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2016年11月 4日 (金)

続・「アルター」のファイナル変更を考える(6)

さて、先日ご紹介した「参加することに意義がある」という名言についてですが、先日はあくまで一般的に広まっている”理解”を前提に書きました。

しかし、この言葉の真の意味はちょっと違います。

実は、この言葉はクーベルタン自身によるものではなく、教会のミサで語られた言葉をクーベルタンが引用する形で話したものでした。

クーベルタンの言葉は「『勝つことではなく、参加することに意義がある』とは至言である。人生において重要なことは成功することではなく、努力することである」というものでした。

つまり、この言葉は単に「参加する」ことに重点があるのではなく、懸命に努力し、それなりの成果を出せるように準備した人に対して向けられたものだったのです。

誰かもネット上で指摘していましたが、「何も努力しない、精進しない、頑張らない人が参加して、それを『参加することに意義がある』という言葉で賛辞を贈るものではない」ということなのです。

TICAのショーにも当てはまるのではないでしょうか。

そしてこの名言は、ドメスティック団体のショーと、TICAのショーの違いをどこに求めるのかとも密接に関連しているのではないでしょうか。

TICAのショーである以上、ドメスティック団体にはない「+α」が必要に思えてなりません。

この「+α」があってこそ、TICAのショーにおける「参加することに意義がある」であると思っています。

「Standard」を学び、他の猫種のことも勉強するという「努力」「精進」「頑張り」を加えてこそ、TICAのショーにおける「参加することに意義がある」なのではないかと思えてなりません。

TICAのショーの「アルター」においてもそうあって欲しいと思っています。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

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