円滑にコミュニケーションが図れないのは…
今年のノーベル平和賞の授与はなかなか”平和裏”というわけにはいかないようです。
ボブ・ディラン氏は、授賞を伝えるスウェーデン・アカデミーからの再三の電話に応じず、受賞決定に関して公の場でコメントもしていません。
同氏の公式サイトからは「ノーベル文学賞受賞者」の表記が削除されたとの報道もありました。
ついに選考委員会のひとりが、こうしたディラン氏の態度について、「無礼で傲慢だ」と述べたとも…。
そして、それに対しては「『無礼で傲慢だ』という選考委員こそ、無礼で傲慢だ」という批判も出る始末…。
一連の報道を見聞きして、私は「他山の石」にしなければならないと思いました。
アジアディレクターも同じです。
TICAアジアメンバーとのコミュニケーションにおいて、絶対に「無礼で傲慢」であってはならないでしょう。
立候補者のひとりは、「出陳拒否」を巡ってアクトクラブ員の家に電話をかけてきて、「何考えてんの? ふざけたことすんなって言うの!」などと留守電にメッセージを入れました。
かと思うと、もうひとりの立候補者はアクトクラブ員に対し、「メールを頂いた場合、今後は全てクラブのスタッフに回します」と一方的に”通告”してきました。
こんなことをしていて、どうして全TICAアジアメンバーとのコミュニケーションがうまく図れるというのでしょうか…。
どんなトラブルがあろうと、どんな対立があろうと、私は「それはそれ、これはこれ」としっかり区別し、対話の窓を決して閉ざさず、礼儀正しくコミュニケーションを取り続けなければならないと思っています。
そして、私が常にそうしてきたことは、現アジアディレクターが一番、良く知っていると思います。
何かあると”凄んだり”、粗野な言葉を投げ付けたり、そうかと思うと一方的にコミュニケーションの扉を閉ざしたりするようなディレクターでは、リジョン内のコミュニケーションが円滑に進むはずがありません。
誰なら決してコミュニケーションの扉を閉ざさず、常に冷静に対応できるのか--。
ディレクターとのコミュニケーションはメンバー、出陳者ひとりひとりにとって、とても重要なことだと、私は思っています。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は17:00の予定です。