続・「アルター」のファイナル変更を考える(5)
「(勝つことではなく)参加することに意義がある」--。
これは近代オリンピックの父とされるクーベルタンの言葉ですが、もしかすると「アルター」にもこうしたことが言えるかもしれません。
一般オーナーがキャットショーに参加し、「ファイナルに残れて嬉しい」と純粋に喜び、「また次も行こう」と思う…。
その点を考えると、「アルター」はできるだけファイナルに残れるようにする改正案には「諸手を挙げて賛成!」といった声が多くなるかと思います。
先日、紹介したデータでも、「アルター」では6割の猫が「SGCA」取得済みであったわけですから、それだけファイナル上位を巡る競争は激しいとも言えます。
「ファイナルに残れて嬉しい」と思える「アルター」出陳者を増やすためには、ファイナルの枠を広げるのは良いアイデアかもしれません。
ただ、そうであるならば、ABリングだけでなく、SPリングも同様にファイナル枠を広げてもいいのではないでしょうか。
いずれにしても、「アルター」出陳者の声を丁寧に聞くこと、「アルター」出陳者の質問に答えることが重要であり、TICAアジアにおいてそのプロセスがないままに、投票を迎えたことはとても残念に思います。
私がディレクターに当選した際は、アジアリジョンの「アルター」出陳者の声をボードに届けるとともに、「アルター」出陳者から疑問や質問が出た際には丁寧に答えられるようにしたいと思っています。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。
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