【TICAルール改正】Show Rule 23.6.5の削除について(6)
今度のアジアディレクター(前アジアリジョンセクレタリー)が代表を務めるクラブによる「出陳拒否」は、Show Rule 23.6.3と23.6.5を適用してのものでした。
それは前セクレタリーのクラブ代表自身が、「ショールール規約第3条エントリー資格、23.6.5及び23.6.3(当クラブにおいて依頼人はサスペンションリストに入って居る)を適用し出陳拒否をしました」と通告してきたからです。
しかし、「出陳拒否」裁判の証人尋問の様子をお伝えしたブログでも書いたように、①いつサスペンションリストに入れたのか?②どんな理由と事実をもってしてリストに入れたのか?--などが全く不明なのです。
「Suspension List」は一般的に”Black List(ブラックリスト)”と呼ばれるものですが、このクラブにおいては文字通り、判断基準や手続きが”ブラック”になっています。
第一に、「クラブ」のSuspension Listに載せるか載せないは、どのような手続きに則り、誰が決めるのでしょうか?
クラブ代表者の一存で決められるものなのでしょうか?
あるいはクラブ役員の一存で決められるのでしょうか?
「クラブ」の総意として何らかの手続きを経て決められるとしても、「クラブ」にしっかりとした「会則」があり、Suspension Listに載せるに当たっての手続き的な規定が明記されていることが前提になりますが、そのようになっているのでしょうか?
「趣味の世界」の内部ルールとは言え、あまりにいい加減と言えるのではないでしょうか…。
そして、そうした杜撰な内部ルールを定め、長年放置してきたTICA自体の責任も厳しく問われなければならないとの声が出ても不思議ではないでしょう。
※本日は2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。
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