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2016年12月29日 (木)

「出陳拒否」裁判、証人尋問で何が明らかになったか(11)

アジアリジョンセクレタリーは東京地裁に提出した「陳述書」で、YahooGroupMailにおける「TICA Members」について触れ、次のように陳述していました。

TICAメンバーのメーリングリストが(中略)いわゆる『炎上』状態となる結果となりました」--。

何を以てして「炎上」と思うかは主観であって、個人差はあるでしょうが、「『炎上』状態となる結果となりました」と断定調で陳述したわけですから、そう認識するに至った根拠はしっかりと示すべきでしょう。

原告側弁護士はセクレタリーへの反対尋問で、「あなたの言う『炎上』の最初のメールはどういうものでしたか?」「何人ぐらいのメンバーが抗議していたのですか?」「あなたはそのメーリングリストを読んだのですか?」「全てに目を通しましたか?」などとと質しました。

しかし、 セクレタリーの口から出て来たのは「知りません」「分かりません」「読んでいません」というものでした。

東京地裁の裁判長からも重ねて、「メーリングリストを読みましたか?」との質問がありましたが、セクレタリーは「読んでいません」と証言しました。

読んでもいないのに、どうして「『炎上』状態となる結果となりました」と断定調で言えるのでしょうか?

そして、唯一の根拠らしき事情は、「メーリングリストで大変なことになっていますよ」という、「誰か」からか受け取ったメールだけだったと証言したのです。

「誰か」の言うことを鵜呑みにし、自分で事実確認もせず、その尻馬に乗って「炎上した」「炎上した」と騒ぎ立てることこそ、TICAアジアの悪しき組織風土なのではないでしょうか。

そして、事実確認せず、影響を与えるような”風説”を流すのが一般メンバーではなく、 クラブ代表者であり、リジョンセクレタリーであり、次期アジアディレクターであるところに、TICAアジアにとって最大の”問題の根”があるのではないでしょうか。

ディレクターやセクレタリーが口々に、TICAのメーリングリストが”炎上”したと触れ回れば、英語が分からず、「TICA members」に登録していない一般メンバーは、そんな事態になっているのね…と思い込まされ、不安になっても不思議ではありません。

そして、アクトがTICAのメーリングリストを”炎上”させるような事態を引き起こしたと”洗脳”されてしまうでしょう。

しかし、これらは全て、根拠なき”風説”の流布に他なりません。

私には、悪意ある”印象操作”によって不安を煽り、アクトに対して”同調圧力”をかけようとしたとしか思えないのです。

裁判を起こすアクトが悪いと考えるメンバーも今なおいるようですが、裁判を起こさず、証人尋問をしなければ、自らの言動の誤りを認めず、正しい事実を明らかにせず、悪しき組織風土が改まらないというのであれば、裁判もやむを得ないような気がします。

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