「出陳拒否」裁判、証人尋問で何が明らかになったか(13)
前アジアリジョンセクレタリーは東京地裁に提出した「陳述書」で、アクトのブログに関し、「屋和田さんがブログなどで非難を繰り返す状態となってしまいました」と陳述しました。
これに対して、原告側弁護士は昨年12月12日の反対尋問で、「何と言って非難したのですか?」と質すと、前セクレタリーは「覚えていません」と証言しました。
さらに原告側弁護士が「(屋和田さんは)根拠を示したうえで事実を指摘しただけではないですか?」と質しても、「いちいち内容は覚えていません」と証言しました。
前セクレタリーは証人尋問においても、具体的にどのブログのどの表現が、彼の言うところの「非難」に当たるのかを明らかにすることはありませんでした。
これは、”明らかに出来なかった”と言った方が正確かもしれません。
いずれにしても、前セクレタリーは根拠と理由を明らかにしない(あるいは明らかに出来ない)にもかかわらず、一方的に私が「非難した」と、裁判所に提出した「陳述書」で書いたわけです。
こんなことを「陳述書」に書くことこそ、私やアクトに対する”誹謗中傷”ではないのでしょうか…。
明確な根拠と理由を示さずに、一方的に決め付け、レッテルを貼るやり方は学校や職場でよくある「いじめ」や「嫌がらせ」と全く同じです。
それをTICAの組織内で”特別な権限”を持つディレクターや、ナンバー2のセクレタリーがすれば、”パワハラ”に他なりません。
これまでのTICAアジアでは、そうしたやり方が省みられることなく、いじめを受けたメンバーは”泣き寝入り”していたかもしれませんが、それが正しい「趣味の世界」のあり方でしょうか。
明確な根拠と理由を明らかにしないで”誹謗中傷”を続ける人物がいる以上、そしていくら言っても明確な根拠を示さない以上、こうして裁判を通じて”真実”を明らかにするしか方法がないとしか思えません。
« 「ご挨拶」という名の”怪文書”(14) | トップページ | 「ご挨拶」という名の”怪文書”(15) »
「出陳拒否裁判 証人尋問リポート」カテゴリの記事
- 実録「出陳拒否」裁判、被告側証人尋問(36)(2017.05.18)
- 実録「出陳拒否」裁判、被告側証人尋問(35)(2017.05.17)
- 実録「出陳拒否」裁判、被告側証人尋問(34)(2017.05.16)
- 実録「出陳拒否」裁判、被告側証人尋問(33)(2017.05.15)
- 実録「出陳拒否」裁判、被告側証人尋問(32)(2017.05.14)