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2016年11月 7日 (月)

続・「アルター」のファイナル変更を考える(7)

「アルター」のファイナル表彰の要件緩和はなぜ、ABリングだけなのでしょうか--。

詳細な理由はいまひとつはっきりしませんが、ひとつだけ理由らしき事情が思い当たりました。

それはカウントによるものです。

例えば、LHとSHがそれぞれ10頭ずつエントリーがあったショーの場合、SPリングにおいてはLHとSHそれぞれで5頭ずつファイナルに残ります。

つまり、ファイナルに残る確率は50%と言えるでしょう。

しかし、このショーでABリングがあったとしたらどうでしょう?

カウントは20頭(=LH10頭+SH10頭)です。となると、ファイナルに残れるのは5頭しかいません。

ABリングでファイナルに残れる確率は25%ということになります。

しかし、今回の改正案が通れば、ABリングにおいてカウント20頭でも、ファイナルに10頭入りますから、ファイナルに残れる確率はSPリングと同じ50%になるというわけです。

これは主催クラブにとっても恩恵があるでしょう。

例えば、ABリングを多くしたショーにしたいと思う場合--。

アルターにおいてエントリーはLH10頭、SH10頭だと、ABリングでファイナルに残れるのは5頭だけ…。

アルターの出陳者にもっとファイナルに残ってもらうためにはSPリングを増やす必要がありますが、できればSPリングではなく、ABリングを増やしたい…。

「さて、どうしたものか…」となるわけです。

しかし、この改正案が通れば、カウント20頭の場合でも(それ以下でも)、10頭ファイナルができるわけです。

あくまで、こうしたカウントの場合…と言う限定条件のもとでの話ですが、これならアルターの出陳者も主催クラブも「Happy!」ということになるでしょう。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

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