「TICAは何をする団体か?」(5)
このブログで何か書くと、すぐ「揚げ足取り」とか「バッシングしている」とかと言ったうわべだけの”感情論”が先に立って、なかなか本質論をご理解頂けなくて残念に思うことがあります。
アジアディレクターによるリジョンショー会場での「TICAは何をする団体か?」「TICAは何を目的にしているか?」という問い掛けを巡るブログもそのひとつです。
アジアディレクターの問い掛けはとても重要な点を突いており、ランチの時間を使って話す話題としても、何の問題もないものでした。
もちろん、アジアディレクター自身がその後に話した”答え”自体は正確性に欠けるものであり残念だったと言えますが、だからと言ってこの問い掛け自体の重要性と、それを敢えてしたアジアディレクターに対する評価が色褪せるものではありません。
立候補者の「所信表明」と関連があったとは言え、極めて重要な問い掛けだっただけに、「所信表明」と切り離して考えることもできたわけです。
ですから、あの場で是非、もうひとりの立候補者にも回答を求めて欲しかったですし、私にも「この質問に答えるぐらいは構わないでしょう」と話を振って欲しかったと思います。
「TICAは何をする団体か?」「TICAは何を目的にしているか?」ということすら明確に答えられない人がディレクターに当選していいはずはなく、まして立候補者としての資格があるとは思えません。
立候補者が「所信表明」でどれだけ素晴らしいことを語ろうが、私はこの答え方次第で決着が付いたはずだと思っていますし、決着が付くのが健全な組織であるはずだと思います。