「議案」と「議事録」は一体で考えるべき
TICAアジア公式サイトにアップされた「2016 Annual Board Meeting議事録(翻訳)」をご覧になられたでしょうか?
残念ながら”やっつけ仕事”的なもので、これでディレクターやセクレタリーがその「責務」を十分に果たしたとは思えないのです。
第一に、「議案」と「議事録」はセットであり、「議事録」だけ翻訳して掲載しても十分に理解することはできません。
私なら「議事録」の翻訳をアップするのであれば、併せて「議案」の翻訳もアップします。
第二に、「翻訳」自体もいい加減と言わざるを得ません。
1ページ目から、何度も出てくる「Without objection」の訳が「意義なし」となっていますが、正しくは「異議なし」です。
要は、翻訳家(会社)もいい加減なら、それを受け取ったアジアディレクターなり、リジョンオフィスも右から左へアップしただけで、翻訳をチェックした形跡がないのです。
そのことは、翻訳がこなれた表現になっていないことからもうかがえます。
私がアジアディレクターに当選した際には、「議案」と「議事録」はセットでアップすることをお約束します。(※全文にするか、要約にするか、抄訳にするかは未定です)
仮に、翻訳家や翻訳会社を使ったとしても、私がしっかり監修して、TICAアジアメンバーに分かりやすい表現に改めてからアップすることをお約束します。
「速報性」と「正確性」「分かりやすさ」の3点を両立させるのはなかなか難しいですが、私がアジアディレクターになった際には両立すべく、最大限の努力を傾けたいと思います。
※本日も2本をアップする予定にしています。2本目は18:00の予定です。