ディレクター選挙結果を分析すると…(5)
今回のディレクター選挙で、「Write-in」による投票があったのは、4つのリジョンでした。
実は、次のボードミーティング(2017年1月25~27日)で、ディレクター選挙での「Write-in」の仕組みをなくすルール改正案が提出される見通しになっています。
今回の6つのリジョンにおけるディレクター選挙で、立候補者が1人だけだったリジョンは2つでしたから、改正されれば、その立候補者が自動的に当選することになると思われます。
ただ、ここで問題になるのは、立候補者がいないリジョンの扱いです。
立候補者が誰もいない場合に限って、「Write-in」を認めることになるのかもしれません。
アジアリジョンでは長年にわたって、”Write-inによる立候補”といった意味不明な立候補のスタイルがありました。
「Write-in」の仕組みを廃止すれば、TICAの選挙制度の透明性向上につながることは間違いないですが、ボードの判断は果たしてどうなるでしょうか…。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。