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2016年12月28日 (水)

「ご挨拶」という名の”怪文書”(8)

昨日のブログでご紹介した件に関し、私はTICAのアジアディレクターとして重大な”罪”があったと思っています。

ひとつは、常々私が主張していることですが、「ショーはショー」であり、それ以外のことをショーに持ち込まないという”大原則”を、組織のトップであるアジアディレクター自らが踏みにじっている点です。

ショーはTICAメンバーだけが参加しているわけではありません。メンバー以外の多くの出陳者もいるわけです。

そして、「出陳拒否」裁判に関しては、このクラブの4人が訴えられているだけで、他のクラブ員も出陳者も
基本的に全く関係ありません。

12月17~18日のショーについて言えば、大多数の出陳者が「出陳拒否」裁判とは無関係なのです。

仮に「裁判」に関連して、アジアディレクターとして言いたいこと、主張したいことがあったとしても、「出陳拒否」裁判のことを「ショーカタログ」に載せるべきではないでしょう。

もうひとつは、TICAの「By-Laws」12.1.7に対する違反です。

By-Laws12.1および12.1.7にはこう書いてあります。

12.1 The objects and purposes of this Association are and shall be:

12.1.7 The promotion of educational and friendly relations between breeders in this country and all other countries of the world

日本語に訳すと、「12.1 この協会の目的と目標は以下でなければならない」「12.1.7 自国及び世界中のブリーダー同士の教育と友好関係の振興・促進」

しかし、ショーカタログの「ご挨拶」で、あるジャッジに言及し、「
この方とはどんなことがあっても昔のようなTICAの仲間として接する事は出来ないと思いました」と書くことが、TICAの目的・目標のひとつである「友好関係の振興・促進」に適っていると言えるでしょうか。

私はこのショーカタログの「ご挨拶」は、TICAの「By-Laws」違反に当たると考えます。

もちろん、アジアディレクターにしてみれば、「いくらでもプロテストして下さい」ということになるのかしれませんが…。

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