全メンバーの”衆知”を集めた”全員運営”(4)
「衆知を集めた全員経営」をいかに実現していくか--。
故松下幸之助さんはこう言っています。
「”和”をもって初めて衆知も集まりやすいし、また生きてくる」--。
TICAアジアでメンバーや出陳者の衆知が集まらないのは、ひとえに”排除志向”だったからではないでしょうか。
たとえ正しい意見だとしても、ディレクターやセクレタリーの意に沿わなければ”排除”される--。
個人的な好き嫌いの感情を優先して、利用できそうな人には親切にして意見も聞き、その人の猫はファイナルに残すけれど、嫌いな人や役に立ちそうにない人にはいじめたり嫌がらせをしたりして、その人の猫はファイナルに残さない--。
唯々諾々と従えば、”ベスト待ち”になればすぐベストを貰えるが、違う意見を言ったり正そうとしたりすると決してベストは貰えない--。
自分のクラブさえよければ、他のクラブのショーはどうなっても構わない--。
言うことをきかなければ、言うことを聞くまで電話やメールやSNSを使って”同調圧力”をかけ続ける--。
これではメンバーや出陳者の衆知が集まるわけがありません。
クラブ運営であれば、クラブ員の衆知を集めるのも、そんなに難しくないかもしれませんが、TICAアジアとなると国もまたがるわけですから、メンバー間、クラブ間の”和”が一段と大切になってくるでしょう。
私が当選したら、松下幸之助さん同様、”和 ”をもって衆知を集め、”和”をもって衆知を生かしていきたいと思います。
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