「ご挨拶」という名の”怪文書”(15)
「皆様ご承知の裁判はもう直ぐ決着が付くと思います。(12/10日現在)」--。
前アジアディレクターは昨年12月17~18日に開催したショーカタログの「ご挨拶」の中でこう書きました。
12月10日と言えば、「出陳拒否」裁判の証人尋問の2日前--。前アジアディレクターはこの尋問によって「決着を付ける」、あるいは「決着が付く」と思ったのでしょうか。
というのも、実は「出陳拒否」裁判はそのまますぐ判決に向かうわけではなく、裁判長の意向もあって、1月27日(金)に東京地裁民事23部において、新たに「弁論準備手続き」をすることになりました。
原告側、被告側双方は12月12日の尋問で出てきた証言について、追加の証拠資料を提出する見通しです。
この「弁論準備手続き」が判決前の最後の期日になるかどうか分かりませんが、仮にそうなったとしても判決は3~4月になるのではないでしょうか。
27日の弁論準備手続きを受けて、さらにもう1回、新たな期日が入れば、判決は早くて5~6月、遅ければ夏ぐらいになることでしょう。
さらに、2014年10月のアジアリジョンショーにおける「出陳拒否」についてはこれから裁判が起こされるわけです。
そして、もうひとつ首を傾げてしまったのは、前アジアディレクターがあたかも「出陳拒否」裁判しかないかのように書いていたことです。
前アジアディレクターは、TICAアジア内における「いじめ・嫌がらせ」でも訴えられており、こちらはまだ始まったばかり…。
昨年12月1日に第3回期日が開かれましたが、被告側は全面的に争う姿勢を示しています。
「いじめ・嫌がらせ」裁判の第4回期日は1月23日(月)11:00~、東京地裁民事50部で開かれることになっています。
※本日は2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。
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