、「acceptable」になっているところが日本語訳を難しくしていると言えます。

もし、「acceptable」を「容認できる」という意味で使っているならば、その後に「 but not required」など付けず、単純に「A mane is acceptable」だけでいいような気がするわけです。

今後も、みなさんの貴重なご意見を踏まえながら、正確かつ分かりやすい「Standard」の日本語版を作っていければと考えています。

今後も気兼ねせず、お気軽にご意見、ご感想をぶつけて頂ければ幸いです。

※週明け6日(月)からは「Online Toybob セミナー」を始める予定です。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月 2日 (木)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(2)

◆前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける2014年2月1~2日ショーでの「出陳拒否」について

被告側代理人:「今回の裁判記録を見ますと、出陳拒否の理由としては、ショールール   
           23.6.5、これを適用するということでしたけど、2月ショーのときには違う理
           由で拒否してますよね」

前アジアディレクター:「
はい

被告側弁護士:「それはどうしてですか」

前アジアディレクター
:「○○さん(アクトクラブ員)と、いわゆる原告と私たちは、特別に仲
          がいいわけじゃないですけど、普通の猫仲間でしたから、あんまり大きな
          ことで出陳拒否するよりも、これでいいんじゃないのというんで、期日過
          ぎてるからということにした覚えがあります


前アジアディレクター:「
というのは、○○さんは2405(間違ったFAX番号)に送ってて、
          2404(正しいFAX番号)に来たときに期日が過ぎていた。で、それを理由
          に拒否しても、した方がいいんじゃないかなと私が思いました


前アジアディレクター:「
そのコミッティーが決める何とかというよりも、その方がお互いに
          楽じゃないかなと思ったんで、そういうふうに決めたんです。2月の分は


原告側弁護士:「エントリーシート自体は、期日間に届いているということの理解でよろしい
          ですか」

前アジアディレクター:「
私は見ておりません

原告側弁護士:「それは、他の方と比べて、○○氏(アクトクラブ員)のものが特別に遅れて
          いるとか、そういうことではないわけですか」

前アジアディレクター:「
そういうことはないです

原告側弁護士:「エントリーシートの問題ではなくて、違う問題で拒絶したと、そういうことで
          すか」

前アジアディレクター:「
本来ならば違うことで、ショーの運営に支障を来すというところで
          出陳拒否をすればよかったんですけども(注1)、私たちはお友達同士で
          したから、これが届かなかったからということにすれば、少しはお互いに
          気持ちが楽かなという、そういう気持ちはありました


原告側弁護士:「ということで、それを理由に拒絶したと、そういうことにしたと」

前アジアディレクター:「
はい

原告側弁護士:「ただ、実際にはそれは問題なく届いていたと、そういう理解でよろしいん
          ですか」

前アジアディレクター:「
問題なく届いていたかどうかは、2405の方には届いていたんで
          しょうけども、そこから何通かは2404の方に送られてきてるんですけど
          も、その中に○○さんのものはなかったんです


注1)前アジアディレクターであるクラブオーナーは、「ショーの運営に支障を来すというところで出陳拒否をすればよかったんです」と証言しましたが、TICAのルール上、「ショーの運営に支障を来す」という理由で出陳拒否することはできません。

Show Rule 23.6.5も、「ショーの運営に支障を来す」という理由で出陳拒否することができるとは書いておらず、出陳拒否できるのはあくまで出陳者(あるいは出陳猫)の過去の言動に限定され、将来の予測に基づいて出陳拒否することはできません。

Online BGL セミナー(14)

HEADのところで付け加えられた「BGL」特有の記述の後半部分を考えます。

そこにはこう書いてあります。

(BGL):A mane is acceptable but not required.

「mane」はライオンの雄のたてがみのようなふさふさした毛のことを言いますが、TICAの「Standard」において、全猫種を通じてこの言葉が出て来たのは今回が初めてとなります。

そして、「mane」は「acceptableであるが、必須というわけではない(求められているわけではない)」と書いてあります。

ここで注目しなければならないのが、「acceptable」の訳し方です。

というのも、「acceptable」自体、幅に広い意味を持つ英語だからです。

一般的には「容認できる」と訳しますが、その他にも「(どうにか)条件を満たしている」「好ましい」「満足できる」「期待に沿う」などの意味合いも持つからです。

先日のアクトショーの「BENGAL Work Shop」でお配りした、アクト監修「BG Standard」の日本語訳は、ここに出てくる「acceptable」だけ、「容認できる」ではなく、「好ましい」という訳し方を採用してみました。

その理由は、文脈全体を考えて…ということに他なりません。

「acceptable」の後に続く、「but not required」を踏まえると、「容認できる」より、「好ましい」とした方が、文脈上、適切だろうと考えたからです。

もし、この部分の「acceptable」も「容認できる」と訳すと、「容認できるが、必須というわけではない(求められているわけではない)」となって、今ひとつ流れが悪くなります。

それよりも、「好ましいが、必須というわけではない」の方が文章として通りやすいと考えたというわけです。

この点についてはさらに考えてみたいと思います。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

2017年3月 1日 (水)

実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(1)

2016年12月12日に行われた「証人・本人尋問」の「証言調書」が出来上がったそうです。(※証言調書とは裁判所書記官が法廷で録音したものを反訳(テープ起こし)したものです)

これまで、このブログでは私やアクトクラブ員が法廷で書き取ったメモを元にご紹介してきましたが、今回はポイントとなる部分に関し、正確なやり取りを明らかにしたいと思います。

前アジアディレクターであったクラブオーナーの「調書」の表紙には、「宣誓その他の状況」として、次のように書かれています。

「裁判官は、宣誓の趣旨を説明し、本人が虚偽の陳述をした場合の制裁を告げ、別紙宣誓書を読み上げさせてその誓いをさせた」--。

次回以降、具体的なやり取りの実録をお伝えします。

Online BGL セミナー(13)

最後にHEADのところで付け加えられた「BGL」特有の記述を見てみましょう。

そこにはこう書いてあります。

(BGL):Feathering behind the ears and into ruff, giving a frontal framing effect the head is desirable. A mane is acceptable but not required.

日本語にするのがなかなか難しいのですが、「前から見たヘッドのフレームを印象付ける耳の後ろと首の回りの襟状の羽毛のような毛がdesirableである。たてがみのようなふさふさした毛(mane)はacceptableであるが、必須というわけではない」

まず、前半部分ですが、ここで注目したいのは「framing」という英語です。

「frame(枠組み、骨組み、フレーム)」の派生語で、「framing」も同様の意味を持つ名詞です。

実は、TICAの「Standard」の中で、「frame」あるいは「framing」という言葉使いが出てくるのは、全猫種の「Standard」を通じて今回が初めてとなります。(※見落としていたら済みません…)

そして「giving a frontal framing effect the head」が「desirable(絶対的な価値基準において望ましい、価値がある)」だと言っているわけですから、それなりに重視していることがうかがえます。

ちなみに、この部分が加えられた場所はと言うと、

「The skull behind the ears makes a gentle curvecurve and flows into the neck. Allowance to be made for jowls in adult males」の後、「Overall look of the head should be as distinct from the domestic cat as possible」の前です。

つまり、「BGL」においても、「耳の後ろ側の頭蓋骨は緩やかなカーブを描き、首へと流れている。オスの成猫における顎の部分の肉(jowls)は許容(allowance)される」ことを前提として、その後に「BGL」特有の表現が加わったと言うことになります。

そして、たとえ毛が長くなっても、「ヘッドの全体的な外観はできる限りドメスティックキャットと比べてはっきりと区別できる(distinct from)必要がある」のです。

※本日も2本をアップする予定にしています。”夕刊”の配信は18:00の予定です。

« 2017年2月 | トップページ | 2017年4月 »