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2016年11月17日 (木)

続・「アルター」のファイナル変更を考える(15)

現在のTICAの「アルター」の猫の水準が極めて高くなっているという前提に立つなら、ABリングにおいて25頭を下回るカウントでも「ファイナル表彰をTOP10とすることは素晴らしいことであり大賛成」との意見もあります。

それだけ「アルター」全体の水準が上がっているのであれば、ファイナル表彰に値するアルターの猫も増えているということであり、できるだけ多くの猫をファイナル表彰してジャッジがコメントを加えて披露することは、TICA全体にとっても有益であるとの考え方です。

確かにそれはその通りだと思います。

ただ、それはあくまで「アルター」の猫の水準が極めて高くなっていることが大前提であることを忘れてはならないでしょう。

「キャッツ」でもたまにありますが、まるで洗っていないような感じの猫や、明らかにコンディションの悪いような猫、ハンドリングマナーの悪い猫、何らかのペナルティ対象の猫がファイナル入りしていることがあり、興醒めしてしまうことがあります。

今回の改正案に反対のジャッジの中には、ファイナル表彰の要件を緩和することで、こうした事態につながることを心配しているようです。

特にカウント10頭でも”漏れなくファイナル”になるわけですから、出陳者/見学者に与えるインパクトも大きいでしょう。

「ファイナルに残る猫はやはり違う…」と、みんなが思える水準を保てるかどうか--。

出陳者、ジャッジ双方に難しい問題を問いかけていると言えるかもしれません。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。

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