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2016年12月15日 (木)

選挙戦を終えて、私の願い(6)

もし、TICAアジアが”2派"に分かれているとするなら、”プロ”のブリーダー集団を目指して地道な勉強と努力を積み重ねるメンバーと、”キツンミル”を中心に「ルール」も「スタンダード」もお構いなしで、TICAを単に”箔付け”団体と見なす人たちということになるでしょう。

あるいは、「いい猫はいい」と公平・公正に審査するのが正しいショーのあり方であると思うメンバーと、自分のクラブ員の猫を依怙贔屓して優れた成績を付けることが正しいと思うメンバーということになるのかもしれません。

この猫界を良く「趣味の団体」と総称しますが、もしTICAアジアが”2派"に分かれているとするなら、真の意味で「趣味」としているメンバーと、”ネコ”で稼ごうとするメンバーということになるでしょう。

その意味で、今回のディレクター選挙は、TICAアジアが国際団体の基準を満たしたショーの団体性を維持できるのか、はたまた限りなくドメスティック団体に近くなって行くのかの分岐点になるかもしれません。

もちろん、私はTICAのショーを単にタイトルや称号を得るための”箔付け”団体 にすることには反対ですし、審査での依怙贔屓や差別にも反対ですし、TICAという団体は国際基準を満たした団体として、ドメスティック団体と違う地位を維持して欲しいと願っています。

TICAは自由で開放的であるべきですが、一方で「郷に入れば郷に従え」というように、TICAのショーに参加するにはそれなりの「マナー」を兼ね備えていなければならないと思っています。

しかし、この数年を見る限り、明らかに”プロ”のブリーダー集団を目指して地道な勉強と努力を積み重ねるメンバーは別の団体に移り、代わって”キツンミル”を中心とした「ルール」も「スタンダード」もお構いなしの人たちが増えてきました。

私は必ずしもペットショップ系のメンバーをひとくくりにして否定しているわけではありません。

ペットショップ系のメンバーであっても、TICAの「ルール」に則って参加し、「スタンダード」を勉強している人もいます。

しかし、ここ数年、そうでない人たちの度を過ぎた振る舞いが余りに多く見られ、それがTICAアジアの”品位”を貶めてきたのも事実でしょう。

私は限りなくドメスティック団体に近づいていくこの路線を変えなければならないと思っています。

”プロ”のブリーダー集団を目指して地道な勉強と努力を積み重ねるメンバーを増やし、TICAを去り別の国際団体に移って行ってしまった良識あるブリーダーに戻って来てもらうにはどうしたらいいか--。

これは私にとって永遠のテーマであり、これからも実現に向けて努力していきたいと思っています。

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