実録「出陳拒否」裁判、被告側本人尋問(22)
◆ジャッジ資格降格、ライセンス更新停止について
原告側弁護士:「先ほど、本件ショーの結果、2階級降格になったというふうに主尋問でお
答えになったと思いますが、これは4月29日ショーをアクト・キャット・クラブ
が開催したことによって降格の処分がなされたと、そういうことですか」
前アジアディレクター:「私、ディレクターでも何でもないですけど、一般的に考えればそれ
以外に理由はないです」(注1)
原告側弁護士:「それはどなたかから聞いたというわけではなくて」
前アジアディレクター:「ええ、見たらそう思います」
原告側弁護士:「先生がお考えになったと、そういうことですか」
前アジアディレクター:「はいはい」
原告側弁護士:「その翌年の1月からディレクターになられていると思いますけども、ボード
の会議とかでそういうことが話題になったことはありますか」
前アジアディレクター:「どのことでしょう」
原告側弁護士:「屋和田さんの降格に関して」
前アジアディレクター:「ないですね」
原告側弁護士:「そうすると、先生が事象をご覧になって、そうだろうというふうに想像され
てる、そういうことですか」
前アジアディレクター:「実際にそういうことになっているわけですから、そういうことなんだ
ろうと思いました」
注1)TICAのボードは降格理由について一切、明らかにしていません。どの言動がTICAのどのルールに違反し、どのルールに基づいて降格処分としたかについても、TICAは一切、明らかにしていないのです。
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