実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(8)
◆2013年4月29日のアクトショーについて
原告側代理人:「陳述書では、原告○○(アクトクラブ員)のベンガル猫が1位になるという
ことが予定どおりだったと。予定どおり1位になったというふうな記載(注1)
があるんですけれども。予定どおりというのはどういう意味ですか」
前アジアディレクター:「私はそういうふうに思ってたことはないですよ」
原告側弁護士:「先生の陳述書にはそういうふうに書いてるんですけど」
前アジアディレクター:「ただ最終的に見たら予定どおりだったなと思って」
原告側弁護士:「それは例えば4人のジャッジが今回、猫について7回も審査でベストという
のを付けていますが、そのことも予定されていたと、そういうことですか」
前アジアディレクター:「それはどうでしょうかね」
原告側弁護士:「猫の評価というのは事前にある程度、予測できるものでしょうか」
前アジアディレクター:「できません」
原告側弁護士:「それはジャッジの評価によるからでしょうか」
前アジアディレクター:「ですね」
(次回に続く)
注1)前アジアディレクターは「乙第17号証」として東京地裁に提出した「陳述書」において「ACC4月ショーにおいて、スプレンダーは予定通り非常に高い得点を得た結果、前述のサンダンスキッドを追い抜いて当該年度の世界1位のベンガルとなりました」と書いていました。
« Online Toybob セミナー(3) | トップページ | Online Toybob セミナー(4) »
「出陳拒否裁判 証人尋問リポート」カテゴリの記事
- 実録「出陳拒否」裁判、被告側証人尋問(36)(2017.05.18)
- 実録「出陳拒否」裁判、被告側証人尋問(35)(2017.05.17)
- 実録「出陳拒否」裁判、被告側証人尋問(34)(2017.05.16)
- 実録「出陳拒否」裁判、被告側証人尋問(33)(2017.05.15)
- 実録「出陳拒否」裁判、被告側証人尋問(32)(2017.05.14)