「同調圧力」をかける人、容易に同調する人
みなさんは「同調圧力」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
もし聞いたことがなくても、「同調圧力」でネット検索するとすぐ分かります。
一時期、流行した「KY(空気読めない)」は、「同調圧力」の反語的な意味合いの言葉です。
「あの子は『KY』よね」と非難することで、「空気を読みなさいよ」と言う「同調圧力」をかけるというわけです。
子供時代にいじめに遭ったことのある人なら分かると思いますが、「同調圧力」はいじめっ子の常套手段です。
「あの子と口をきいてはいけない」
「あの子が参加する会には参加してはいけない」
「あの子と縁を切りなさいよ」等々。
いじめっ子は数々の「同調圧力」をかけて周囲を巻き込んでいきます。
そして、その「同調圧力」の効果を上げるための「印象操作」も、いじめっ子の常套手段です。
「あの子のことはみんなの嫌われ者なのよ」
「あの子の悪口をみんな言っているわ」
「あの子さえいなくなればクラスは良くなるのよ」等々。
子供時代の精神年齢を引きずったり、「自己愛性パーソナリティ障害」の傾向があると、大人になっても「印象操作」によって「同調圧力」をかける悪癖が抜けないばかりか、より巧妙になっていきます。
もちろん、周囲が精神年齢の高い大人の集団であれば、「またあの人は悪意ある”印象操作”をしている」と見抜けますし、たとえそそされることを言われても、心の中で「あの人は私に”同調圧力”をかけようとしているのね」と理解できるでしょう。
しかし、そうでないと真に受けて「そうね…。そうよね…」と不用意に受け入れてしまうのです。
そうなると、どんなにPositive & Constructiveな姿勢を示そうが、「印象操作」と「同調圧力」によって、Negative & Destructiveな人たちであるというレッテルを貼られてしまいます。
私が目指すTICAアジアは、悪意ある「印象操作」をする人がいない組織、「同調圧力」をかけて不当に誰かを排除しようとすることのない組織、「印象操作」を真に受けて、軽はずみに「同調圧力」に乗っかる人のいない組織です。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。