続・「アルター」のファイナル変更を考える(16)
「ファイナルに残すに値しない猫は見たくない」--。
海外の一般メンバーからはこんな意見も出ています。
出陳者/見学者にとっては、確かに「アルター」に限らず”本音”かもしれません。
「ファイナルに残るだけあって素晴らしい」と思えるからこそ、自分の猫が負けても素直に拍手をして讃えられるいうものでしょう。
このメンバーはさらに、「アルター」に限らず、全てのクラスのファイナル表彰のあり方を「アップデートする必要があると思う」とも話しています。
「なぜ、カウント20頭まではTOP5なのか?」「なぜ、カウント25頭になるとTOP10になるのか?」--。
そのメンバーの言葉をそのままご紹介すれば、以下のようになります。
「We need to take a serious look at the system and tweak it so it works for all of us」--。
「take a serious look」は「真剣に目を向ける」、「tweak」は「機能を改善するために微調整する」ことを意味します。
この点に関しては私も同感で、「アルター」のファイナル表彰のあり方を変えるのであれば、全体の見直しも念頭においてすべきではないかと思っています。
仮に今回の改正案が通り、「アルター」のファイナル表彰の要件緩和をするのであれば、次のステップへと進んで欲しいですし、逆に改正案が通らなくても、TICA全体におけるファイナル表彰のあり方を見直す中で、再検討すべきではないかと思っています。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。