ディレクター選挙結果を分析すると…(2)
今回のディレクター選挙は6つのリジョンで行われました。
そのうち、4つのリジョンでは再選を目指して現職が立候補しましたが、再選を果たしたのは1人だけでした。
ただ、再選を果たしたディレクターのリジョンで対立候補はいませんでしたから、事実上、選挙戦を戦った現職は全員、敗れたということになります。
その具体的な敗因はケース・バイ・ケースかと思いますが、現職にとって厳しい結果が出たということは、一般的に言えば現状に満足せず、”変化”を臨んだ有権者が多かったことを意味するのではないでしょうか。
一方、現職が立候補しなかったのはアジアリジョンともうひとつだけ。
そのもうひとつのリジョンでは立候補者が1人だけでしたので、順当にその立候補者が当選しました。
今回の選挙の結果、6つのリジョンのディレクターのうち、5つのリジョ ンでディレクターが代わることになります。
TICAのリジョンは全部で13(INリジョンを含めると14)あり、投票権のあるボードメンバーはこれに会長、副会長を加えた15です。(※INリジョンのディレクターはアソシエイト・ディレクターの位置づけとなっています)
つまり、今回の選挙で、ボードメンバーの3分の1が入れ替わることになるのです。
TICAのボードにどのような変化をもたらすのかにも注目したいと思います。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。