ここまで”変化”と”変革”を求める声が強かったとは…
「反既成政治、世界のうねり」(毎日)、「既成政治批判、支持集める」(朝日)、「既成政治批判し逆転」(読売)、「現状の拒絶、奔流に」(日経)--。
今朝の朝刊は「トランプ新大統領誕生」の報道で溢れました。
それにしても改めて驚くのは、長年続いた「既成政治」への”不満”の大きさであり、普段大きな声は上げずとも”変化”と”変革”を求め続けていたアメリカ国民の多さでした。
米民主党は8年前、「Change!」「Yes, We can!」を掲げてオバマ氏が登場しましたが、国民が期待したほどは変えられなかったということなのでしょう。
TICAアジアも6年前、「TICAアジアを変えてくれるのでは…」との期待を背負ったディレクターが誕生しましたが、何も変わらないばかりか、”既成勢力”と手を組み、旧態依然たるリジョン運営を続けることになりました。
3年前にはTICAアジア最大を誇るクラブオーナーがディレクターに返り咲き、今日に至ったわけです。
「トランプ旋風」の本質についてある報道は、「既存の政治は支配層に牛耳られ、庶民の声が届かない。我慢の限界に達した低中所得層や白人層が主流派に見切りをつけ、本物の変革を求めて非主流派に乗り換えた」と分析しました。
今のTICAアジアもまた、既存の”支配層”によって、一般出陳者、一般メンバーの声が届かないリジョン運営が続いてきました。
TICAはショーだけの団体でもなければ、勝ち負けを競って一喜一憂する趣味の世界でもありません。
「ショーで良い成績を付ける」ことを求心力とした”支配層”による「クラブ運営」「リジョン運営」は変わるべきでしょう。
「スタンダード」や幅広い猫種の知識を学ぶ--。
猫の病気や治療について一緒に勉強する--。
より良いブリーディングをともに目指す--。
動物保護のあり方や何ができるかをみんなで考える --。
今こそ、一部の”特権”クラブや”特権”クラブ員に偏り過ぎたリジョン運営を改め、バランスの取れた運営の仕方に”変革”すべき時ではないでしょうか。
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