選挙戦を終えて、私の願い(2)
トランプ次期米大統領ではないですが、今、世界を見渡すと「自国中心主義」のうねりが起きています。
それは、TICAアジアにおいては長年にわたり、”クラブ中心主義”という形で続いきました。
”自分のクラブ員中心主義”とも言い換えられるでしょうし、”自分のクラブとその仲間のクラブ中心主義”へと勢いを増しているようにも映ります。
しかし、次のアジアディレクターにはこうした傾向を是非とも改めて頂きたいと思っています。
どのクラブもTICA公認クラブであり、どこのクラブのショーもTICA公認のショーであり、どこのクラブ員であろうと、TICAのメンバーであり、TICAのショーに参加する出陳者であることに変わりありません。
クラブの代表がディレクターをしようが、ジャッジがディレクターをしようが構いませんが、アジアディレクターという地位と職責は、クラブ代表やジャッジの地位や職責とは全く違うのです。
それは首相と、都道府県知事や市区町村長の職責が全く違うのと同じです。
新しいディレクターにはクラブの代表という考え方を持ち込むことなく、アジアディレクターという立場に立って職責を全うしたいと考えています。
TICAアジア全体、TICAアジアメンバー全員のために、平等・公平・公正にリジョン運営をして頂きたいと願っています。