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2016年11月

2016年11月30日 (水)

「私にはその”当たり前”が理解できない」…

「日本の農業」と「TICAアジア」の”共通点”はあるでしょうか? ないでしょうか?

自民党の農林部会長である小泉進次郎氏の国会での発言を聞くと、”共通点”が浮かび上がって来ます。

衆院TPP特別委員会で、彼は安倍首相にこう質問しました。

「私は農林部会長になって、農協の皆さんと向き合う中で、今でもわからない、根本的な疑問があります。なぜ農協よりホームセンターの方に安いものがあるのか」--。

「北海道の陸別町農協という、餌を安く提供する農協の組合長と会った。なぜ他の農協組合員はその安いところから買えないのか」--。

「農業の世界では”当たり前”かもしれないが、私にはその”当たり前”が理解できない。安く必要なものをどこからでも自由に買うことができ、自由な経営が展開できる。これこそやらないといけない構造改革だと思いますが、総理から答弁をお願いします」--。

この発言が意図するところは、TICAアジアにも当て嵌まるのではないでしょうか。

出陳者はどこのクラブのショーにエントリーしようが自由なはずなのに、なぜできないのか?

出陳者はショー会場でどこのクラブの誰と話そうが自由なはずなのに、なぜできないのか?

ジャッジもどこのクラブのショーの審査を引き受けようが自由なはずなのに、なぜできないのか?

まさに、今のディレクターやセクレタリーのもとでは”当たり前”だったのかもしれませんが、私にはその”当たり前”が理解できません。

ジャッジも出陳者も自由に活動し、発言できる--。TICAアジアもまさにそうしたことができるように変えなくてはならないのではないでしょうか。


みなさんの中にも、「長年にわたる猫界の”当たり前”が理解できない…」と思った経験がひとつふたつはあるのではないでしょうか。

さて、国会で安倍首相はどのように応じたでしょうか?

彼はこう答弁しました。

「小泉委員が指摘したところが、極めて重要な点なんだろうと思います。農家の皆さんは、飼料や肥料を1円でも安く仕入れ、農産物を1円でも高く買ってもらう」--。

「そのための努力を共同組織であるJA全農には行ってもらいたい。時代の要請に応えて、全農も新たな組織に生まれ変わるつもりで、がんばって頂きたいと思います」--。

次のディレクターもリジョンオフィスも、「時代の要請に応えて、新たな組織に生まれ変わるつもりで、がんばって」いかねばならないのではないでしょうか。

リジョンセクレタリーから”奇妙な”メール連絡(2)

それにしても、なぜ「2017年3月~ 4月」に限っての話なのでしょうか。

「いきなりのショー開催不可連絡は避けて頂きたい」というのが主旨であるなら、それは年度を通じてのことなのではないでしょうか。

「ショー予定のクラブは開催予定の60日前までには『開催か、 中止か、1日開催に変更か』の連絡を□□(セクレタリー名) までお知らせいただきますよう、 ご協力お願いいたします」というのであれば、「2017年3月~ 4月」に限らなくてもいいはずです。

要は、「2017年3月~ 4月」にショーを開きたいクラブがあるけれど、日程はすでに埋まっていて開けない…。別のクラブと代わって貰おうと交渉したけれど代わって貰えない……ということだったのではないでしょうか。

そうであるなら、「全日開催不可の場合は、 当該日にショー開催可能なクラブがTICAへペナルティーを支払 った上でショー開催する方向で検討します」という文章も納得できます。

そうであるなら、アジアディレクターやセクレタリーが「みんなでショー会場を探してあげましょう」と呼びかけない理由も頷けます。

しかし、もしそうなら、具体的なクラブ名は出していないにしても、特定のクラブのためにリジョンが”便宜”を図ろうと動いたと考えられます。

そして、もしそうなら、リジョン運営の平等性、公正性、公平性から逸脱しているとしか思えません。

特定のクラブ、特定のクラブ員のためにリジョンが動くというのは、広義の意味で”公私混同”であり、”私物化”に入るのではないでしょうか。

私がディレクターに当選した際は、リジョン運営の平等性、公正性、公平性に疑問符が付くようなことはしないとお約束したいと思います。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月29日 (火)

”公私混同”と”私物化”の行き着く先…

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が任期満了を待たずに早期退陣する意向を表明しました。

同氏を巡っては「国政への介入」「娘の不正入学」「財団資金流用」など数々の”公私混同”と”私物化”の疑惑が指摘され、国民の支持率は4%までに落ち込んでいました。

国民向け談話の中で朴氏は、「(自分の)周辺をきちんと管理できなかったことは結局、私の大きな間違いだ」と語りました。

TICAアジアも、規模も内容も違いますが、似たような疑惑にまみれた組織になってしまっているように思えてなりません。

リジョン運営が平等・公平・公正に行われているとは言えず、常にディレクターやセクレタリーによる”公私混同”と”私物化”の疑惑が指摘され続けてきました。

しかも、それは今になって始まったことではなく、3年前の新体制発足直後からのことでした。

アジアリジョン公式サイトの管理者自らが”サイトジャック”する形で、ディレクターらによる”公私混同”や”私物化の疑惑を”告発”し、それを契機に様々な問題が噴出しました。

親族の猫を審査し、高い成績を与えるという長年の慣習も正されることなく続いています。(※TICAのルール上、違反というわけではありません)

リジョン会計は長年にわたり不透明であり、リジョンスタッフの飲食費に流用されてきたとの”噂”が絶えなかったのは衆知の通りです。

リジョン会計を透明化し、誰でもチェックできるようにすれば、そうした”疑惑”は晴れるのですが、どういうわけかそうした努力をしようとする気配は全く見られませんでした。

アジアディレクターがオーナーを務めるアジア最大のTICA公認クラブでは”動物虐待”まがいのショーが静岡で開かれ、「罰金」と「ショー禁止」(1カ月)の処分が科されましたこともありました。

しかし、クラブが処分されただけで、そのショーの開催に全面的に関与してきたディレクターやセクレタリーが責任を問われることも、自主的に責任を取ることもありませんでした。

TICAアジアにおけるディレクターの支持率、リジョンオフィスの支持率がどのくらいか測るすべはありませんが、仮にTICAアジアの30年余りの歴史の中で、最低水準にあえいでいたとしても不思議ではないでしょう。

朴槿恵大統領は今回の談話で、「心を痛めた国民の皆様の姿を目にし、私自身100回でも謝罪を申し上げることが当然の道理だと考えています」と話しました。

TICAアジアの状況を考えると、朴槿恵大統領の方が潔く、韓国の政治の方が”自浄作用”があるように思えてなりません。

TICAのディレクター選挙は3年に1度巡ってきますが、英国のEU離脱、トランプ米大統領誕生など、立て続けに”地殻変動”ともいえるような激震が世界に走るこのタイミングで再び巡ってきたことは、単なる偶然ではないでしょう。

これで、TICAアジアという「趣味の世界」だけが旧態依然としてこのまま変わらないとしたら…。

それはとても怖いことだと思わずにはいられません。

リジョンセクレタリーから”奇妙な”メール連絡(1)

27日(日)の夕方、アジアリジョンセクレタリーから、”奇妙” なメールが届きました。

まずはそのメールの主な内容をお読み頂ければと思います。


「さて、2017年3月~ 4月に開催予定のクラブにお問い合わせしています。

現在3/4日~5日に予定している○○○ショーは現時点で会場確保が出来ずにおります。

このような状態は各クラブが抱えている問題と認識していますが、 リジョンの予定に記載されている以上、 いきなりのショー開催不可連絡は避けて頂きたいと思います。

ショー予定のクラブは開催予定の60日前までには「開催か、 中止か、1日開催に変更か」の連絡を□□(セクレタリー名) までお知らせいただきますよう、 ご協力お願いいたします。

全日開催不可の場合は、 当該日にショー開催可能なクラブがTICAへペナルティーを支払 った上でショー開催する方向で検討します」--。


私がなぜ、”奇妙”に感じたかと言うと、ショーを開きたいクラブが別にあって、そのクラブが代わりにすることが前提にある書き方に思えたからです。

なぜなら、もしショー会場がまだ見付かっていないクラブがあったなら、みんなで探してあげればいいだけの話ではないでしょうか。

なぜ、別のクラブが出て来て、「ショー開催可能なクラブがTICAへペナルティーを支払 った上でショー開催する方向で検討します」という話になるのでしょうか…。

少なくとも私が考える新しいリジョン運営はみんなが協力し、助け合うものであって、ショー会場を見付けられずにキャンセルになった日程に、ショー会場を確保した別のクラブが入るといったものではありません。

アジアディレクターやセクレタリーをはじめ、リジョンを挙げてみんなが協力して探せば、きっと見付かると思います。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月28日 (月)

メンバーの「声なき声」に耳を澄まして(8)

Noisy Minority(ノイジー・ マイノリティ)とも言える「声高な少数派」「やかましい少数派」がいると、健全な意見交換や議論が成立しない傾向が強くなってしまいます。

「Standard」に沿った真面目な意見や、TICAの「Rule」の解釈を巡る真剣な議論は、感情的な「声高な少数派」「やかましい少数派」の”声”によってかき消されてしまうのです。

TICAアジアの多くのメンバー・出陳者が求めているのは、有力クラブ員の猫だからファイナルに入れてもらうことでも、有力クラブ員の猫だからベストにしてもらうことでもないはずです。

どこのクラブだろうが、TICAの「Rule」通りにショーが開かれ、どのクラブ員の猫だろうが、「Standard」に沿って公平に審査され、その結果としてファイナルに残り、ベストになることを望んでいるのではないでしょうか。

私が耳を澄ませて聞こえてくる声は、そうした”声”に他なりません。

しかし、自分のクラブに対する”内向き”志向が強過ぎ、意に沿わないメンバーを締め出そうという”排除”志向が加わると、そうしたSilent Majorityの「声なき声」は耳に入らず、周囲の”声高”で”やかましい”有力クラブ員の”声”ばかりが聞こえて来てしまいます。

この十年余りを振り返り、ジャッジと出陳者の間で、どれだけ「Standard」を巡る充実した意見交換ができたでしょうか?

この十年余りを振り返り、クラブ間、メンバー間で、どれだけTICAの「Rule」を巡る解釈や翻訳のあり方、適用の是非などについて中身の濃い議論ができたでしょうか?

TICAアジアのSilent Majorityを大切にし、「声なき声」に耳を澄ませることは、TICAの「Standard」や「Rule」に関する真面目で真剣な議論を促し、活発にすることにつながると思っています。

「恐ろしいほど良く当たる」?地震予測?

「恐ろしいほど良く当たる」として、「MEGA地震予測」が注目を浴びているそうです。

それによると、「12月から来年1月にかけて、南関東で大きな地震が発生する可能性が極めて高い」とか…。

地震科学探査機構(JESEA)では「最高レベル『5』の警戒を呼びかけている」そうです。

一方、西日本では、四国で危険な兆候がみられ、「レベル4」の警戒水準にあるとのこと…。特に「高知県の室戸岬、足摺岬などの動きがおかしい」としています。

報道によると、この「MEGA地震予測」は「衛星データを駆使して地殻の異常変動を観測、巨大地震を予測するというもので、22日にM7.4で震度5弱、24日に震度4の地震があった福島県を警戒地域に指定、10月に震度6弱を記録した鳥取地震も的中させている」のだとか。

この手の”予測”が当たるか当たらないか全く分かりませんし、できれば大震災は来ないに越したことはないわけですが、この機会に猫用の水・フード、猫砂などトイレ用品、避難用ケージ・キャリー、動物用医薬品の備蓄の点検はしておいてもいいかもしれません。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月27日 (日)

メンバーの「声なき声」に耳を澄まして(7)

「声なき声」は、英語でSilent Majority(サイレント・マジョリティ)と言います。

直訳すると、「物言わぬ多数派」「静かな多数派」 となります。

この対義語はNoisy Minority(ノイジー・ マイノリティ)と言い、日本語に訳すと「声高な少数派」「やかましい少数者」となるでしょうか…。

これまでのTICAアジアはまさに「声高な少数派」「やかましい少数者」が”支配”する世界でした。

「声高な少数派」「やかましい少数者」とその仲間だけが楽しみを独り占めするような趣味の世界でした。

こうした人たちは審査結果に不満があると、出陳者を平手打ちにしたり、怒鳴り散らしたりしました。

審査中にもかかわらず、ジャッジに執拗に食い下がり、審査を妨害するようなこともありました。

ジャッジが審査ケージから猫を出すのに手間取ると、「(オーナーに)代われ!」と”命令”する出陳者もいました。

私は「声高な少数派」「やかましい少数者」によるこうした”攻撃的”な言動はTICAには相応しくなく、なくなるようにしなければいけないと思っています。

「声高な少数派」や「やかましい少数者」によって、「物言わぬ多数派」「静かな多数派」の「声なき声」がかき消されないように、次のアジアディレクターはしっかりと「声なき声」に耳を澄ませ、守らなければならないと思っています。

これまでのアジアディレクターは、TICAアジアにおける「声高な少数派」「やかましい少数者」の「声」ばかりをボードに届けていたため、ボードがTICAアジアの真の姿を理解することはありませんでした。

しかし、来年からは次のアジアディレクターが「物言わぬ多数派」「静かな多数派」の「声なき声」に耳を傾け、その「声」をしっかりボードに届けなけれなならないと思っています。

2016年11月26日 (土)

メンバーの「声なき声」に耳を澄まして(6)

次のアジアディレクターは、みなさんの「声なき声」をTICAのボードにしっかり届ける役割も担わなければならないと思っています。

アジアディレクターは特定のクラブ、特定のクラブ員やメンバーの「声」の代弁者であってはならないはずです。

政治家が「国民の声を国政に届ける代表」であるならば、アジアディレクターはTICAアジアメンバーと出陳者の「声」をボードに届けるための代表であらねばならないでしょう。

この10年余りを振り返り、TICAアジアメンバー・出陳者の「声なき声」がしっかりボードに届けられていたと言えるでしょうか。

私は全くと言っていいほど届いていなかったと思っています。

ボードに届いていたのは、特定のクラブ、特定のメンバーによる特定のクラブ、特定のメンバーを締め出し、排除するための「声」だけだったのではないでしょうか。

ボードの「声」がTICAアジアに届くこともなければ、TICAアジアの「声」もボードに届かないという、まさに”Isolated”なリジョンだったと言っても過言ではありませんでした。

みなさんの「声なき声」を拾い上げるには、アジアディレクター自らが”アンテナ”を高く広く掲げなければなりません。

何の努力もせずに、みなさんの「声」が自然に入ってくるということなどあり得ません。

もし、私がディレクターに当選したら、これまで以上に”アンテナ”を高く広く掲げ、「声なき声」に耳を傾け、みなさんの”声”をボードに届けられるようにしたいと思っています。

2016年11月25日 (金)

メンバーの「声なき声」に耳を澄まして(5)

「私には“声なき声”が聞こえる」--。こう言ったのは安倍晋三首相の祖父にあたる故岸信介首相でした。

次のアジアディレクターになる人にあっても、「全メンバー・出陳者の”声なき声”が聞こえる」と言って欲しいと思いますし、そう言えるようになることを目指して、「声なき声」に耳を傾ける努力を続けられる人であって欲しいと願っています。

もちろん、ここで言う全メンバーは日本人だけを指しているのではありません。

次のアジアディレクターは、韓国のTICAアジアメンバーの「声なき声」にも、真摯に耳を傾ける必要があると思っています。

TICAアジアが今のような日本と韓国だけになってしまった(プラス面、マイナス面はあるかと思いますが…)のは、日本以外のTICAアジア諸国・地域メンバーの「声なき声」にしっかり耳を傾けなかったことも原因のひとつに挙げられるのではないでしょうか。

TICAアジアメンバー・出陳者の「声なき声」に真摯に耳を傾けることこそ、私が目指しているアジアディレクター像であり、みなさんに仕えることでリーダーシップを発揮する「サーバント・リーダーシップ」の第一歩であると思っています。

証人尋問12月12日(月)の傍聴について

「出陳拒否」裁判の証人・本人尋問(12月12日(月)午前11時~、東京地裁6階609号法廷)に関しては3日のブログでご紹介した通りですが、傍聴についていくつか問い合わせがありましたので、改めてご案内します。

裁判所のサイトで「傍聴の手引」が掲載されていますので、参考にして頂ければ幸いです。
http://www.courts.go.jp/kengaku/botyo_tebiki/index.html

事前の傍聴申し込み手続きなど特別なことはありませんが、「法廷内では携帯電話等の電源はお切りくださいとなっています。

また、撮影・録音ができる機器等は許可なく法廷内に持ち込むことはできません(傍聴席でメモを取ることは可能です)

尋問スケジュールを再掲します。(※尋問の状況により予定は変わる可能性があります)

11:00 ~ 11:45 アジアリジョンセクレタリーに対する被告側証人尋問
                                        
…主尋問30分、反対尋問30分
          休憩

13:30   ~  14:30  アクト代表者に対する原告側証人尋問
                                     
   …主尋問30分、反対尋問30分

14:30  ~ 15:40  アクトクラブ員に対する原告側本人尋問
                                     
 …主尋問40分、反対尋問30分
         
休憩
16:00  ~ 17:00  アジアディレクタターであるクラブオーナーに対する被告側本人尋問
                                                                                 
…主尋問30分、反対尋問30分

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月24日 (木)

メンバーの「声なき声」に耳を澄まして(4)

東京都心では11月としては54年ぶりに初雪が降り、史上初めてとなる積雪観測となりました。

雪に”音”があることを知ったのはかなり以前のことでした。

ある人がこんなことを言っていたのです。

「雪がしんしんと降るとき、音のすることを知ってる人はどのくらいいるだろう。その音は蚕が桑を食べる音より小さい」--。

私は、TICAアジアメンバーの「声なき声」に耳を澄ませるというのは、雪の”音”を聞くのと同じようなことではないかと思いました。

聞こうと思わなければ決して聞こえてきません。寄り添い、向き合い、じっと耳を澄ませなければ決して聞こえてこないのです。

もし、TICAアジアメンバーの間で、リジョン運営への”無関心”が生じてしまっているとしたら、それはアジアディレクターとリジョンスタッフがメンバーと出陳者の「声なき声」に耳を澄まして来なかったところに原因があったのではないかと思うのです。

それが前回選挙の時の極めて高い「棄権率」に表れた気がしてなりません。

しかし、そのような状況も、この3年間で少しずつ変わって来たのではないでしょうか。

なぜなら、このブログで取り上げる様々な出来事は、メンバー・出陳者の「声なき声」の代弁者として綴ってきたものだからです。

そして、「声なき声」に真摯に耳を傾け、耳を澄ませば澄ますほど、「声なき声」はいろいろなところから自然に集まって来ることが分かりました。

もし私に、他の候補者にはない”強み”があるとすれば、それはこの3年間、聞き続け、集め続けたTICAアジアメンバー・出陳者の「声なき声」の積み重ねであると思っています。

それは、私の全く知らないところで起きた出来事もあれば、「そう言えば…」と思い当たる出来事もあります。

この経験は、もし私がアジアディレクターに当選したなら、活きてくると思っていますし、リジョン運営に最大限活かしていかなければならないとも思っています。

みなさんと力を合わせ、「声なき声」を形にして具体的な改善策につなげていければと思います。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(18)

長々と連載してきた「続・『アルター』のファイナル変更を考える」ですが、最後に思うのは一般メンバー、、出陳者、ジャッジが幅広く意見交換することの重要性です。

特に一般メンバーにとって、今回のようなルール改正を提案文書だけを手掛かりに、1カ月余りで賛否を決めなければならないのは無理があるように思います。

「議案(Agenda)」が公表された時点で、ディレクターが解説を含めてリジョンメンバーに詳しく説明し、理解を得る必要があったのではないでしょうか?

今回で言えば、「議案(Agenda)」がアップされたのは7月下旬でしたから、幅広く意見を募り、意見交換する期間が3~4カ月確保できたことになります。

私がディレクターに当選した際は、リジョンメンバーの意見や見解を聞く必要がある場合、「議案(Agenda)」公表後、解説を踏まえて素早くお伝えしたいと思っています。

ボードでの投票にあたっても、ディレクターとして「賛成」「反対」どちらにするかを明らかにし、その根拠と理由をみなさんにお伝えすることもお約束します。

単に「ルール改正案」を右から左へ翻訳して伝えれば、それでディレクターの仕事が終わりではないと考えています。

ルールを改正した場合、しなかった場合、それぞれどんなプラス面、マイナス面があるかを、多様な視点からみなさんにお伝えするのがディレクターの仕事だと思っています。

その上で、みなさんの意見を集約し、ボードに臨みます。

今回の「アルター」のファイナル表彰の改正案については、そうした本来の手順通りに行われなかったことをとても残念に感じています。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。

2016年11月23日 (水)

メンバーの「声なき声」に耳を澄まして(3)

顧客の「声なき声」に耳を傾けることは企業経営でも重要です。

どんな製品・サービスであっても、顧客の声が全て企業に届くわけではないからです。

不満を抱きながらも、苦情をぶつけない顧客は数多く存在し、このような“サイレントカスタマー”と呼ばれる人たちは、声を上げておおっぴらに批判をしないものの、二度と顧客として戻ってくることはありません。

ですから、企業は”サイレントカスタマー”の「声なき声」を聞くために、ユーザーからの声を受動的に待つのではなく、能動的に吸い上げる努力もしています。

私はTICAアジアも同じだと思っています。

不満を抱きながらも苦情をぶつけないメンバーや出陳者が実は多くいて、声を上げておおっぴらに批判しないものの、別の団体のショーに移ったり、二度とTICAアジアのショーに出て来なくなっているのではないでしょうか。

「うんざりした…」「嫌気が差した…」というTICAアジアメンバーの正直な本音も、「声なき声」に耳を傾ける努力をしなければ、決して耳に入って来ないのではないでしょうか。

「声なき声」に耳を澄ませば、何が問題となっていて、何をどう解決していかなければならないか課題も浮き彫りになってきます。

「声なき声」に耳を傾ける努力もせず、TICAアジアで起きていること、TICAアジアのメンバーがしていることに、「あれも知らない」「これも知らない」と逃げ、「責任転嫁しないでほしい」と言い訳しているようでは、何ひとつ解決しないでしょう。

“サイレントメンバー”や”サイレントエキジビター”の「声なき声」に耳を傾け、そうした声を真摯に聞くことができるディレクターによってこそ、TICAアジアは健全な組織に変わっていくと思っています。

2016年11月22日 (火)

メンバーの「声なき声」に耳を澄まして(2)

世界的な高級ホテルグループの「ザ・リッツ・カールトン」--。

ここで働く社員は全員、同ホテルの「クレド」「モットー」「サービスバリュー」などが記載された小冊子を常にポケットに携帯しています。

その中で、私が特に大切と思っている言葉があります。

それは、「クレド」の中に書かれている、「お客様が言葉にされない願望やニーズをも先読みしておこたえするサービスの心」という部分。

そして、「サービスバリューズ」に記されている、「私は、お客様の願望やニーズには、言葉にされるものも、されないものも、常におこたえします」という部分です。

これらこそ、お客様の「声なき声」に耳を傾けることの重要性を端的に示した”心得”であり、TICAアジアにおいて次のアジアディレクターに欠かせない”心構え”だと思うのです。

メンバーや出陳者の願望やニーズを先読みして応えていく姿勢が大切であり、メンバーや出陳者が言葉にしない不満や願望、ニーズも含めて常にお応えしていくという姿勢が欠かせないのではないでしょうか。

そのためには足繁くショー会場を訪れ、側近以外のメンバーや出陳者と話し、プライベートでもとことんメールや電話で意見を交わし、疑問をぶつけ合うことが出来なくてはならないでしょう。

”対話の扉”を一方的に閉ざしたり、答えづらい質問を受けたからと言って無視して”知らん顔”するようでは、「何でも気軽に相談できる身近なディレクター」になれるはずがありません。

もちろん、私がこうしたこと全てを完璧に行えると過信しているわけではありません。

しかし、 少なくともその重要性を認識し、目指さなければならないという自覚を持っていることだけはみなさんにお伝えしたいと思っています。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(17)

「審議差し戻し」「審理差し戻し」--。国会や裁判において、よくこういうことが起きます。

要は、「もう一度、良く考えて下さい」と審議や審理を戻し、議論をやり直すことを意味します。

TICAのルール改正の一般メンバー投票でも、そうした選択肢があってもいいと、私は思うのです。

特に、今回の「アルター」のファイナル表彰の要件緩和のような、一般メンバーに与える影響は極めて大きいにもかかわらず、私たち一般メンバーが投票するに当たっての判断材料が十分に提供されていないようなケースにおいて必要な気がしています。

「賛成」「反対」のほかに、「ボードへの差し戻し」という選択肢を作り、「現状の説明では賛否を判断しかねます。ボードにおいてもう一度、しっかり議論して、その結果を私たちに改めて教えて下さい」と言えるようにしてはどうかと思うのです。

今回の「アルター」のファイナル表彰の要件緩和は「アルター」の猫を持っている一般オーナーだけの改正にとどまりません。

「アルター」のタイトルが取りやすくなるということは、ブリーダーにとっては「OD(Outstanding Dam)」「OS(Outstanding Sir)」のタイトルも取りやすくなることを意味し、それは「OD」「OS」の価値の低下も招くことにつながりかねません。

しかし、私が知る限り、そのことについて誰ひとり指摘するメンバーはいないのです。

そんなに緊急性を要するルール改正ではないですし、もう少し時間をかけて議論し、十分な判断材料を私たち一般メンバーに提供してもいいテーマだと私には思えるのです。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。

2016年11月21日 (月)

メンバーの「声なき声」に耳を澄まして(1)

次のアジアディレクターはTICAアジアメンバー、そして出陳者の「声なき声」に耳を澄まし、耳を傾ける人でなければならないと思っています。

自分を持ち上げてくれる人の声にだけ耳を傾け、自分のクラブ員の声にだけ耳を傾け、自分の意に沿うブリーダー・オーナーの声にだけ耳を傾けて運営してきたのがこれまでのTICAアジアではなかったでしょうか。

もちろん、自分のクラブの運営であればそれで構わないかもしれません。

しかし、TICAアジア全体の運営と、自分のクラブの運営は全く違います。

私はこれまでのTICAアジアを、「声なき声」に耳を傾ける運営方法に変えなければならないと思っています。

それと同時に、次のアジアディレクターは「私」の”思い”を語るのではなく、「私たち」の”思い”を語ることができる人でなければならないと思うのです。

所信表明で自分の” 思い”を語っても、単に「私」の自分勝手な思いを押し付けていては、メンバー”みんなのしあわせ”とはかけ離れて行ってしまいます。

このブログをこれだけ長く続けて来られたのは、ひとえにメンバー・出陳者の”声なき声”に耳を澄まし、誰がどこでどんな辛い思いをし、誰がどんな問題で悩んでいるかに高い関心を払い続けてきたからこそに他なりません。

このブログで多岐にわたり取り上げた視点は、「私たち」みんなが楽しく、幸せなひとときを過ごすために欠かせないものであり、TICAアジアにはそれだけ多くの問題が横たわっていることの裏返しでもあるのです。

実際にショー会場に足を運ばなければ、分からないことはたくさんあります。

足を運んでも、ショー会場で起きたことの何十分の一以下でしかないでしょう。

ショー会場で何気なくすれ違うメンバー・出陳者の表情から感じることも数多くあります。

会場全体を見渡すことで、全体の雰囲気をつかみ取ることも出来ます。

次のアジアディレクターはショー会場に足繁く通い、メンバー・出陳者の「声なき声」に耳を傾ける人であって欲しいと思います。

そして次のアジアディレクターは「私利私欲」に走るのでもなく、「私」の幸せを追求するのでもなく、全てのメンバー・出陳者の喜びを自らの喜びとする人であってほしいと思っています。

久しぶりに大田区「PiO」でショー!

昨日は久しぶりに「大田区産業プラザPiO」でショーが開かれました。

いろいろなアイデア満載のショーで感動しました…。

何と言ってもロゼットが斬新なアイデアで、しかも可愛らしく、ビックリしました。

カタログも凝ったデザインで、「カタログ・オブ・ザ・イヤー」の最有力候補になることでしょう。

お店もたくさん出ていて、なかでも自然素材を活用したキャットタワーは人気でした。

広い会場だとキャットタワーなど場所を取る製品の展示もできていいな…と思いました。

いい意味でたくさんの刺激を受けたショーでした。


Scc1
《2頭エントリーしたので、ブルーとピンクのロゼットを頂きました》

Scc2_2
《デザイン、レイアウト、色遣いとも素晴らしいカタログの表紙です》

Scc4
《どれもこれも欲しいと思ってしまいました…》

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月20日 (日)

メンバーと出陳者としっかり「向き合って」こそ…

アジアディレクターは、メンバーと出陳者に「寄り添う」とともに、しっかり「向き合う」存在でもなければならないと思っています。

自分のクラブとクラブ員だけに「向き合って」いては、ディレクターは務まりません。

自分の懇意にしているブリーダーやオーナーだけに「向き合って」いても、組織はゆがみ、他のメンバーや出陳者の不満が募るばかりです。

ちょっとでも意に沿わないことがあると、「拒否」したり、「排除」したりするのは、しっかり「向き合って」いない証拠ではないでしょうか。

次のアジアディレクターは、全てのメンバーと出陳者に対し、平等・公平・公正に「向き合う」ことができる人でなければならないと思っています。

私のことを個人的に好きではないメンバーも多いかと思います。

しかし、私が当選した際には、私を好きではないメンバーや出陳者に対しても、私は常にしっかり「向き合う」つもりでいます。

ディレクターという立場から見れば、全て同じTICAアジアのメンバーであり、TICAアジアのショーへの出陳者であり、そこに私情を差し挟む余地はないはずです。

まだ投票を終えていないメンバーのみなさんには、次のディレクターを選ぶにあたり、誰なら私情や個人的な感情を差し挟まずに、全てのメンバーと出陳者にしっかり「向き合える」かを考えて選んで頂ければと思っています。

2016年11月19日 (土)

メンバーと出陳者にしっかり「寄り添って」こそ…

政治家というものが市民に「寄り添う」存在であり、本来の政治が市民に「寄り添い」ながら進めるものであるなら…。

アジアディレクターもまた、メンバーと出陳者に「寄り添う」存在であり、本来のリジョン運営はメンバーと出陳者に「寄り添い」ながら進めるものだと思います。

しかし、この10年余りに及ぶリジョン運営を振り返ってどうでしょうか…。

全てのメンバーと出陳者に、平等・公平に「寄り添う」アジアリジョンであったと言えるでしょうか…。

私は変わらなければならないと思っています。

メンバーと出陳者に「寄り添う」ことができる新しいディレクターが誕生し、メンバーと出陳者に「寄り添い」ながら協力して進めるリジョン運営を実現しなければならないと思っています。

それは、単に自分のクラブ員や仲のいいクラブ、懇意にするブリーダー、オーナーだけに、ことさら低姿勢で親切にすることではないはずです。

それは、自分のクラブ員の猫をファイナルに入れることでも、自分のクラブ員の猫をファイナルに入れるために働きかけることでもないはずです。

私は、「排除」志向のない人、「内向き」志向のない人しか、本当の意味で全てのメンバーと出陳者に対し、平等・公平に「寄り添う」ことはできないと思っています。

私が思い描く新しいTICAアジアは、心の内に「排除」志向がなく、平等・公平に「寄り添える」ディレクターとともに、全てのメンバー・出陳者が協力して創り上げていく趣味の世界です。

2016年11月18日 (金)

「ヒールを履いた猿」の教訓

誰であってもSNSの使い方には注意しなければなりませんが、特に組織のトップにおいては細心の注意が必要でしょう。

それは自分がどんな投稿をするかだけではありません。誰かの投稿にどんなコメントをするかも含まれる点は重要です。

なぜなら、読む人は、誰が誰の投稿にどんなコメントを返しているかも注意深くチェックしているからです。

トランプ氏が大統領選で勝利した後、米ウエストバージニア州のあるNPO職員が以下の投稿をFacebook(FB)にしたそうです。

「本当に爽やかな気分。センスが良くて綺麗で品位のある大統領夫人がホワイトハウスに戻ってきた。ヒールを履いた猿には見飽きた」--。

実名こそ書きませんでしたが、誰もが「品位のある大統領夫人」とはメラニア・トランプ夫人、「ヒールを履いた猿」とはミシェル・オバマ大統領夫人と読み取るでしょう。

問題はこの後です。

米ウエストバージニア州のクレイ郡の郡長がこうコメントを返してしまったというのです。

「あなたのおかげで良い一日になりました」--。

元の投稿だけなく、郡長の返信コメントにも非難が殺到。ネット上ではNPO職員と郡長の2人の辞任を求める運動が起こり、約16万7000人の署名が集まったとのこと。

結局、郡当局はこの郡長の辞任を発表することになりました。

私は、次のアジアディレクターはSNSをフル活用できる人でなければならないと思っています。

しかし一方で、SNSを正しく使える人でなければならないとも思っています。

軽はずみな投稿をしたり、誰もが首をかしげるような投稿に不用意なコメントをするようではディレクターは務まらないのではないでしょうか。

私がディレクターに当選した際には、FBやTwitterを正しい使い方でフル活用し、みなさんへの情報提供ツールの多様化にも努めたいと思っています。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(16)

「ファイナルに残すに値しない猫は見たくない」--。

海外の一般メンバーからはこんな意見も出ています。

出陳者/見学者にとっては、確かに「アルター」に限らず”本音”かもしれません。

「ファイナルに残るだけあって素晴らしい」と思えるからこそ、自分の猫が負けても素直に拍手をして讃えられるいうものでしょう。

このメンバーはさらに、「アルター」に限らず、全てのクラスのファイナル表彰のあり方を「アップデートする必要があると思う」とも話しています。

「なぜ、カウント20頭まではTOP5なのか?」「なぜ、カウント25頭になるとTOP10になるのか?」--。

そのメンバーの言葉をそのままご紹介すれば、以下のようになります。

「We need to take a serious look at the system and tweak it so it works for all of us」--。

「take a serious look」は「真剣に目を向ける」、「tweak」は「機能を改善するために微調整する」ことを意味します。

この点に関しては私も同感で、「アルター」のファイナル表彰のあり方を変えるのであれば、全体の見直しも念頭においてすべきではないかと思っています。

仮に今回の改正案が通り、「アルター」のファイナル表彰の要件緩和をするのであれば、次のステップへと進んで欲しいですし、逆に改正案が通らなくても、TICA全体におけるファイナル表彰のあり方を見直す中で、再検討すべきではないかと思っています。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月17日 (木)

“公私混同”や“私物化”は致命的…

“公私混同”や“私物化”は、仮にそれが疑いであったとしても、時として選挙や政権に致命的な打撃となることは、今さら指摘するまでもないかと思います。

米大統領選において、ヒラリー氏のアキレス腱となったのは「私用メール」問題という “公私混同”の疑いでした。

韓国で起きていることもまた、早い話が “公私混同”と“私物化”のスキャンダルであり、朴槿恵(パク・クネ)大統領が “公私混同”し、国政を“私物化”したことに国民の怒りが爆発したわけです。

たとえ、 “公私混同”や“私物化”の疑いが「グレー」であったとしても、それなりの地位と責任ある立場にある人は限りなく「白」に近い「グレー」でなければならないでしょう。

TICAアジアも全く同じではないでしょうか。

アジアリジョン公式サイトの使い方においては、“公私”の区別をしっかり“線引き”し、全メンバーに対し、平等・公平・公正に活用すべきだと思っています。

各ブリーダーサイトで発信すること、クラブサイトで発信すること、そしてリジョンサイトで発信することは、しっかり区別されるべきでしょう。

私がディレクターになった際は、リジョンサイトで情報を提供するにしても、“公共性”が高いか低いかをしっかり判断し、情報の重要性に応じて掲載する場所を選ぶことをお約束致します。

特にリジョンサイトのトップページはTICAアジアの“顔”になるわけですから、“顔”に相応しい重要性の高い情報を優先して載せていきたいと思っています。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(15)

現在のTICAの「アルター」の猫の水準が極めて高くなっているという前提に立つなら、ABリングにおいて25頭を下回るカウントでも「ファイナル表彰をTOP10とすることは素晴らしいことであり大賛成」との意見もあります。

それだけ「アルター」全体の水準が上がっているのであれば、ファイナル表彰に値するアルターの猫も増えているということであり、できるだけ多くの猫をファイナル表彰してジャッジがコメントを加えて披露することは、TICA全体にとっても有益であるとの考え方です。

確かにそれはその通りだと思います。

ただ、それはあくまで「アルター」の猫の水準が極めて高くなっていることが大前提であることを忘れてはならないでしょう。

「キャッツ」でもたまにありますが、まるで洗っていないような感じの猫や、明らかにコンディションの悪いような猫、ハンドリングマナーの悪い猫、何らかのペナルティ対象の猫がファイナル入りしていることがあり、興醒めしてしまうことがあります。

今回の改正案に反対のジャッジの中には、ファイナル表彰の要件を緩和することで、こうした事態につながることを心配しているようです。

特にカウント10頭でも”漏れなくファイナル”になるわけですから、出陳者/見学者に与えるインパクトも大きいでしょう。

「ファイナルに残る猫はやはり違う…」と、みんなが思える水準を保てるかどうか--。

出陳者、ジャッジ双方に難しい問題を問いかけていると言えるかもしれません。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月16日 (水)

「共感」と「協調」、そして「協力」のTICAアジアへ

私が思い描く新しいTICAアジアは「共感」と「協調」、そして「協力」を大切にするリジョンです。

「出陳拒否」したり、印象操作によってクラブ員に「同調圧力」をかけたりするのではなく、たとえ意見や考えが違っていても、”実力行使”に出ないで話し合いにより解決の道を模索しなければなりません。

特に私が強調したいのは、初心者や弱い立場のメンバー/出陳者に対し、「共感」の心を持って手を差し伸べることの大切さです。

私たちは、クラブ間のトラブルや意見対立に、決して初心者や弱い立場のメンバー/出陳者を撒き込んではならないはずです。

私たちは、初心者や弱い立場のメンバー/出陳者に対し、ある特定のクラブにあなたの猫をエントリーしてはならないとか、ある特定のメンバーと話してはならないと、強いるようなことをしてはいけないはずです。

誰が誰の”スパイ”だとか、誰は”裏切り者”だとか、メンバーの誰に対してであっても、決して不快な思いをさせてはなりません。

私が当選したら、クラブ間のトラブルや対立に初心者や弱い立場のメンバー/出陳者を巻き込ませず、不快な思いをさせず、守るべく努力することを約束します。

これからは、TICAアジア全てのクラブとメンバーは対立するのでなく協調して補完しあい、相互に排除しあうのでなく、協力していくことを目指したいと思っています。

「共感」 「協調」「協力」に基づいた新しいTICAアジアをみなさんと一緒に創っていきたいというのが私の願いです。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(14)

海外のベテランジャッジの間からは「長いTICAの歴史を振り返ってみると…」と言った意見も出されています。

それは、TICAの黎明期の「アルター」の猫の水準を思い返して欲しい…ということのようです。

その当時に比べると、現在の「アルター」の水準はとても高くなっている。それは現在のファイナル表彰の仕組みによって成し遂げられたもので、ファイナル表彰の要件を緩和すると損なわれてしまう恐れがあるというものです。

そう言われると、確かにこの意見にも一理あるように思えます。

ただ、最大のポイントは、要件緩和が本当に「アルター」の水準を落とすことにつながるかどうかでしょう。

ルール改正に賛成のジャッジからは「それは杞憂ではないか…」という声もあります。

例えば、カウントが21頭の場合、現状はTOP6をファイナル表彰しているわけですが、ルール改正案が通ればTOP10になります。

これについて、あるジャッジは「(残る16頭から)あと4頭を選ぶだけのことであり、それがアルターの猫の水準を落とすことにつながるとは思えない」といった発言をしています。

はっきりした予測ができない問題だけに難しいと言えますが、それでも多くのジャッジが意見を出し合い、その意見を一般メンバーが知る必要はあると思います。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月15日 (火)

「瓜田に履を納れず」「李下に冠を正さず」…

もし、アジアディレクターに「リーダーシップ」が必要だとすれば、私は「瓜田に履を納れず」「李下に冠を正さず」の精神を率先して示すことではないかと思っています。

それはショーの審査においても、メンバーへの接し方においても、リジョンサイトの使い方においても同じです。

「平等」「公平」「公正」が原則であり、アジアディレクターとリジョンスタッフにあっては”公私混同”や”私物化”を疑われるような言動は厳に慎まなければならないと思っています。

アジアリジョン公式サイトはあくまでTICAアジアメンバー全員のためのものであって、限られた一部のキャッテリーやブリーダーのものではありません。

仮に偏った使い方しかされていないようなら、偏らない使い方がされるように改善するなど”Scrap & Build”すべきであり、それがディレクターとリジョンスタッフの”責務”でしょう。

これまでのTICAアジアの問題点は、長年にわたる馴れ合いの関係によって、小さな”公私混同”や”私物化”が積み重なり、感覚が”麻痺”してしまったところにあると感じています。

リジョン運営の求心力はディレクターとリジョンスタッフが”公私混同”や”私物化”を疑われる言動を排してこそ培われ、”公私混同”や”私物化”が疑われれば求心力は失われます。

私がディレクターに当選したら、ディレクターとリジョンスタッフは”公私混同”や”私物化”を疑われるような言動のないリジョン運営を心がけたいと思います。

みなさんと一緒に新しいTICAアジアを創っていくためにも、「瓜田に履を納れず」「李下に冠を正さず」の精神を率先して示していくことをお約束致します。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(13)

今回の「アルター」のファイナル表彰の要件緩和は細かく見ていくと、いろいろと考えさせられます。

海外のメンバーがこんな具体例を挙げて、疑問を呈していました。

例えば、LHアルターが9頭、SHアルターが1頭のケースです。

今回の改正案が通れば、ABリング(LH9頭+SH1頭=10頭)はいわゆる”漏れなくファイナル”になります。

しかし、SPリングは改正案の対象ではありませんから、従来通り「TOP5」のファイナル表彰となり、LHのSPリングでは4頭がファイナルに残れません。(SHは1頭なので、SHのSPリングも”漏れなくファイナル”です)

つまり、「改正案が通ると、ABリングよりSPリングの方がファイナルに入るのが難しくなってしまい、それはおかしいのではないか」と言うのです。

確かに一般論から言えば、SPリングよりABリングの方が競争が激しくなるはずです。

しかし、改正案が通ると、LHとSHのカウントのバランスによっては、こうした事態も起きるというわけです。

本来はボードにおいて、様々なケースを検証した上で、改正案を一般メンバー投票にかけるのが本来の姿だと思うのですが、なかなかそうはなっていないようです。

少なくともTICAアジアにおいては、意見を幅広く集めることも集約することもしていないわけですから、もう少し時間をかけて考えてもいいような気もします。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月14日 (月)

「活動歴の長さ」が敗因になる理由…

今回の米大統領選では、「活動歴の長さ」が勝敗の行方を左右する大きな要因のひとつとなったのは特筆すべきでしょう。

ヒラリー氏は「ファースト・レデイー」を務めた後、「上院議員」に当選し、オバマ政権では「国務長官」まで務めた政治キャリアを誇り、選挙でもその実績を強調しました。

彼女の政治活動を広義にとらえれば30年近い活動歴がありました。

しかし、この長い「活動歴」は選挙戦でプラスになるどころか、逆にマイナスに働き、敗因のひとつになったのです。

なぜなら、トランプ氏が「あなたは30年も政治家をやってきて何ひとつ問題を解決できなかった」「何も変えられなかった」と指摘したからです。

TV討論会などでもトランプ氏はたたみかけました。「あなたはなぜ何もして来なかったのか」--。

この指摘は、現状にうんざりし「変わって欲しい」「変えて欲しい」と願うアメリカ国民の心を幅広くつかみました。

暴言や屁理屈が多いトランプ氏ですが、ヒラリー氏の「活動歴」を巡るこの指摘には頷かざるを得ません。

TICAアジアも同じでしょう。

「活動歴が長い」「ジャッジ歴が長い」ということは、TICAアジアをクリーンで健全な姿に変えようと思えばいつだって変えられたことを意味します。

アメリカ国民の多くが思ったように、長年にわたり「何も変えようとして来なかった」「何も変えられなかった」人に”変化”と”変革”を託すことは出来ないというのは、とても自然な心情であったと言えるかもしれません。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(12)

昨日は「アルター」に力を入れているキャットクラブのショーがありました。(もちろん、他のクラスにも力を入れられています…)

「アルター」の猫さんを持つ一般オーナーの方々が増えると、やはりショー会場の雰囲気も華やぎます。

千葉県成田市からお越しの出陳者の方からは美味しい「きのこご飯」と「お総菜」の差し入れがあり、特にかぼちゃスープと塩ゆで落花生は絶品でした。(※落花生は大きくて、「さすが千葉産は違う」と思いました…)

”定番”の唐揚げも人気が高く、この出陳者ご夫婦のベンチングまでレシピを聞きに来ていた人もいました。

朝からお腹いっぱい食べてしまった方も多かったのではないでしょうか…。我が家ではお昼のお弁当を持ち帰り、夕食にしたほどです。

さて、「アルター」ファイナル表彰の要件緩和の続きですが、海外のジャッジや一般メンバーの間からどんな意見が出ているかをご紹介したいと思います。

ある米国ジャッジが西海岸のショーを引き合いに出していました。

そのショーでは20頭のアルターが出ていたそうですが、なんとこのうち15頭がすでに「IW」を持っている猫だというのです。

それだけ「アルター」クラスは素晴らしい猫が多く、そして競争が激しいというわけです。

ただ、これが特異なケースかどうか、欧米各地でこうした状況であるかどうかは分かりません。

世界各地のショーで実際どうなっているのか、データを示し、それをし っかり分析する必要があるように思えます。

私が当選し、ボードメンバーになった際は、みなさんに判断材料となるデータを示せるように努力したいと思っています。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月13日 (日)

集った人たちと「ともに学び」「ともに楽しむ」…

「あなたのクラブは迷惑だ」「(そっちはそっちで) 自由にやればいい」「別の猫サークルを作って楽しめばいい」--。

仮に誰がディレクターに当選したとしても、こう言ってくるようなディレクターのもとで、 どうして一致団結して公平・ 公正な道を歩めると言うのでしょうか。

3年前に「Write-in」 での当選を目指されたジャッジさんが呼びかけた、「 もっと多くの方にキャットショーに参加してもらい、 楽しみを分かち合いたい」という”理念”が、あのようなことを言うようなディレクターのもとで、どうして実現できるというのでしょうか?

アクトは小さいクラブなので、クラブ員の出入りはほとんどありませんが、それでも意見が合わないからと言って、クラブ員に「お辞めになって…」などと一方的に”排除通告”したことはありません。

クラブオーナーだろうが、クラブ代表者だろうが、ジャッジだろうが、ベテランブリーダーだろうが、 初めてショーに参加した人だろうが、 そこに集った人たちと「ともに学び」「ともに楽しむ」のがTICAのショーなのではないでしょうか。

「もっと多くの方にキャットショーに参加してもらいたい」という思い、その多くの方々と共に「楽しみを分かち合いたい」という思いは、私が大切にしてきた思いでもあります。

意見の合わない人を排除して、閉鎖的な組織にしてしまっては決して楽しくないでしょう。

多くの人が参加し、みんなで協力してこそ楽しさは2倍、3倍になり、それを分かち合ってこそさらに楽しさは4倍、5倍に膨らむのだと、私は思っています。

2016年11月12日 (土)

「身近なディレクター」と「開かれたリジョン」を目指して

「何でも気軽に相談できる身近なディレクター」、そしてそのディレクターによる「開かれたリジョン」の実現--。

これもまた3年前、「Write-in」での当選を目指されたジャッジさんが掲げた”スローガン”のひとつでした。

しかし、この3年間を振り返り、果たして「何でも気軽に相談できる身近なディレクター」が居たと言えるでしょうか?

「開かれた」リジョンが作られてきたと言えるでしょうか?

しっかりした判断基準を持っていなければ、あっちのメンバーの意見に左右され、こっちのメンバーの意見に左右され、ふらふらするだけに終わり、リジョン運営は混乱を極めてしまうでしょう。

何よりディレクターの意見がクルクル変わって一番困るのは、振り回されるクラブであり、一般メンバーであり、一般の出陳者です。

何が間違っていて、何が正しいかを客観的に判断できる”目”と”耳”を持たなければ、やはりリジョン運営は混乱を来してしまいます。

一方、「相談したいな…」「問題解決を頼みたいな…」と思っても、いつキレて怒鳴り出されたり、威圧されたりするかとビクビクするようでは気軽に相談などできません。

誰なら「何でも気軽に相談できる身近なディレクター」になることができ、適切なアドバイスを受けられるのか--。

誰ならメンバーの声、出陳者の声に真剣に耳を傾け、「願い」や「期待」を形にしてくれるのか--。

そして、誰ならメンバーとの”対話”と”協力”を通じて「開かれたリジョン」を実現することができるのか--。

それを考えて投票しなければ、次の3年もまた同じようなことが繰り返されることになってしまうのではないでしょうか。

2016年11月11日 (金)

時代が”後押し”してくれている…

日本人(特に都民)にとって、今年はとても印象に残る”選挙YEAR”になることだと思います。

東京都知事選での小池百合子知事の誕生、そして米大統領選でのトランプ氏の大勝利--。

両方とも、「もううんざり…」「変わって欲しい」「変えて欲しい」という都民や国民の強い「願い」と大きな「期待」が背景にありました。(英国のEU離脱の国民投票もEUの現状に嫌気が差した国民が”変化”を求めたものでした)

そして、TICAアジアメンバーにとってはもうひとつ、次のアジアディレクターを決める選挙もあるわけです。

時代は私たちを後押ししてくれています。

都民、米国民、英国民の”庶民”が募らせた「不満」は、TICAアジアにおける一般メンバー、一般出陳者の「不満」とぴったり重なります。

こんなに大きく世界が変わる中で、TICAアジアだけがこれまでの路線を継承し、「これまでの人たち」による「これまでの運営」を続けて行っていいはずがありません。

メンバーの心の中に「変わって欲しい」「変えて欲しい」という「願い」と「期待」があれば、必ずやTICAアジアは「公正で開放的」「誰でも楽しめる」組織へと変われると思います。

それはディレクターが独善的な「強いリーダーシップ」で成し遂げるものではありません。

メンバー全員が力を合わせて実現していくものだと思っています。

そのために次のディレクターは、メンバー全員の”衆知”を集めることが大切であり、私が当選した際にはこれまで以上にみなさんの「意見」「アドバイス」に耳を傾け、協力を仰ぎ、素直に教えを請いながら運営していきたいと思います。

みんなで創るアジアリジョン、みんなで運営するアジアリジョンをぜひ実現したいと思っています。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(11)

今回の改正案を巡っては、個人的にTICAのボードにも”注文”があります。(TICAのボードを批判したり非難したりしているわけではありません…)

ルール改正案の賛否の判断を一般メンバーに委ねるに当たり、 その説明が必ずしも"Members First(メンバーのことを第一に考える)"になっていないのではないかと思ってしまうのです。

「アルター」のルール改正案を巡っては、多くのメンバーが参考にするであろう賛否の意見は、「賛成意見」が2つ、「反対意見」が3つしか掲載されていません。

もちろん、「Agenda」には、提案者による提案理由が「A4」 1枚にびっしり書いてありますから、 提案理由自体はそれをひっくり返して読めばいいのかもしれませんが、果たしてそれで”Members First”と言えるでしょうか。

ボードではおそらく様々な賛否の意見が出たでしょうから、 私たちが参考にできる「賛成意見」「反対意見」 があればもっと詳しく書いて欲しいところです。

それと、もうひとつ”注文”を付けたいのは、 意見や見解はいいとしても、 できればしっかりとした根拠も示して欲しいと言うことです。

先日もお伝えしましたが、「賛成理由」 のひとつとして、英文の改正案説明書には「May increase cat counts in Alter class(アルターのカウントが増えるかもしれない)」とありましたが、その根拠は示されていませんでした。

こうした楽観的な推測は何も言っていないに等しく、 何らかの根拠を示してもらわないと、私たちは戸惑ってしまいます。

ルール改正案の投票に当たり、ボードとしてまだまだ” メンバー目線”の説明がなされていないように感じます。

私たち一般メンバーが理解できるように分かりやすく説明を尽くしているか--。

私たち一般メンバーが改正案の趣旨を理解した上で投票できるように十分な判断材料を提供しているか--。

私がディレクターに当選できた際には、ボー ドの場において、こうした点もできる限り工夫する働きかけをしていきたいと思っています。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月10日 (木)

ここまで”変化”と”変革”を求める声が強かったとは…

「反既成政治、世界のうねり」(毎日)、「既成政治批判、支持集める」(朝日)、「既成政治批判し逆転」(読売)、「現状の拒絶、奔流に」(日経)--。

今朝の朝刊は「トランプ新大統領誕生」の報道で溢れました。

それにしても改めて驚くのは、長年続いた「既成政治」への”不満”の大きさであり、普段大きな声は上げずとも”変化”と”変革”を求め続けていたアメリカ国民の多さでした。

米民主党は8年前、「Change!」「Yes, We can!」を掲げてオバマ氏が登場しましたが、国民が期待したほどは変えられなかったということなのでしょう。

TICAアジアも6年前、「TICAアジアを変えてくれるのでは…」との期待を背負ったディレクターが誕生しましたが、何も変わらないばかりか、”既成勢力”と手を組み、旧態依然たるリジョン運営を続けることになりました。

3年前にはTICAアジア最大を誇るクラブオーナーがディレクターに返り咲き、今日に至ったわけです。

「トランプ旋風」の本質についてある報道は、「既存の政治は支配層に牛耳られ、庶民の声が届かない。我慢の限界に達した低中所得層や白人層が主流派に見切りをつけ、本物の変革を求めて非主流派に乗り換えた」と分析しました。

今のTICAアジアもまた、既存の”支配層”によって、一般出陳者、一般メンバーの声が届かないリジョン運営が続いてきました。

TICAはショーだけの団体でもなければ、勝ち負けを競って一喜一憂する趣味の世界でもありません。

「ショーで良い成績を付ける」ことを求心力とした”支配層”による「クラブ運営」「リジョン運営」は変わるべきでしょう。

「スタンダード」や幅広い猫種の知識を学ぶ--。

猫の病気や治療について一緒に勉強する--。

より良いブリーディングをともに目指す--。

動物保護のあり方や何ができるかをみんなで考える --。

今こそ、一部の”特権”クラブや”特権”クラブ員に偏り過ぎたリジョン運営を改め、バランスの取れた運営の仕方に”変革”すべき時ではないでしょうか。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(10)

海外のジャッジの間では、「アルター」のファイナル要件の緩和について賛否の議論が出ています。

それはルール改正案説明書の反対理由の3番目にも掲げられていることに関してです。

原文をご紹介すると、「Judges may be forced to award Finals to alters that are, in their opinion, not worthy of them」の部分です。

アジアリジョン公式サイトの翻訳では、「審査員は自分自身の意見によらず、猫が賞に値しない場合にもファイナルに残さなければならなくなる」 となっています。

これでも意味は通じると思いますが、より忠実に訳すなら、「ジャッジはその猫がファイナルに残すに値しない猫であると思っても、ファイナル表彰を強いられるようになるかもしれない」となります。

確かに、そうした懸念は出て来るかもしれません。

例えばカウントが10頭だった場合…。改正案が通れば、10頭全てがファイナル表彰を受けることになります。

その際、ジャッジが「確かに5頭は非常に素晴らしく、ファイナルに残したいと思ったけれど、残り5頭はファイナルに残すにはちょっと…」と感じた場合でも、基本的にしっかり順位を付けてファイナル表彰しなければならなくなります。

もちろん、これは「WW」や「DQ」を除いての話ですが、一部ではルール改正案が通ればジャッジは審査を甘くせざるを得ず、仮に「WW」や「DQ」の対象であっても大目に見て、ファイナル表彰するようになってしまうのではないか、と言った声も出ています。

改正案に反対のジャッジは「そうしたことはいかがなものか…」という訳です。

ただ、これは今回の「アルター」のルール改正案に限った話でないことも事実でしょう。

例えば、カウントが5頭以下の場合、SPリングでもABリングでも、いわゆる”漏れなくファイナル”になるわけです。

仮に「WW」や「DQ」対象であってもファイナル表彰するようになってしまうのではないか…と言った懸念も、日本では自分のクラブ員や懇意にしているブリーダーの猫を優先し、そうした猫なら失格対象であろうとファイナルに残し、「ベスト」にしてきたケースもありました。

こうして考えを広げていくと、性善説に立ったルール改正では解決できない問題があることにも気付かされます。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月 9日 (水)

米大統領選、トランプ氏「当確」の衝撃

英国のEU離脱が決まった国民投票に続く、衝撃の結果となったようです。

政治経験も行政経験も軍歴もない異端の候補、トランプ氏が事前の”下馬評”を覆し、前国務長官のクリントン氏を破って当選を確実にしました。

個人的にはヒラリー氏の選挙スローガンに共感していただけにとても残念ですが、それ以上に衝撃を受けたのはトランプ氏の「勝因」です。

それは既存の政治体制、長年続いた民主党政権にうんざりし、特権階級層に嫌気が指していたアメリカ国民が想像以上に多かったことであり、「腐敗した政治家が勝利するようなら米国はおしまいだ」とのトランプ氏の訴えが浸透したという事実です。

トランプ氏は投票直前も各地を回り、「クリントン氏は最も腐敗した大統領候補だ。不正に操作されたシステムの守られている」と語り、民主党政権と決別し、既存の政治システムを根底から変える必要性を訴え続けました。

クリントン氏がトランプ氏の指摘通りの「最も腐敗した大統領候補」であったかどうかは別にして、白人中低所得層を中心にアメリカ国民の心を捉えたことは確かでしょう。

TICAアジアも、ある意味において組織が腐敗し、「TICAはもううんざり…」「TICAのショーには嫌気が差した」というメンバー、出陳者が増え続けていることは事実です。

ディレクターの”威”を背景に、”特権”クラブが幅を利かせ、”特権”クラブ員、”特権”メンバーが大きな発言力を持つ風潮に歯止めをかけねばならないことも事実でしょう。

そして、TICAアジアも英国や米国と同様、これまでの運営路線と決別し、変革しなければならないことも事実ではないでしょうか。

しかし、その手法と方向性は、英国や米国と同じような「内向き」であってはならないと思っています。

ヒラリー氏が問い掛けたように、「分断か団結か」と問われれば、TICAアジアにおいて必要なのは「団結」であり、TICAアジアにおいて「We need to build bridges, not walls!(壁を築くのではなく橋をかけよう!)」という呼びかけを根付かせなければなりません。

TICAアジアがクリーンで健全な組織に生まれ変わるためにも、「内向き」志向、「依怙贔屓」志向、「排除」志向と決別し、すべてのメンバーに平等に接し、公平・公正に判断できるディレクターが出て来なくてはならないと思っています。

世界が大きく変わるなか、TICAアジアも過去と決別し、大きく変わらなければならないはずです。

みんなで手を携えて変わっていけば、何も怖いものはありません。

一緒に変わりましょう! 過去と決別し、新しい道を切り拓いて行きましょう!!

続・「アルター」のファイナル変更を考える(9)

アジアリジョン公式サイトのルール改正案の翻訳がアップされ、「アルター」のファイナル表彰の要件緩和について、 以下のような翻訳が掲載されています。

「TICAはすでにアルターをスペシャリティーのクラスでLHとSHに分けており、頭数に関わらずTOP5の賞を出している。 結果、これをオールブリードクラスにおいて猫数にかかわらずTOP10の付与まで伸ばすべきではない」--。

アジアメンバーから、「このくだりが全く理解できないので、 どう解釈すればいいのか教えて下さい」 というご質問を受けました。

確かにこの翻訳だけを読んでも、 TICAで長年活動しているジャッジ、ベテランメンバーでさえ、「?」と首を傾げるてしまうかと思います。

英語の原文は以下のようになっています。

「TICA already splits the Alters into LH and SH Speciality calsses and offers a Top 5 regardless of count. As a result, this should not be a stretch to offer a Top 10 Alter Allbreed class regardless of count」--。

TICAのショーの仕組みを全く知らない翻訳家(翻訳会社) が訳すと、文脈を無視したこういう訳し方になるという典型的な事例であり、それをしっかりチェックしないとこうした訳の分からない翻訳がそのまま掲載されてしまうという典型例でもあるでしょう。

ポイントは「a stretch」の訳し方にあります。

翻訳家(翻訳会社)は、「伸ばす」 と動詞的な使い方で訳しましたが、 原文は名詞として使っていますから、「拡大解釈」や「こじつけ」 と言った意味に訳すべきでしょう。

つまり、 分かりやすい解釈を含めて翻訳すると次のようになります。

「TICAでは既にアルター(の審査)をスペシャリティー(リング)としてLHとSHに分けており、カウントにかかわらず「TOP5」(のファイナル)を提供しています。( しかしそうだからと言って)、オールブリード(=LH+SH) において、結果として猫数にかかわらず「TOP10」( のファイナル)を提供しているのだとこじつけて(拡大解釈して)考えるべきではありません」

これでもまだ分かりにくいかもしれませんが、 さらに説明を加えればこういうことになります。

「TICAではABリングをLHとSHに分けて、それぞれ「 TOP5」を表彰しているのだから、 ABリングがLHリングとSHリングを合わせたものであるからと言って、 ファイナル表彰においても10頭分を表彰しているのと同じであるとの考え方もあるかもしれませんが、そういう”こじつけ” をすべきではありません」

きっと改正案を発案する段階で、提案者に対して誰かがこういった”疑問” を呈したのかもしれません。

それに対して提案者は、ABリングが「LH+SH」 という考え方を、ファイナル表彰の数においてもそうだというように単純に考えてはならない必要性を訴えたというわけです。

まだ投票 されていない方はご参考にして頂ければ幸いです。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月 8日 (火)

「壁を築くのではなく橋をかけましょう!」

いよいよ米大統領選の投票が始まります。

ヒラリー氏は接戦州の各地を回って演説し、最後の訴えをしました。

「There is a clear choice in this election. A choice between division or unity(この選挙の選択肢は明確です。”分断”か”団結”かです」--。

「We need to build bridges, not walls!(壁を築くのではなく橋をかけましょう!)」--。

TICAアジアディレクター選挙も全く同じ状況ではないでしょうか。

ヒラリー氏が訴えたのと同じように、今回のTICAアジアディレクター選も、いわば「”分断”か”団結”か」を問う選挙です。

何か気に入らないことがあるからと言って、意に沿わないからと言って、嫌いだからと言って、そのたびに”壁”を作ってきたのがこれまでのTICAアジアでした。

「出陳拒否」という”壁”を設け、「クラブ員優先」という”壁”を作り、「自分のクラブさえ良ければいい」と”壁”を築く傾向が強まる中で、私はヒラリーさんと同じように、「壁を築くのではなく橋をかける」必要性を強く感じてい ます。

”橋”をかけることは全然、難しくありません。

「壁を築くのではなく橋をかけましょう」という側に1票を投じればいいだけなのです。

「橋をかけましょう」という思いが集まれば、自然に”壁”は消滅することでしょう。

”壁”を築いて閉じ籠もっていた人たちも、自らが築いた”壁”の外に出て、”橋”を渡って来ることでしょう。

アジアディレクターは”壁”を作るために”人柱”になるような人であってはなりません。

”人柱”のなる覚悟を持つとするなら、”橋”をかけるためにそうなる覚悟を持つ人がアジアディレクターにならねばならないでしょう。

ヒラリー氏は「To be the president for all Americans, not just some(全てのアメリカ国民のための大統領になる、(特定の)誰かのためではない)」とも熱く語りました。

TICAアジアも特定のクラブ、特定のクラブ員、特定のブリーダーのためでなく、全てのTICAアジアメンバーのためのディレクターが出て来なくてはなりません。

そして、ヒラリー氏の指摘を聞くまでもなく、「Loose cannon (米俗語で「何をしでかすか分からない危険人物」の意味)」に運営を任せてはならないのは万国共通でしょう。

まさに、「Our core values are being tested in this election (この選挙で私たちの価値観が試されているのです)」--。

みなさんで”団結”を選びましょう! みんで”橋”をかけることに努力をすれば、必ずや素晴らしいTICAアジアになると信じています。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(8)

まだ投票を済ませていないメンバーのみなさんは是非、ご参考にして頂ければと思います。(既に投票を済ませてしまったみなさんには申し訳ありません…)

ルール改正案の説明は実に難しいもので、ボードにしてもリジョナルディレクターにしても、説明の仕方次第でメンバーの判断を恣意的に誘導することもできてしまいますし、ミスリードしてしまうこともあります。

今回の「アルター」のファイナル表彰の要件緩和はその象徴例でしょう。

賛成理由のひとつとして、英文の改正案説明書には「May increase cat counts in Alter class」と書いてあります。

これについて、アジアリジョン公式サイトに載った翻訳は「アルタークラスの頭数が増える」と、断定形の記載がされています。

おそらく原文を読まず、この翻訳だけを読んだなら、「アルターの頭数が増えるならいいわね!」と賛成票を投じてしまうことでしょう。

しかし、簡単な一文であっても、ディレクターであるなら細心の注意を払わねばならないはずです。

第一に、英語の「may」の訳し方です。

一般的に「may」は「~してもよい」という「許可」の意味合い、「~かもしれない」という「推量」の意味合いのほか、契約文書などで使われる「~できる」という「can」と同じ意味合いがあります。

アジアリジョンオフィスが依頼した翻訳家(翻訳会社)は、もしかすると「ルールだから契約文書同様に、「『may』=『can』と訳せばいいだろう」と短絡的に考えたのかもしれません。

しかし、この場合は「may」を一般的な使い方である「推量」と判断して、「アルタークラスの頭数が増えるかもしれない」とすべきではないでしょうか。

少なくとも、私がディレクターであったなら、翻訳家(翻訳会社)が訳してきた文書を点検して、「mayの訳し方がおかしいのではないか。この翻訳だとメンバーを恣意的にミスリードしてしまう恐れがある」と注文を付けたことでしょう。

「may」の訳し方がおかしい…と思う理由はもうひとつあります。

この賛成理由には根拠が示されていないのです。

「アルタークラスの頭数が増える」という翻訳が正しかったとしても、「なぜ『増える』と言えるのか?」という根拠が示されていないのです。

しっかりした根拠が示されているなら、「増える」と言い切ってもいいかもしれませんが、そうでないわけですから、ここは「増えるかもしれない」とする方が自然だと思うわけです。

第二に、反対理由の訳し方との整合性です。

反対理由の2番目に英文では「May not encourage additional Alter entries」と書いてあり、アジアリジョン公式サイトに載った翻訳は「アルタークラスの出陳が増えるとは限らない」と訳してあります。

「may not」は「may」の否定形ですから、「~ではないかもしれない」「~してはいけない」「~できない」の3つの訳し方があります。

「増えるとは限らない」という訳し方は「増えないかもしれない」の別の言い回しですから、「推量否定」の訳し方を採用したことが分かります。

なぜ、賛成理由で使われている「may」は「can」の意味合いで訳し、反対理由で使われている「may」は「推量」の意味合いで訳すのでしょうか?

穿った見方かもしれませんが、もしアジアディレクターが「賛成」に導こうという意図があったとしたら、こうした恣意的な訳し方は極めて効果的であったことでしょう。

仮にそうでなかったにしても、翻訳家(翻訳会社)が訳した文章をチェックせずに右から左へ掲載したのであれば、それは”職務怠慢”と言われても仕方ないと思います。

特に、こうした「賛成」か「反対」かというセンシティブな問題を扱う説明においては、 メンバーの判断をミスリードしないように、より注意すべきでしょう。

最後に指摘したいのは、右から左へ訳すしかできないのであれば、できるだけ忠実に訳すべきだということです。

賛成理由は「アルタークラスのキャットカウントが増えるかもしれない」であり、反対理由は「追加のアルターのエントリーを促さないかもしれない」となります。

今回のはあくまでひとつの事例ですが、こうしたリジョン運営をこの先も続けて行って本当にいいのでしょうか。

「賛成」「反対」の判断はみなさんにお任せしなければなりませんが、アジアディレク ターとリジョンオフィスは正確な情報を、変なバイアスをかけることなくメンバーに中立公正に提供することが最低限の義務だと思っています。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月 7日 (月)

「公正で開放的」「誰でも楽しめる」ショーを目指して

「公正で開放的な、誰でも楽しめるものにしていきましょう!」--。

これは3年前のディレクター選挙において、「Write-in」での当選を目指されたジャッジさんによる”スローガン”のひとつでした。

しかし、この3年間を振り返ると、こうした呼びかけがあったにもかかわらず、閉鎖的な傾向はどんどん強まり、公正さとはかけ離れたショーが開催され、ついには「罰金」と「ショー開催禁止(1カ月)」の処分を受けるクラブが出ることになりました。

次の3年間も同じようなことを繰り返すのでしょうか?

そうした状況の中でショーに参加していて心から楽しめるでしょうか?

いつになったら「公正で開放的な、誰でも楽しめる」TICAアジアのショーは実現するのでしょうか?

私はこの”スローガン”に大賛成ですし、TICAアジアですぐにでも実現してほしいと思っています。

「誰でも楽しめる」ためには、「公正で開放的」であらねばならず、逆に「公正で開放的」であるなら、自然と「誰でも楽しめる」ようになるでしょう。

3年前に掲げられたこの希望の”灯”は決して消えていませんし、絶対に消してはならないはずです。

この”スローガン”がTICAアジアで実現するまで、私はこの希望の”灯”を守り、灯し続けたいと思っています。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(7)

「アルター」のファイナル表彰の要件緩和はなぜ、ABリングだけなのでしょうか--。

詳細な理由はいまひとつはっきりしませんが、ひとつだけ理由らしき事情が思い当たりました。

それはカウントによるものです。

例えば、LHとSHがそれぞれ10頭ずつエントリーがあったショーの場合、SPリングにおいてはLHとSHそれぞれで5頭ずつファイナルに残ります。

つまり、ファイナルに残る確率は50%と言えるでしょう。

しかし、このショーでABリングがあったとしたらどうでしょう?

カウントは20頭(=LH10頭+SH10頭)です。となると、ファイナルに残れるのは5頭しかいません。

ABリングでファイナルに残れる確率は25%ということになります。

しかし、今回の改正案が通れば、ABリングにおいてカウント20頭でも、ファイナルに10頭入りますから、ファイナルに残れる確率はSPリングと同じ50%になるというわけです。

これは主催クラブにとっても恩恵があるでしょう。

例えば、ABリングを多くしたショーにしたいと思う場合--。

アルターにおいてエントリーはLH10頭、SH10頭だと、ABリングでファイナルに残れるのは5頭だけ…。

アルターの出陳者にもっとファイナルに残ってもらうためにはSPリングを増やす必要がありますが、できればSPリングではなく、ABリングを増やしたい…。

「さて、どうしたものか…」となるわけです。

しかし、この改正案が通れば、カウント20頭の場合でも(それ以下でも)、10頭ファイナルができるわけです。

あくまで、こうしたカウントの場合…と言う限定条件のもとでの話ですが、これならアルターの出陳者も主催クラブも「Happy!」ということになるでしょう。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月 6日 (日)

「こんなはずではなかった…」と後悔しないために…

「こんなはずではなかった…」

せっかく新ディレクターが誕生しても、しばらく経ってから、こう後悔することほど残念で悲しいことはありません。

そうなってしまう要因はいくつもありますが、そのひとつがディレクターの”取り巻き”メンバーによるリジョン運営への参画でしょう。

もし、立候補者のこと(公約を含めて)だけを考えて、誰に投票しようか迷っているのであれば、もうひとつの視点を加えねばならないのではないでしょうか…。

それは、どの立候補者はどのメンバーと固い団結で結ばれ、どのメンバーと深い絆で繋がっているか--。

そして、その立候補者が当選すると、どういったメンバーがリジョンスタッフに入り、どんなメンバーがリジョン運営に大きな影響力を及ぼすようになるか--。

ここ最近は余り顔を見なくなったように思っても、もしかすると新ディレクター誕生を機に再び参加し始めるかもしれません。

そうしたメンバーが良識と常識を持ち合わせ、TICAアジアをクリーンに導いてくれるメンバーであれば大歓迎ですが、そうでないなら立候補者選びも慎重にならざるを得ないでしょう。

こうした考え方は特に珍しいものではなく、米大統領選でも「大統領候補は良いと思うが、副大統領候補は良くない」とか、その逆で「大統領候補は良くないが、副大統領候補は良い」といったケースが出てくるわけです。

新ディレクターの”威”を借りて存在を誇示し、権勢を振るおうとするメンバーが”取り巻き”にいる立候補者が当選すると、往々にして「こんなはずではなかった…」という事態に陥りがちです。

その点、私の場合は「メンバーファースト」「出陳者ファースト」のスローガンを通じ、特定のクラブ、特定のメンバーではなく、みなさんに平等・公平に奉仕するディレクターを目指しています。

こうした考えに賛同して頂けるメンバーとともに、分け隔てないリジョン運営をして行きますので、決して「こんなはずではなかった…」と後悔させることはないことをお約束したいと思います。

2016年11月 5日 (土)

猫界であっても重要な「現場主義」の姿勢

企業経営などでよく言われる「現場主義」--。

私は猫界のディレクターという仕事においても、「現場主義」を貫く姿勢はとても重要だと思っています。

猫界における「現場」とは、毎週末に開かれる「ショー」に他なりません。

経営において「営業の原点がお客様との接点」にあるように、「リジョン運営の原点は出陳者、ジャッジとの接点」にあるはずです。

「ショー」という「現場」を離れて、机上でいくら理想や思いをこねまわしてみても、決して問題解決にはなりません。

優れた経営者はよく、「現場は宝の山である」と言います。

「現場」には問題を解くためのカギとなる”生の情報”が至る所にあります。

絶えず「現場」である「ショー」に足を運ぶことによって、問題解決の糸口はもとより、TICAアジアを良くするためのヒントを見つけ出すことができるのではないでしょうか。

ですから私はこの3年間、どのクラブのショーだろうが、特別な事情がない限り、分け隔てなく参加してきました。

他の立候補者と比べても、参加率は格段に高いと思います。

ディレクターに当選したら、やはり特別な事情がない限り、どこのクラブのショーでも分け隔てなく、何らかの形でショーには顔を出したいと思っています。

なぜなら、もしどこかのショーで何かトラブルがあった際に、「私は実際に行ってないから分からない…」とか 、「実際に見ていないから判断できない…」では済まされないからです。

ディレクターとしていろいろなメンバー、出陳者と直接会い、いろいろな意見や要望に耳を傾けるためにも、分け隔てなく参加することは重要だと思っています。

なぜなら、分け隔てして、特定のショーしか顔を出さなかったら、結局、特定のメンバー、出陳者の意見や要望しか聞けないことになってしまいます。

アジアディレクターに当選したら多忙になり、もしかしたらこの3年間と同じというわけには行かなくなるかもしれませんが、どこのクラブのショーだろうが、分け隔てなく参加する姿勢は貫きたいと思っています。

2016年11月 4日 (金)

TICAアジアの運命が「みなさんの肩にかかっている」…

”史上最低の大統領選”とまで噂される米大統領選ですが、TICAのアジアディレクター選挙に当てはまることもあるような気がしないではありません。

それは、米ノースカロライナ州で開いたクリントン氏の支持者集会(2日)で演説したオバマ大統領の言葉に象徴されています。

彼は今回の大統領選について、「合衆国の運命がみなさんの肩にかかっている」と語りましたが、TICAも同じでしょう。

「TICAアジアの運命がみなさんの肩にかかっています」--。

彼はまた、「世界の未来が揺らいでいる。世界の未来が確実に正しい方向へ進むよう、みなさんの力が必要だ」とも述べました。TICAアジアも同じではないでしょうか。

「TICAアジアの未来が揺らいでいます。TICAアジアの未来が確実に正しい方向へ進むよう、みなさんの力が必要です」--。

そして、オバマ大統領は「公平かどうかを決める投票だ。礼節への投票だ。正義への投票だ。進歩への投票だ。民主主義への投票だ」と畳み掛けるように聴衆に訴えました。

今回のTICAアジアのディレクター選挙も同じです。

「TICAアジアのショーが公平であるかどうかを決める投票」であり、「礼節あるショーを目指す投票」であり、「TICAアジアの正義への投票」であり、「TICAアジアの進歩のための投票」であり、そして「TICAアジアが民主主義的な組織であるための投票」であると…。

こうした思いを共有して選挙に臨むことだけでも、TICAアジアはクリーンで健全な組織に向けて前進するのだと思っています。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(6)

さて、先日ご紹介した「参加することに意義がある」という名言についてですが、先日はあくまで一般的に広まっている”理解”を前提に書きました。

しかし、この言葉の真の意味はちょっと違います。

実は、この言葉はクーベルタン自身によるものではなく、教会のミサで語られた言葉をクーベルタンが引用する形で話したものでした。

クーベルタンの言葉は「『勝つことではなく、参加することに意義がある』とは至言である。人生において重要なことは成功することではなく、努力することである」というものでした。

つまり、この言葉は単に「参加する」ことに重点があるのではなく、懸命に努力し、それなりの成果を出せるように準備した人に対して向けられたものだったのです。

誰かもネット上で指摘していましたが、「何も努力しない、精進しない、頑張らない人が参加して、それを『参加することに意義がある』という言葉で賛辞を贈るものではない」ということなのです。

TICAのショーにも当てはまるのではないでしょうか。

そしてこの名言は、ドメスティック団体のショーと、TICAのショーの違いをどこに求めるのかとも密接に関連しているのではないでしょうか。

TICAのショーである以上、ドメスティック団体にはない「+α」が必要に思えてなりません。

この「+α」があってこそ、TICAのショーにおける「参加することに意義がある」であると思っています。

「Standard」を学び、他の猫種のことも勉強するという「努力」「精進」「頑張り」を加えてこそ、TICAのショーにおける「参加することに意義がある」なのではないかと思えてなりません。

TICAのショーの「アルター」においてもそうあって欲しいと思っています。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月 3日 (木)

「出陳拒否」裁判、証人尋問12月12日(月)

アジアディレクターがオーナーのクラブによる「出陳拒否」裁判(アジアリジョンショーでの「出陳拒否」を除く3回分)の証人・本人尋問は12月12日(月)午前11時から、東京地方裁判所6階の609号法廷で開かれます

これを傍聴されれば、誰が真実を語り、誰が虚偽を語っていたかが明らかになり、皆さんが抱いているほぼ全ての疑問は解けるでしょう。

傍聴は自由です。どなたでも事前の申し込み手続きなしに尋問の様子を傍聴できますので、ぜひお越し頂ければと思います。

東京地裁は「裁判所合同庁舎」の中にあり、東京メトロ丸の内線または日比谷線「霞ヶ関駅」A1出口徒歩1分、千代田線「霞ヶ関駅」C1出口徒歩5分、有楽町線「桜田門駅」5番出口 徒歩3分です。

入口は法曹関係者用と一般来庁者用に分けれており、一般来庁者用から入ります。

簡単な手荷物検査を受けて入ったら、エレベーターで6階に上がります。

庁舎は南側と北側に分かれていますが、内部はつながっているので、どちらから上がっても大丈夫です。(609号法廷は南側にあります)

各法廷の入口は2つあり、「傍聴者」用の入口から入れば傍聴できます。(※途中入廷、途中退廷も可能です)

尋問スケジュールは以下の通りです。(※尋問の進行状況により予定は変わる可能性があります)


11:00 ~ 11:45 アジアリジョンセクレタリーに対する被告側証人尋問
                                    …主尋問30分、反対尋問30分
    
休憩

13:30   ~  14:30  アクト代表者に対する原告側証人尋問
                                     
 …主尋問30分、反対尋問30分

14:30  ~ 15:40  アクトクラブ員に対する原告側本人尋問
                                    
 
…主尋問40分、反対尋問30分
    
休憩
16:00  ~ 17:00  アジアディレクタターであるクラブオーナーに対する被告側本人尋問

                                     …主尋問30分、反対尋問30分


証人・本人尋問が終われば、あとは後日、判決となります。

2016年11月 2日 (水)

”家族”の理解と協力は不可欠

米大統領選を見ていてもよく分かりますが、”家族”の役割は極めて重要です。

TICAアジアディレクターと比べては怒られるかもしれませんが、ディレクター選挙だからと言って”家族”の重要性が格段に下がるとは思えません。

ブリーダーであればなおさらでしょう。

年3回あるボードミーティングのうち、1回は電話会議ですが、2回は海外で開かれます。

仮にディレクターになったとしても、自分のブリーディングが疎かになっては元も子もありません。

理解と協力を得られていなければ、”家族”からは「自分の猫の世話も満足に出来ないで…」とか、「自分の猫の世話ぐらいしっかりした上でディレクターをするべき…」などと責められることでしょう。

逆に、自分のブリーディングが疎かになっては困るからと言って、ディレクターの責務を途中で放り出したり、中途半端に投げ出されても困ります。

自分のブリーディングがあるからと言って、「ディレクターの仕事を手伝って…」と言っても通用しないでしょう。

新たな”役割”が加われば、必ずどこかにしわ寄せが行くのは当然であり、だからこそ”家族”の理解と協力は絶対に欠かせない要素と言えます。

ディレクターという仕事を3年間にわたり、安定的かつ継続的に続けるにはディレクターの”家族”の理解と協力、献身がなければ不可能です。

投票にあたってはこうした背景も見極めた上で投票しないと、あとになって「そんな”家族”の事情は聞いていなかった…」と新たな混乱を招きかねません。

【重要】TICA投票、郵送のみなさんへ

TDS Onlineに登録されていないメンバーには、国際郵便で投票用紙が送られてきたかと思います。

この中にはブルーの「返信用封筒」「投票用紙」「投票説明書」、それに白い紙のルール改正案の説明書2枚(ベンガルのセクションメンバーの方にはLHベンガルに関する説明書があり計3枚)が入っています。

発送元はTICA本部になっていますが、宛先はブルーの「返信用封筒」に書いてある通り、独立した外部の選挙代行サービス会社、Election America Inc.がニューヨークに開設した私書箱宛になります。

返送するのはブルーの「投票用紙」だけです。

なお、「投票用紙」の下段に記載されている重要事項についてご紹介します。


あなたの投票は以下の要件を満たしていない限り、有効投票としてみなされません。

1. このオリジナルのブルーの投票用紙であること

2. 返信用封筒は同封したオリジナルのブルーの「返信用封筒」を使い、第1種郵便(米
  国では普通郵便)の切手を貼って投函すること

3. 「返信用封筒」の左上にある欄に、自分でサインを記入すること

4.米国現地時間12月7日(水)必着であること


※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

2016年11月 1日 (火)

「今、向き合わなければ影はもっ と強大になる」…

「アンデルセン文学賞」を受賞した村上春樹さんが贈呈式で行った「影の持つ意味」と題するスピーチの内容に驚きました。

アンデルセンの作品「影」を取り上げて、様々なものの影の意味について語りました。

「どんなに高い壁を作り、厳しく部外者を排除し、歴史を書き換えても、私たちを傷つけてしまうだけだ」--。

実は、私もこの作品は読んだことがないのですが、なんでも「主人公の影がいつの間にか一人歩きを始め、恐ろしい結末につながる」話なんだそうです。

村上さんは、「個人だけでなく、全ての社会と国家には影があり、個人と同様、向き合わなければならない」と指摘。「向き合わなければいつか影はもっ と強大になって戻ってくるだろう」と話したそうです。

私がお伝えしたいことはお分かりかと思います。

TICAアジアという組織には長年にわたり”影”がありましたが、誰もそれに向かい合おうとしませんでした。

「高い壁」を作り、「排除」しようとする「出陳拒否」はTICAとTICAアジアを傷付けただけでした。

静岡での”動物虐待”まがいのショーもまた、TICAとTICAアジアの信用と評判を傷付けただけでした。

この3年はまさに、向き合わなかったことで”影”が増え、広がり、強大になった3年間だったと思えてなりません。

今また、ここで向き合うのをやめたなら…。

向き合わなかったことで”影”はもっともっと増え、隅々まで広がり、もっともっと強大になってしまうように思えてなりません。

続・「アルター」のファイナル変更を考える(5)

「(勝つことではなく)参加することに意義がある」--。

これは近代オリンピックの父とされるクーベルタンの言葉ですが、もしかすると「アルター」にもこうしたことが言えるかもしれません。

一般オーナーがキャットショーに参加し、「ファイナルに残れて嬉しい」と純粋に喜び、「また次も行こう」と思う…。

その点を考えると、「アルター」はできるだけファイナルに残れるようにする改正案には「諸手を挙げて賛成!」といった声が多くなるかと思います。

先日、紹介したデータでも、「アルター」では6割の猫が「SGCA」取得済みであったわけですから、それだけファイナル上位を巡る競争は激しいとも言えます。

「ファイナルに残れて嬉しい」と思える「アルター」出陳者を増やすためには、ファイナルの枠を広げるのは良いアイデアかもしれません。

ただ、そうであるならば、ABリングだけでなく、SPリングも同様にファイナル枠を広げてもいいのではないでしょうか。

いずれにしても、「アルター」出陳者の声を丁寧に聞くこと、「アルター」出陳者の質問に答えることが重要であり、TICAアジアにおいてそのプロセスがないままに、投票を迎えたことはとても残念に思います。

私がディレクターに当選した際は、アジアリジョンの「アルター」出陳者の声をボードに届けるとともに、「アルター」出陳者から疑問や質問が出た際には丁寧に答えられるようにしたいと思っています。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

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