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2016年11月22日 (火)

続・「アルター」のファイナル変更を考える(17)

「審議差し戻し」「審理差し戻し」--。国会や裁判において、よくこういうことが起きます。

要は、「もう一度、良く考えて下さい」と審議や審理を戻し、議論をやり直すことを意味します。

TICAのルール改正の一般メンバー投票でも、そうした選択肢があってもいいと、私は思うのです。

特に、今回の「アルター」のファイナル表彰の要件緩和のような、一般メンバーに与える影響は極めて大きいにもかかわらず、私たち一般メンバーが投票するに当たっての判断材料が十分に提供されていないようなケースにおいて必要な気がしています。

「賛成」「反対」のほかに、「ボードへの差し戻し」という選択肢を作り、「現状の説明では賛否を判断しかねます。ボードにおいてもう一度、しっかり議論して、その結果を私たちに改めて教えて下さい」と言えるようにしてはどうかと思うのです。

今回の「アルター」のファイナル表彰の要件緩和は「アルター」の猫を持っている一般オーナーだけの改正にとどまりません。

「アルター」のタイトルが取りやすくなるということは、ブリーダーにとっては「OD(Outstanding Dam)」「OS(Outstanding Sir)」のタイトルも取りやすくなることを意味し、それは「OD」「OS」の価値の低下も招くことにつながりかねません。

しかし、私が知る限り、そのことについて誰ひとり指摘するメンバーはいないのです。

そんなに緊急性を要するルール改正ではないですし、もう少し時間をかけて議論し、十分な判断材料を私たち一般メンバーに提供してもいいテーマだと私には思えるのです。

※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。

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