「ご挨拶」という名の”怪文書”(1)
12月17~18日に静岡市で開かれたショーのカタログに、アジアディレクター名で「ご挨拶」というタイトルの付いた”怪文書”が載っていました。
「怪文書」とは一般的に「中傷・暴露するのが目的の出所不明の文書」を指しますが、私がなぜ”怪文書”としたかと言えば、その内容が極めて怪しいからに他なりません。
例えば、そこには「ディレクターの役目はTICAメンバーを増やし、楽しいキャットショーやセミナーを開催し、チャンピオンを作り、登録猫数を増やす (TICAバイローに書かれています)」と書いてありました。
しかし、TICAの「By-Laws」に、「ディレクターの役目」として、「TICAメンバーを増やす」とも、「楽しいキャットショーやセミナーを開催する」とも 、「チャンピオンを作る」とも、「登録猫数を増やす」とも、一切書いてありません。
これらは、全てアジアディレクターの勝手な解釈であり、TICAの「By-Laws」の”捏造”と言っても過言ではありません。
アジアディレクターがオーナーのクラブを舞台にした「出陳拒否」でも、ショーフライヤーに「公の場でTICAを批判した方およびその関係者のエントリーはお断り致します。(ShowRule23.6.5)」と”虚偽”の記載したのと、全く同じパターンです。
もし、「書いてある」と主張し続けるのであれば、「By-Laws」のどこにそう書いてあるのか明示すべきでしょう。
そうしなければ、英語を原文で読めないTICAアジアメンバーは勘違いし、そう思い込まされてしまいます。
TICAアジアメンバーを誤導するような「挨拶文」を載せるアジアディレクターも、それを右から左へ何も考えずにカタログに載せる担当者も、信じられません。
TICAのルールに書いてもいない、TICAが求めてもいないことを喧伝し、あたかもそれに努力をしているかのような間違った印象を植え付けるようなことをするのは、数多いリジョンの中でもアジアリジョンを除いてないのではないでしょうか。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。
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