昨日の「所信表明」辞退の理由について
私が昨日のショーで、「所信表明」するのを辞退させて頂いた理由をお伝えします。
アジアディレクターからは、「TICA ASIA DIRECTOR立候補者」宛に、次のようなメールが届いていました。
「10月1-2日のCATSHOWの日曜日午後のSHOW開始前に所信表明を発表していただく時間を作りますのでご準備ください。声明文もお持ちください。出陳頭数が多いのであまり多くの時間は取れませんがお待ちしています」--。
しかし、私は以下の8つの理由により辞退させて頂くこととしました。
①ショーと、選挙や裁判といったPoliticalな事柄は分けて考えるべきであり、せっかくの楽しいショーにそうしたPoliticalな事柄を持ち込むことは避けねばならないと考えました。(※これは3年前の選挙時の反省でもあります)
②お昼の時間こそ和気あいあいと語らい合ったり、情報交換したりしたいはず…。ショー会場でPoliticalな話は聞きたくないし、読みたくないと思うのが普通ではないでしょうか。
③アジアリジョンショーの出陳者が全員、投票資格のあるTICAメンバーであるとは限りませんでした。
④土曜日だけの出陳者は無視なのでしょうか? たまたま日曜日の午後に立候補者が揃うという”御都合主義”で、「所信表明」の時間を作るような”適当さ””いい加減さ”がTICAアジアの健全性を損なう問題のひとつだったのではないでしょうか。
仮にそうした時間を作る場合には、全出陳者・ジャッジを含め関係者全員に対する公平性と平等性を考えてすべだと思います。
⑤「所信表明」を伝える機会は「TICA TREND」への「所信表明」の掲載(2回にわたり掲載可能です)のほか、各クラブのHP、ブログ、メール、さらにはSNSなど数多くの手段があり、敢えてショーに持ち込む必要性はないと考えました。
⑥私もショーに参加していましたが、それはいち出陳者(エージェント)としてであり、立候補者としてではありませんでした。
⑦従って、「所信表明」や「声明文」の類いの文書を会場内で配ることもしませんでした。
⑧もし、本当にアジアディレクターがそうした機会を作ることがTICAアジアメンバーのために望ましいと考えるなら、アジアリジョン公式サイトに特設ページを作れば済むことではないかと思いました。
少なくとも、Politicalな話題を通常のショーに持ち込むことは、「出陳者ファースト(第一主義)」のあるべき姿とはかけ離れていると思わざるを得ません。
私がアジアディレクターになった際は、日常のショーにPoliticalな話題を持ち込むことは致しません。
もちろん、TICAメンバー、出陳者のみなさまの「知る権利」にお応えするため、ルール改正等、ショーの運営・審査にかかわる重要なご案内やご報告は積極的にさせて頂きます。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。