実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(7)
◆続・前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける2014年4月26~27日と6月14~15日ショーの「出陳拒否」について
原告側代理人:「そうすると、6月ショーの後、○○○(前アジアディレクターがオーナーのク
ラブ)が主催しているキャットショーのうち、2014年10月のショーから△△さ
ん(アクトクラブ員)の猫は出陳を許されているわけですよね」
前アジアディレクター:「はあ」
原告側弁護士:「ですね」
前アジアディレクター:「はい」
原告側弁護士:「その方針、変わったのはどうしてですか」
前アジアディレクター:「ですから、いつまでもしてるつもりはなくて、ある時が来たらやめ
ましょうと思っていました」(注1)
原告側弁護士:「ある時というのは、どういうふうに判断されたんですか」
前アジアディレクター:「その時の判断ですから、よく覚えておりません」
注1)前アジアディレクターであるクラブオーナーは、2014年10月4~5日の「アジアリジョンショー」での出陳拒否を巡る出陳者側代理人とのやり取りの中で、「○○氏(アクトクラブ員)の猫の出陳は拒否を致します。この裁判が終わるまでこの方針は貫きます」と書いていました。(2014年9月28日付)
また、2014年4月23日に東京地裁に提出した「仮処分命令回答書」でも、「出陳拒否を撤回することはありませんし、もし撤回をしたらTICAのルールを守れなくなります」と書いていましたから、前アジアディレクターはこれらと矛盾する証言をしたことになります。
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